11月19日(土) 2011 J1リーグ戦 第32節
浦和 0 - 0 仙台 (14:03/埼玉/30,891人)
スカパー!再放送 Ch184 11/20(日)前05:00〜
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●加藤順大選手(浦和):
「勝つのが一番だったけど、最低限の勝点1を取れたことは、こういう状況では非常に大きかったと思う。チームコンセプトのなかで練習をやってきて、時間が空いたなかでトレーニングした成果が出たと思う」
Q:今日はポゼッションからじれることがなかったが?
「今日は坪井さんがチームのバランスを整えて、啓太くんと坪井さんが声を出したり、経験を出したりしてチームがじれないようにしてくれた」
●エスクデロ セルヒオ選手(浦和):
「啓太さんがバランスよくセンターバックの間に入ったり、陽介が下がってきてくれたりしたのがサイドバックが高い位置を取れた要因だと思う。うちには頭のいい選手がたくさんいるので、そういう選手のポジションを前に移して、サイドバックをフリーにしたり、サイドハーフや僕をフリーにしてくれているので僕らはやりやすい。常に動き続けないといけないが、チームのためだと思えるし、自分の動きは何1つ無駄にはならないというのがわかっているので、何があっても動き続ける」
●柏木陽介選手(浦和):
「今日はよかったと思う。俺とマルシオがDFラインに寄っていきながらサイドバックが高い位置にいく、本当はそれがずっとやりたかったけど、これまでなかなかできなかった。練習で意識づけして、コンビネーションからシュートまでいくというのをやってきた」
Q:雨で難しいピッチコンディションだったが?
「ミスが増えたから、納得いっていない部分はある。あのなかでもちゃんとプレーできなければいけない。今日は調子よかっただけに」
Q:勝点1を取れたことについては?
「すごい大きなことだと思う。内容もよかったし、久々に清々しい。勝った気分になっちゃっている部分もあるが、それは甲府が負けたという結果もあると思う。次は自分たちの力で決定づけられればいい。甲府どうこうじゃなくて、自分たちがどうあるべきかが一番大事。今日出せたものを次も出すだけだと思う」
Q:バイタルエリアをあまり使われなかったが?
「コンパクトに守備ができていた。後半、グラウンドが悪くなってから放り込まれて使われるようになったが、今日はみんなが絞って、入ってきたところにいくというのができていた。守備でがんばったからこそ、いい攻撃もできると思う」
Q:サイド攻撃もあったが?
「野田、ヒラさんが高い位置を取ることで、元気、ウメが中でプレーできる。ボールを受けたときに両方の選択肢があるから、もっといいプレーをしていかないといけない。速いパスで1人置き去りにできる状況ができるので、そういう状況をもっと作っていかないといけない。仙台が中を固めてきているのは分かっているから、うまく外を使えた。あとはフィニッシュの部分」
●平川忠亮選手(浦和):
「DFラインが回しているときにサイドバックが高い位置を取り、司や元気を中に入れるという形が何回かできたのはよかった。自分たちがゲームをコントロールしながら、前半はいい試合ができた。後半もそういうサッカーがしたかったが、ピッチの状況であまりできなかった。ただ、自分たちが主導権を握ってやるというのは90分できたと思う。仙台が固いのはわかっていたのでじれずにやろうと話していたし、突っ込んでカウンターを食らうのが嫌だった。カウンターを食らう回数も少なかったし、自分たちのペースでやれたと思う」
●鈴木啓太選手(浦和):
「相手が引いてカウンターを狙ってきて、セットプレーやクロスからのゴールが多いのはわかっていたので、リスクマネジメントをしながらボールを回そうと強調しながらやってきた。後半はピッチが水浸しになって残念な部分があったが、それでもリスクを負わない形で前に持っていけたのは評価できるところだと思う。もう少し工夫があってもよかったかもしれないが、リスクを冒しすぎてカウンターを受けるのは避けたかったので、これを継続できれば」
Q:DFラインからの組み立てができていたが?
「相手が引いていて、プレッシャーがそんなにかかっていなかったというのはある。ただ、プレッシャーをあまりかけさせないようなボールの回し方もできた。中盤の出入り、ポジションチェンジをしながら陽介やマルシオがDFラインのところまで引いてきても全然問題ないし、それがいい形でできていた。ただ、最後はもう少しスピードアップしてゴール前に迫力を出すというところは足りなかった。そこは次の課題だと思う。サイドバックが高い位置でボール持つことは重要なことだし、それだけ押し込めているのでよかった。プレッシャーをあまりかけさせないようなボールの回し方ができたから、サイドバックも気にせずに前にいけたと思う。プレッシャーをかけられすぎて、DFラインが面でボールをつなぐようになると、ジュビロ戦のようにダイレクトにプレッシャーを受けてしまうから、うまく抜ける方法をこの中断期間でやった。練習の成果が出たと思う」
Q:中盤でつなぐ際に鈴木選手がDFラインに落ちる場面があったが、あれは意図した動きか?
「そうですね。それもプレッシャーをかけずらくする1つの方法だった。仙台は中にボールを入れてきたところにプレッシャーをかけて取ってカウンターというのが非常に強いので、僕が中にいても意味がないし、だったら僕がDFラインに入ってつなぐというのは1つの方法だと思うし、その出入りができていたと思う」
Q:1ボランチの両脇も使われなかったが?
「ジュビロと仙台の攻撃の仕方が違うというのはもちろんあったが、守備意識が全体的に非常に高かった。トップに対してのプレッシャーのかけ方もよかった。ツボと充がハードにやって、自由にやらせなかったのは大きい。だからこそ、陽介、マルシオが戻ってプレッシャーをかける時間ができていた。全体的にあせらずやれたことが大きい。ジュビロ戦は前と後ろが分断するような時間ができていたので、それをいい形で修正できたと思う」
●太田吉彰選手(仙台):
「非常に悔しい思いがある。リーグ戦ではなかなか点が取れない。ACLが目標なので勝点3が取れればマリノスに追いつけたので残念だし、自分自身が最後のところで決めきれる選手になりたいので、果敢にチャレンジしてもっとシュートを打っていかないといけない」
Q:ピッチから水しぶきが出るくらいコンディションがひどかったが?
「前半から雨が強くて、スリッピーで難しい状況だったが、それはお互い様だったので、雨のなかで裏に蹴って止めたり、うまくやれればよかった。前半は相手に押し込まれて苦しかったし、後半のように落ちついて回したり、裏を狙ったりの使い分けができればよかったが、うまく相手に回されてしまった。守備陣ががんばってゼロで終わって、勝点1を取れて4位に追いつけたので、残り2試合は勝って4位で終わりたい」
●渡辺広大選手(仙台):
「勝点3を取るのがベストだけど、失点しないで組織的に守れている。攻撃は少しズレていたけど、その少しの部分を修正すれば点は取れると思う。まずは守備からしっかりやることだと思う」
以上













