10月26日（水） 2011 J2リーグ戦 第7節
鳥取 0 - 1 熊本　（19:03／とりスタ／1,994人）
得点者：53' 大迫希（熊本）
スカパー！再放送 Ch184 10/27（木）前07:30〜
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●高木琢也監督（熊本）：
「まずは、サポーターの方々が遠くまで来ていただき、サポート、応援していただいて感謝しています。前回、（天皇杯2回戦で）この地で良いサッカーができなかったので、今日はまず勝てたこと、サポーターの方々に勝利をプレゼントできたことをうれしく思っていますし、選手たちもよく頑張ってくれたと思っています。

鳥取は最近のゲーム、天皇杯が終わった後のゲームを見ても、良い状態でプレーを続けている選手が多く、当然、難しいゲームになるとは思っていましたけど、結果として勝つことができました。要因としてはまず、われわれの方が少しコンディションが良かったのかな、ということ。守備に関しては、ボールを奪うというアプローチができたのかなと思っています。ただ、先に点を取って優位に立ったんですけど、アウェイということもあって、追加点を取るには至らなかった。反省点もいくつかありますけど、（先制した後に）2点目を取りにいくということは、ハーフタイムに選手たちからも声が出ていましたし、僕自身も望んでいたことです。そのあたりをもう少し貪欲にいかなければいけないかなと思っています。ただ、連戦の中での勝利です。なかなか思うように勝てない、プレーできないかもしれないですけど、連戦では勝つことが非常に大事。一区切りとして、次の試合までにできるだけ良い状態にして、連戦の最後を勝利で終えるように頑張っていきたいと思います」

Q：長沢の欠場はケガだと思うが、ソン イニョンを起用すれば、長沢の時と大きく形が変わらないし、熊本で対戦して勝ったときにもソン イニョンが得点している。そこでファビオを代わりに起用した理由と、プレー内容については。
「ファビオについては、もともと一番やりやすいのはトップだと思う。それが一つの理由です。また、イニョンと比べた時、戦術理解の面で言うと、イニョンについては乏しいところがある。前からボールを取りにいくことを積極的にやろうと思っていたので、ファビオをトップに置きました。（チーム全体で）がむしゃらに取りにいくシーンもありましたけど、自分たちのスタートポジションからセットした状態でもボールを取りにいくことを、前回（天皇杯）よりはできたと思う。そういう意味ではファビオの方が理解力があったのかな、と思います。攻撃に関しては、（ボールが）収まるので、彼を使って周りがサポートすることで、彼の良さと、周りの良さを引き出したかったという狙いでした」

Q:得点の後、片山を入れたのは当初からの予定だったのか、状況を見たのか。
「基本的に交代を決めてやることはないので、状況を見て代えたということです。理由としては、少し（武富が）ヒザを傷めているということ。もちろんできない状態ではないですけど、状態を見て代えました」

Q:大迫のゴールについて。
「積極的に、ゴールが見えたから打つという、積極的なプレーだったと思います。ゴールキーパーのポジションを見ていて打ったと、彼の口から聞くことができるのなら、非常に成長したと思う。それはまだ確認していませんけど、打つことについては、パワーも持っているし、足の振りも良いものを持っている。どんどん積極的に打ってほしいと思います」

Q:チーム全体のシュートの意識は。
「まだまだだと思います。鳥取が少し下がった状態で守備をする時は、比較的中央が空くということを見ていて感じていたので、そういう状況でこじ開けるためには、ミドルシュートを打つことが、打開策の一つとしてある。ただ、打てるときは打ちますけど、打てないとき、ちょっと工夫すれば打てるというときに、こじ開け方というか、打ち方も、考えることによって作らなければいけない。もっとそのあたりがあれば、シュートの意識があるな、と感じることができると思います」

以上