11月3日(木) 2011 J1リーグ戦 第31節
神戸 2 - 0 山形 (17:04/ホームズ/11,420人)
得点者:30' 吉田孝行(神戸)、44' ポポ(神戸)
スカパー!再放送 Ch184 11/4(金)後07:00〜
☆totoリーグ第4ターン開催中!
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●和田昌裕監督(神戸):
「(最終節まで残留争いをした)昨年のことを思うと、残りが3試合ありますが、来年もJ1で戦えることが今日決まったことを、非常にうれしく思っています。サポーターの皆さま、スポンサーの皆さまに心配をかけた部分もあったと思いますが、本当に今日は選手たちが気持ちの入った試合をやってくれたおかげで勝利することができました。
試合前から甲府が負けたことを選手も知っていましたし、よりモチベーションが高まって、このチャンスをしっかりとたぐり寄せようということで、選手たちは勝利という素晴らしい結果をつかんでくれてよかったなと思います。立ち上がりから、本当に気持ちの入ったプレーが随所に見られたと思いますし、前半後半1回づずつバーに救われた場面もありましたが、そこは選手たちの気持ちがバーも味方にしたのではないかと思います。とにかく、残り試合があるなかで、まずは残留を決めて、残り試合を前向きに、あとは目標に向かって1桁順位にこだわって戦っていきたいと思います。次は天皇杯まで少し時間がありますので、ゆっくりと休みながら気持ちを新たに、継続していきたいと思います。
今回、18人選ぶのが非常に難しかった。メンバー外の選手のアピールも、この10日間、非常に感じました。次の天皇杯、そしてセレッソ戦に向けてメンバーも少し代わる部分もあるかもしれません。そういう意味では、チーム内での競争が非常にいい雰囲気を作ってくれているので、この雰囲気を最後まで大事にして、目標が達成できるように頑張っていきたいと思います」
Q:勝敗を分けた、吉田選手の評価は?
「夏場から少しゴールから遠ざかっていましたが、今日はチームとして神戸らしいサッカーをやろうと。前線からの連動した守備は彼がいなければ始まらないというか、守備での貢献度も大きかったですし、あの貴重なゴールも素晴らしかったです。本来、もう少しゴール前で取る選手ですが、あの突破するかどうかというくらいの位置から、左脚を振り抜いてゴールをきれいに決めてくれたと思います。この先制ゴールも大きかったですし、キャプテンが取ったということで、チームも勢いづいたのではないかと思っています。あと2点目のポポのゴールも練習の成果というか、やっとコーナーキックから点が入りました。何試合かかるんだという感じではありますが(笑)、それだけに非常にうれしいゴールでした」
Q:2点目ですが、高さのない山形に対してグラウンダーを蹴ったのはなぜでしょう?
「あちらサイドの1本目はあれをやろうと、選手たちでも決めていました。手前の左サイドのコーナーキックも2本ありましたが、右サイドの1本目はあれをやろうと。やろうとしていた通りの、練習でやっていた通りのプレーだったと思います」
Q:吉田選手がヒーローインタビューで、監督から絶対に勝てと命令されていたと話していましたが?
「今日は戦術的な部分はほとんど話していません。吉田が言っていた通り、今日は初めてみんなに命令する。この試合、絶対に勝てと言って送り出しました(笑)。状況が状況だけに、本当にこのチャンスをつかまないとプロでないというプライドの部分も懸けてやってくれた。ハーフタイムは2点リードで帰ってきましたが、サッカーで2−0は一番危険なスコアですし、1点返されると、どうなるかわからなくなるという状況に陥ります。相手はこの試合絶対に負けられない、そう考えるとカウンターで1点取れると思って、ポポと吉田にはカウンターを常に狙いなさいと話しました。大久保の決定的なチャンスがあり、本当は3−0にしたかったという思いはありますが。慌てることなく、少し押し込まれる時間帯もありましたが、よく全員で守備も我慢してやってくれたのではないかと思います」
Q:昨年の経験がどう活きているのか。今年はどこが成長したのか?
「自分自身の中では、もう3試合ほど早く残留を決めたかったと思っていましたが、その辺はどこも必死で戦っていますので、甘くないのかなと。シーズンを通して波があった。3連敗を2回していますし、3連勝4連勝もできています。安定感のなさが、ここまで時間がかかった理由だと思っています。ただ、去年の経験から、最後まで諦めないという気持ちはしっかりと根付いています。そんなにメンバーが変わっていない中で、チームが本当に1つになって、1人1人が役割を果たせるようなチームになったと思います。ヴィッセルというと、しっかりとブロックを組んでカウンター、それだけのスタイルと思われていますが、守備のところでも積極的に取りにいくスタイルが今年1年でできつつあるのかなと思っています。選手たちはもっと順位を高くもっていきたいと思っていると思います。もっと高い位置にいけるチームだと私自身も思っていますので、残り3試合、全て勝つ気持ちで戦っていきたいと思います」
Q:残留を決めたが、上位チームとの差はどこにあるのか?
「上位3チームには1度も勝っていません。柏、G大阪、名古屋には全て負けているので、力の差は正直感じています。それ以外のところは、決定力であったりとかで、もったいない星の落とし方や勝ちゲームをドローに持ち込まれたりとか。これはどこのチームも思っていると思いますが。ただ、上位3チームに1つも勝てなかったということは、まだまだうちの力が足りないと思っていますので、よりチーム力を上げていかないといけない。また、1人1人のレベルも上げていかないといけないと思います。今、少しずつ若い選手も出てきていますので、そういった力が中堅やベテランに刺激を与えると思います。チーム内での競争力をより上げて、チーム力を上げていくことが上位チームに勝てる近道だと思いますので、残り3試合と天皇杯で、短い時間しかありませんが、そうしたことを貫いていきたいと思います」
以上













