11月19日（土） 2011 J1リーグ戦 第32節
大宮 1 - 1 鹿島　（17:03／ＮＡＣＫ／9,537人）
得点者：67' 李天秀（大宮）、90' 興梠慎三（鹿島）
スカパー！再放送 Ch308 11/21（月）後10:00〜
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●青木拓矢選手（大宮）:
「開幕戦でも終了間際にオウンゴールで追いつかれて、今日も同じ形で、やっぱり鹿島は力があると思った。鹿島は野沢さんがキーマンで、スルーパスで裏を効果的に突かれた。ボランチの前でボールを持たれるぶんには怖くなかったけど、野沢さんとかに後ろに入られるのが嫌だった。そこは途中からどうケアするか選手で話して対応した。声をかけあってやっていた。前半は僕らが野沢さんとかに気を取られて、DFラインの近くにいた。後半はもっと相手のボランチとか、マークする選手の近くに行くことができたのが良かった。それでラインを上げられるようになって、確かにスペースも結構できたけど、何とか抑えられると思っていた。相手は常に前に４枚いるような形で、ラインを上げて後ろはキツかったと思うけど、セカンドボールも取れるようになって、チャンスも作れたし、それで点も取れた。先制したあとにもう一点取れていれば良かった。逃げ切れる感じはあったけど、もうちょっと引き締められていれば。最後のところは何度もサイドから入れられてしんどかった」

Q:甲府が負けたことは知っていた？
「はい。でもメンタルに影響はなかった。アップ前に情報が入ったけど、少しでも上を目指して引き締めていこうと話していた。あと２試合、勝点６を目指してしっかりやりたい。またホームで勝てなかったので、最終戦は結果を残して良い形で終わりたい」

●渡邉大剛選手（大宮）:
「今日はボランチに(金澤)慎が入って、ハードワークして戦おうということで、中盤を固めて、守備のところからゲームコントロールしようとみんなで話していた90分間苦しい試合だった。守備の時間が長くて、我慢が続いた。前半をゼロで抑えられて、１点先制して、最後守りきって勝って終わりたかったが残念だった。残り２試合、もう一度自分たちのやりたいサッカーをピッチで表現していきたい。自分たちからアクションを起こしてゲームをコントロールするようにしたい」

Q:途中から左MFに回ったが？
「左に回る以外、監督から特に指示はなかったが、ツボ(坪内)が入ったので、守備をやろうということだなと思った。見ていて柴崎のところが危険だったので、そこを抑えることを考えたが、失点の場面は相手の攻撃のクオリティが高かった」

●李天秀選手（大宮）:
「甲府が負けていたことは知っていて、リラックスして試合に臨めた。だからといって決して気が緩んだり手を抜いたりしたわけではなく、雨でグラウンドコンディションが悪い中、みんな最後まで走りきった。今シーズンはホームでの勝率が悪く、サポーターの皆さんに申しわけなく思っているので、勝ちきれなくてとても残念」

Q：得点シーンを振り返って。
「ヨーロッパでもそうだったが、一度対戦してゴールを決めた相手には、次の試合でもゴールを決める感覚がつかめている。今日はイメージを持っていた。今日はサイドではなく真中のポジションだったので狙っていた」


●興梠慎三選手（鹿島）:
「監督からは『前に張ってフェリペの下で動き回って、ワンチャンスをモノにしろ』と言われていた。CBを引き連れてSBの裏をねらえば、中も空くと思った。チャンスはもっといっぱいあったし、それを決められなくて悔しい」

●増田誓志選手（鹿島）:
「勝ちきれなくて情けない。こういう試合が続いているが、運もあるし、決めるところを決めていれば。自分を含めて多少強引にでもゴールを目指すプレーが必要。誰かが決める、いつか決まるという感じでやっていると、こういう結果になってしまう」

Q:バーに当たる惜しい場面も多かったが？
「何回もそういう状況を繰り返して、決めきれないから勝ちきれない。バーに当てたら良いというわけじゃないし、次のボールに対しての反応など厳しくやっていかないと、来年も同じような結果になってしまうと思う」

Q:高さのある選手不在の影響は？
「（田代）有三さんがいるだけでパターンが一つ増えるので、それは大きいけど、今日に関しては問題なかった。高さに頼らなくてもチャンスは作れるし、実際チャンスは作れていた」

以上