●アフシンゴトビ監督（清水）：
「今日はエスパルスにとって素晴らしい夜だったと思います。われわれは2つのチームをしっかりと作ろうという戦略の下、若い選手を成長させ、どのポジションにも競争性を持たせてやってきました。そして今日は、多くの若い選手に対して、彼らのデビューとなる機会を与えることができました。彼らの成功、そして良いパフォーマンスを観ることができて、私はうれしく思っています。ただ、そうなることに私は疑いを持っていませんでした。なぜなら、毎日彼らの練習している姿を見ているからです。
みなさん桜が好きだと思いますし、春というのは花が開花していく時期です。目の前で若い選手たちが開花していくのを観るのは、非常にうれしいことだと思います。今日は、今後日本の将来にとっても素晴らしい存在となる選手たちのスタートを見ることができたのではないでしょうか。
また（山本）海人のパフォーマンスに対しても、非常にうれしく思っています。前後半でも1回ずつありましたが、本当に世界クラスのセーブを見せてくれたと思います。それが、われわれのGKの質の高さだと思います。そして、これが流れの中から失点していない10試合目だと思います。それはチームとして守備がよくできているおかげだと思いますし、本当にうれしく思っています。
ただ、われわれには2点目を取れるチャンスがあったので、そこは決めていかなければいけないと思います。それが次のステップですし、次の試合までにそこを改善していければ良いと思います」

Q:ユースの石毛選手のパフォーマンスはいかがでしたか？
「最初からエネルギーを持って入っていけたと思いますが、その中で少しナーバスになってしまった点もあると思います。しかし、試合が進むにつれて良くなっていったし、プロで初めての試合としては本当に良くできていたと思います」

Q:今日は非常に新しいメンバーでしたが、その中でもいつもと変わらないかそれ以上にパスがつながっていたと思いますが、その点はどう評価していますか。
「私もあなたと同じ意見です。本当にわれわれはボールをうまく動かせていたと思います。そして試合の中で規律というのもしっかりと守れていたと思います。われわれはエスパルスというものを作っていますし、エスパルスの戦い方というものを作っています。誰が出てもエスパルスのサッカーは見ていて美しいというものを作っていきたいと思っています。今日はそれを証明できたと思いますし、そのビジョンに近づけていると思います」

以上