●森保一監督(広島):
「本当に厳しい試合だった。前半、(佐藤)寿人が点をとってくれて2−0になったんだけど、サッカーの試合における2−0の怖さを、そこから実感した。
選手たちには、このまま守りきるのではなく、追加点を狙うよう積極的なプレーをしようと指示した。しっかりと走り抜こう、コミュニケーションをとって闘おうとも言ったのだが、後半の最初のところで失点してしまい、そこからバタバタとした展開になった。もし、(西川)周作がPKを止めてくれなかったら、この試合はどうなったかわからない。G大阪も我々に対して圧力をかけてきたし、きつい試合だった。
ポジティブなところもある。寿人がJ1通算100得点という偉大な記録をつくってくれたこと。その記録を勝利で祝えたこと。2−1の展開で苦しい状況をしのぎながらやっていたけれど、そこで交代して入った石原直樹・平繁龍一・石川大徳がチームに勢いを与えて結果をもたらしてくれた。そこは、チームにとって、本当にポジティブだった」
Q:佐藤の交代の理由と平繁の評価は?
「(接触プレーもあり)寿人の頭がフラフラするということだったので、平繁を入れた。入りのプレーがよかった。シンプルにプレーするところ、起点になるところ。いいスタートが切れていた。彼は今まで、Jで出場機会がなかったわけだけど、それでも努力を重ねていた。そして今日、大切な時間帯でゴールをとってくれたことは、彼にとっても、チームにとっても、素晴らしい2得点だった」
Q:佐藤寿人選手の素晴らしさとは、何でしょうか?
「彼はいつも自己分析をしっかりとできているし、どうすれば得点をとれるようになるかを追求している。それは2003年、仙台で共にプレーしている頃からずっと、続けていること。年々、彼はレベルアップしている。研究心が強く、自分のプレーへの追求を続けていることが、偉大な記録を打ち立てる選手に成長してきた要因。今年、彼は30歳になりますが、昨年よりも今年の方がすごくいいプレーができていると思うし、シーズン終了の頃はさらにいいプレーをしているだろう」
以上













