12月3日（土） 2011 J2リーグ戦 第38節
鳥取 2 - 4 愛媛　（12:33／とりスタ／2,504人）
得点者：6' 福井理人（鳥取）、12' 大山俊輔（愛媛）、33' 齋藤学（愛媛）、54' 齋藤学（愛媛）、61' 池田昇平（愛媛）、69' 丁東浩（鳥取）
スカパー！再放送 Ch184 12/4（日）前05:00〜
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●阿部祐大朗選手（鳥取）：
「３年間、ガイナーレ鳥取でプレーできて、本当に幸せでした。来年からは皆さんと一緒に、ガイナーレ鳥取を応援したいと思います。本当にありがとうございました」

●冨山達行選手（鳥取）：
「今年で現役を引退することになりました。４年前に鳥取に、ガイナーレをＪ２に上げるという目標でやってきて、今日こうやってＪ２のピッチの上で皆さんにあいさつできることを、本当に幸せだと思っています。スタッフ、関係者の皆さん、そしてサポーターの皆さん、本当にありがとうございました」

●喜多靖選手（鳥取）：
「僕はガイナーレで２年間しかサッカーをしなかったですけど、ピッチで僕がやることはなくなりました。ガイナーレを強くするには、ピッチの外からサポートしていきたいと思い、今日をもって引退します。今まで応援してくれて、ありがとうございました」

（※以上３選手は今季限りで現役引退のため、試合後のセレモニーでのコメントです）

●服部年宏選手（鳥取）：
Ｑ：監督は「今季の課題がすべて出た」と言っていたが？
「そうだと思う。先制して、すぐに失点したことよりも、火がつくのが遅いというか…。ギアが上がらないけど、２点差になったりしたら吹っ切れていける、という感じ。同点になった時点で、もっと気にせずに積極的にいきたかった。それができない、させてもらえないことが、ウチの弱さ。それが実力ということだと思う。２点目も、ちょっとした切り替えが遅くて、スキを自分たちで作って、やられてしまった。まだまだ足りないところはあるので、この結果、この順位ということを素直に受け入れてやっていくしかないと思う」

●奥山泰裕選手（鳥取）：
「右サイドからは攻めているけど左サイドから攻めていないので、美尾（敦）さんと一緒にサイドに圧力をかけて崩していこうという指示だったので、前へ前へと行って、相手の右サイドに圧力をかけることはできたと思う。美尾さんから良いクロスが上がっていたので、そこで得点になっていれば、４−２まではいったので、４−３、さらに同点のチャンスもあったと思います。今季はサイドバックになって、攻撃の部分では、タイミングを見計らったり、攻撃では自分の色や持ち味を出せるし、通用するという手ごたえをつかみました。来シーズンもサイドバックをやるのであれば、ディフェンス面、ヘディングとか上半身の強さなど、長友（佑都）選手などを見習って、もっと対人プレーに強くなるところが課題だと思っています」

●美尾敦選手（鳥取）：
「チームとしての目標には、全然到達できませんでした。選手としても、ガイナーレ鳥取としても、この成績を受け止めていかなければいけないと感じます。時間をかけてＪリーグに上がるために頑張ってきたチームですけど、自分たちがまだまだできない、ということを胸の中に持っていくのは当たり前。その中で自分たちが戦っていくんだということを、もう一度確認していかなければいけないと思います。本当にたくさんの人に支えられました。それがあってのガイナーレ鳥取だと思うので、前に進んでいくことを考えていかなければいけないと思います」

●キムソンミン選手（鳥取）：
「雨が降ってグラウンドが悪く、自分のプレーがあまり良くできなかったと思います。最後の試合で、選手たちも勝ちたいと思って戦いましたけど、それが叶わずに残念です」

Q：セレモニーのときに松田監督と話していたが？
「試合前に『監督の最後の試合なので、僕がゴールを決めます』と言っていたので、（冗談で）『何で決めなかったんだ』と言われました」


●齋藤学選手（愛媛）：
「最初に失点してしまったけど、慌てず自分たちのサッカー、グランドに合わせたサッカーができて1点目、2点目と奪えた。愛媛はまだハットトリックがないと聞いていたので、3点目も狙いたかったけど今日は2点取って勝てたことがよかった。勝つまでは本当に長くてそこは実力不足だったけど、いい内容の試合もあったし、自分たちのサッカーもできたと思う。できた試合、できなかった試合の差を無くさないといけないし、天皇杯も残っているので気持ちを落とさないでみんなで戦いたい。一日も長く、このメンバーで戦いたいと思う」

●大山俊輔選手（愛媛）：
「今日は結果を残せてよかった。（自身のゴールも）チームの勝ちにつながったことがよかったと思う。（2点目は）今週のトレーニングで謙伍（石井）と学（齋藤）とローテーションの連携をやっていて、それを試合でも共有できたらああいう形はできるかなと思っていた。それを実現できたことはよかった。でも、90分通してできなかったし、ボールを失う場面もあったので課題はある。今日はあのポジション（トップ下）で前を向けたけど、締められたらどうするか、通用するのかという課題もあると思う」

●池田昇平選手（愛媛）：
「今日はみんな声が出ていたし、気持ちの入った試合ができた。こういう試合を毎試合できるようにしなければいけなかった。1年通してそれができれば、愛媛はもっと上に行けるチームだと思ったけど、それは今年愛媛でプレーして手ごたえをつかんだ。（今季でチームを去るが）来季は今日のようなテンションで試合ができれば、愛媛は上位が相手でも勝てると思うし、それが課題。みんなで意識してやって欲しい。残りの天皇杯もサッカーを楽しんで、自分がやれるところを見せていきたい。それでまた、いい話があればいいと思う」

●前野貴徳選手（愛媛）：
「（キャプテンマークは）巻くつもりはなかったけど、青野コーチから言われた。とにかく、今日は結果が出たことはよかった。早い段階で３−１にできたので、それが勝因だと思う。みんな気持ちが入っていたし、本当に今日は勝ってよかった。けど、この試合が毎試合できればよかった。それでも、まだ天皇杯があるので2週間いい準備をしてジャイアントキリングを起こすつもりでトレーニングを続けたい」

以上