12月3日（土） 2011 J2リーグ戦 第38節
札幌 2 - 1 Ｆ東京　（12:32／札幌ド／39,243人）
得点者：40' 内村圭宏（札幌）、45'+2 内村圭宏（札幌）、80' 谷澤達也（Ｆ東京）
スカパー！再放送 Ch185 12/4（日）後10:00〜
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●砂川誠選手（札幌）：
「毎年、Ｊ１に昇格したいと強く思ってプレーをしてきました。オフに一度契約満了となり、今季はそこから再契約でチームに残りましたが、自分が残った意味というのはやはりＪ１に昇格するため。それを形としてシーズンを締めくくることができて本当に嬉しく思っています。今日もたくさんのサポーターが詰めかけてくれて、本当に勇気をもらいました。Ｊ１でも多くのサポーターとともに戦っていければと思います」

●河合竜二選手（札幌）：
「今年は本当にすべての力をＪ１昇格のために注いできました。仲間たちとその目標を達成することができて、本当に嬉しく思っています。特に今日の試合は相手も強く、プレッシャーのある中でのゲームでしたが、そんな中で全員が前向きにプレーできたことがこの結果につながっていたと思います。来年も簡単な戦いにはならないと思いますが、そこでもまたチーム一丸となって頑張っていきたいと思います」

●宮澤裕樹選手（札幌）：
「４年前もこの札幌ドームでチームの昇格の瞬間に立ち会いましたが、そのときはまだ僕はチームに加入する前のこと。今回は自分が昇格に関わることができて、本当に嬉しく思っています。今日は、ハーフタイムにも徳島の試合経過は聞きませんでした。とにかく、自分達が勝つことだけに集中していましたから。本当に苦しい試合でしたが、最高の雰囲気のなかで試合ができて楽しかった。前回のＪ１のときは自分はほとんど何もできなかったので、今度は自分の力をしっかり出し切れるように頑張りたい」

●山下達也選手（札幌）：
「前半はこちらがゲームをコントロールできていたが、後半はかなり押し込まれてしまった。ただ、そういうときにみんなで体を張って守るのが、今年の札幌だと思っているので、大きな不安はなかった。みんなで粘って戦うというのが、このチームの持ち味。Ｊ１でもそういう戦いができるように、みんなでコミュニケーションを取りながらもっと強くなっていきたい。個人的には今年は本当にいろんな経験をさせてもらった。それを生かしてもっと成長していきたい」

●高木純平選手（札幌）：
「試合終了の笛がなって、すぐにベンチからみんな飛び出してくるかと思ったら、なかなか来なかったので『あれ？　（昇格が）大丈夫かな？』とちょっと不安になりました(笑)。でも、昇格をしたことを知って、涙が出てきました。今年１年間やってきたことを、みんなが本当によく出していたと思う。個人的にも、ここで昇格できなかったら移籍をしてきた意味はないと思っていたので、本当に嬉しい。今日は自分の結婚記念日ということもあって、あらためて妻に感謝したいと思います」

●李昊乗選手（札幌）：
「今年は日本にきて、最初はなかなか大変なことも多かったけど、チームメイトやスタッフみんなが助けてくれて、サッカーに集中することができました。本当にいいシーズンを送ることができました。今日の試合終了の笛がなった瞬間は、本当に夢のような気持ちでした。初めて両親が試合を見にきてくれて、昇格した姿を見せられたことも本当に嬉しいです。サポーターの皆さんにも本当に温かく応援してもらえて、最高の１日になりました。これからももっと練習して、上手くなりたいです」


●谷澤達也選手（F東京）：
「札幌は、タテに早いという受けた。もっと前からくると予想していたが、そこまで相手は出てくることもなかった。ただ、カウンターを受けてしまった。監督からはもっとサイドを広く使ってという指示もあったが、うまくいかなかった。ボールがとまる芝だったので、裏にスペースがあるときに上手くそこを使いたかった。これからＪ１でどのぐらいできるのか。自分たちの力を試していきたい」

●今野泰幸選手（F東京）：
「僕たちは、狙い通りできていたけど、最後のところの精度がやはり足りなかった。逆に札幌にとっては、自分たちの狙い通りのサッカーをやっていたのかもしれない。前回対戦したときは、まだお互いにカタチがなかった。それに比べれば、守備からのカウンターという特長を出していたし、徹底していた。シーズンが終わって長かったような短かったような、ホッとしているし、終わって疲れがドッと出てきた。ちょっと休んでリフレッシュしてから天皇杯に向けて体を作っていきたい」

●徳永悠平選手（F東京）：
「チャンスはあったけど、2点取られてしまうと厳しい。相手のカウンターに対応できなかった。今まではサイドバックが高い位置でプレーしていても守れていたが、今日のような相手だと難しくなる。しっかりとバランスももっと意識しないと天皇杯は勝ちあがれない」

●権田修一選手（F東京）：
「札幌の応援は、向こうに力を与えたと思うけど、自分たちのマイナスになったとは思っていない。今日に関しては、自分たちよりも札幌のほうが気持ちで分があった。準備の段階からもっとできたと思うし、僕も含めてやらなければいけなかった。ゲームの入り方は気持ちでどうこうできること。1試合通して、中から攻めることが多かった。カズくん（上里）のリスタートは脅威なのでもっとＣＫを増やすような展開に持ち込むべきだったと思う。ここ数年、終わり方が悪い。天皇杯がまだ残っているとか、昇格、優勝もきまっているとか、それではいけない。いい形に締めくくれなかったことに、弱さがある。オフをあけて、もっと意識を高くして今後に繋がる練習をしていきたい」

以上