●佐藤寿人選手(広島)
「昨日、マエケンがスゴイ記録(広島東洋カープ・前田健太投手がノーヒットノーラン)をつくっていたので、カープのいい流れをサンフレッチェにもと思っていました。今日の新聞を見ると、マエケンの記事が朝刊のいたるページに掲載されていた。まあ、僕の記録(J1通算100得点、J1・J2通算150得点)がトップを飾ることはないと思いますが(笑)、できるだけみなさんの力で頑張ってください(笑)。マエケンとは面識があるんです。なぜか駐車場でよく遭遇します(笑)。
自分の中で今日、記録を決められるとは思ってもいなかった。ただ欲を言えば、ホームのサポーターの前で決めたかったから。
自分の中では、もう少し『生みの苦しみ』があるのかな、と思っていた。99点になった時に、(プレッシャーで)5試合くらいゴールから遠ざかってしまうのかな、とも考えましたね。ただ、全然重圧を感じることなく、サポーターが『決めてくれ』という雰囲気をつくってくれました。チームメイトにも、本当に感謝したいです。
次の目標はJ1・J2通算200得点? いや、自分の中でとりたいと思うのは、広島だけでのJ1通算100ゴールですね。1つのクラブでJ1通算100得点というのは、目標です。僕はいろんなクラブでゴールしていますし、それはそれで誇りに思っています。だけど、広島のサポーターにしてみれば、このクラブだけで100点をとってもらいたい気持ちはあると思うんです。その期待に応えていけるよう、これからも一つ一つゴールを積み重ねていきたい」
●平繁龍一選手(広島)
「なんとか結果を出したかったので、出せてよかった。監督には『点をとってこい』ということ、それから『しっかりとボールを収めろ』と言われていた。だから前線で起点になりつつも、ゴールを狙っていこうと思った。
ヤマザキナビスコカップで出場チャンスがなかったことは、自分の中で悔しい思いはあった。ただ、今日チャンスがめぐってきたので、なんとかしてやろうと思った。ゴールは入る時は入るし、入らない時は入らない。今日はうまいこと、自分のところに転がってきた。ただ、2点をとったからといって、次も使ってもらえるとは限らない。明日はまた練習試合があるし、そこでしっかりやりたい。今まで通りやっていきます。
実は、ヤマザキナビスコカップ当日の4月4日が母さんの誕生日だった。試合は出られなかったんで(バースデープレゼントには)ちょっと遅いけど、決められてよかった。報告? いや、しないです(笑)。これで終わってはいけないと思う。続けていきます。
試合後、今日は寿人さんの100ゴールの日だったので『おめでとうございます』と言いました(笑)。
サンフレッチェは他のチームと違うサッカーなので、改めてサッカーは難しいなと思った。ま、(自分のプレーが)よくなっているのではないかなと思う」
●西川周作選手(広島)
「PKを止めた時、(PKを与えてしまった森崎)カズさんが『マジでありがとう』と言ってくれた(笑)。
寺田選手のPKの情報はなかった。下もスリッピーだったし、右には蹴らずに素直に流し込んでくるのかと思った。ただ、彼は個人技がある選手だし、小細工というか左に蹴ると見せかけて右に蹴ってくるのでは、とも思った。そこは自分を信じて、飛びました。チームにとってはピンチだけど、自分にとっては見せ場。そこで流れを変えられるプレーができれば、と思った。自分のところで流れを変えて難しい試合をモノにするのは、僕にとっては理想。
(佐藤)寿人さんのJ1通算100得点を勝って祝いたいという想いはあった。今日、2点とって(100得点を)決めてくれると思っていたし、絶対に勝って祝いたかった。寿人さんはDFラインのギリギリのところで駆け引きをしてくるし、常に裏を狙ってくる。GKとしてはイヤなタイプだし、Jにもああいう選手はいない。高さはないけれど技術もあるし、シュートも上手い。味方でよかったと思う(笑)。
ただ、1点目は悔しい。パスコースは切っていたんだけど、自分の股の間だけは切れていなかった。そこは反省ですね」
●今野泰幸選手(G大阪)
「立ち上がりはよかったし、悪い入りではなかったが、少しミスがあった。ただ、ミスがあったとしても、後ろは対応しなくてはいけない。ちょっとしたポジションミスだけに、それが悔やまれる。ミスをしてもカバーできる組織をつくっていかないと。
(佐藤)アキが入ってポイントもできたし、みんなの意識としても『つなぎながら隙を狙っていく』ことには、チャレンジしている。これからもっとよくなるだろうとは思う。でも、あまりにも失点が多すぎる。もっと安定した闘いをしたいし、博打のようなサッカーはしたくない。手堅い勝ちというか、相手に強いと思わせるサッカーがしたい。
カウンターは相手にとってはすごいチャンスだけど、カウンターさえもさせないくらいの切り替えなど、相手がやりやすいとは思えないサッカーがしたい。カウンターのチャンスがあると相手も守備を頑張れる。(僕らの攻撃を)抑えれば、カウンターのチャンスだと思うから。(ポイントは)攻めている時のリスク・マネジメントのポジショニング。ちょっとしたところなんだけど、自分も含めてしっかりと守備をしないと。意識はみんな持っていると思う。声をかけあいながら、最低限のディフェンスをすること。ボールを奪えれば、2次・3次攻撃につながる。それができれば、さらに怖い攻撃ができると思う。そこもドンドン声を出していくのが課題です。声を出せばやってくれると思う。
(佐藤)寿人さんもいい動きをするし、その周りの選手もいやらしいというか、寿人さんがフリーになるポジションをとってくる。だから、すごくつかみづらい。寿人さんの実力ももちろんあるけれど、広島は寿人さんがゴールするためにサポートしている。今日のゲームをやって、改めてそう思いました」
以上













