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【J2:第8節 岐阜 vs 北九州】プレビュー:勝ち星が遠い岐阜。昨年1か月3連敗の屈辱を晴らすリベンジマッチ!(12.04.15)

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勝ち星が遠い。前節はホームで京都を相手に、屈辱のアディショナルタイム被弾で、勝点を一つも取れなかった。この試合、守備ははまっていたが、攻撃の糸口が全くつかめず、頼みの守備も最後の最後で耐えきれなかった。岐阜にとっては、これほどダメージの大きな敗戦はなかった。

2試合連続ホームゲームとなる今節の相手は北九州。北九州と言えば、昨年、岐阜はとてつもなく大きな屈辱を味わう。10月にリーグ戦、天皇杯を含め、北九州と3試合行った。結果はすべて負け。1か月で同じ相手に3回も負けてしまった。岐阜にとって、北九州は因縁の相手となり、この試合はリベンジマッチとなったが、現時点では岐阜は非常に厳しい戦いを強いられるだろう。

北九州は今季、4勝2敗1分けの6位と、昨季と変わらぬ好調をキープしている。対する岐阜は5敗2分けの最下位。そして北九州は前節、高卒ルーキーのFW渡大生が、拮抗した試合に終止符を打つ値千金の決勝弾を叩きこみ、鳥取に1-0の勝利。対する岐阜は冒頭で述べたとおり、アディショナルタイムの失点で0-1の敗戦。まったくの正反対のチーム状況でこの試合を臨まなければならない。

岐阜はこれまで失点はリーグワースト2位の13、得点はワースト2位タイの3得点。守備の立て直しを第一に今季の臨み、守備の質こそ向上したが、肝心の攻撃が全くかみ合わず、拙攻に終わっては攻撃を食らって失点をする。昨年より良化している点はいくつかあるが、結果が伴わない状況が続いている。

北九州は非常に組織として安定している。守備は登尾顕徳と宮本亨のCBコンビが、DFラインを巧みにコントロールすると、アンカーとして昨年まで岐阜でプレーをした新井涼平が、不動の存在として、守備の左右のバランスを司る。攻撃は昨年からトップ下として、パスとタイミング抜群の飛び出しで、攻撃に厚みをもたらしている若きセカンドストライカー・安田晃大と、左の森村昂太、右の木村祐志の両サイドアタッカーが積極果敢な仕掛けでチャンスを作り出す。そして、前線にはこちらもかつて岐阜に所属したFW池元友樹と、18歳・渡のツートップがゴールに襲い掛かる。さらにかつてU-17日本代表として韓国U-17W杯に出場したストライカー・端戸仁、東京Vからやってきた若きCBキローラン木鈴と、選手層が厚いのも特徴だ。

万全の態勢で挑んでくる北九州をどう攻略するか。守備は4バックと2列目の2ラインでブロックディフェンスを敷くが、問題は奪ってから。ラインを高くして高い位置で奪えるようにしたいが、北九州は【4-1-3-2】を敷き、前線に人数を割く。そうなるとあまりブロックを敷きすぎると、中盤が大きく間延びしてしまう危険性がある。積極的な守備と、奪ってからのショートカウンター。やろうとする意図は見られるだけに、それをどこまで具現化できるか。そこに注目だ。

個人的には渡のプレーが楽しみであり、要警戒だ。渡は昨年まで広島皆実高校のエースだった。彼を高校1年から見ているが、非常にシャープでゴールに向かうまで無駄の無い動きが出来るストライカーで、昨年はその質が驚くほど向上し、より怖い選手になっていた。プロに入ってからもスタメンを確保し、前節は勝利をもたらすゴール。勝負強さも身についてきて、スケールが上がっている。だからこそ、岐阜にとっては警戒しなければいけない選手だ。1.5列目に落ちてボールを受けてからの捌き、DFラインのギャップへの潜り込み、突破を得意とするだけに、DFライン、ボランチはチャレンジ&カバーに細心の注意を払わなければならない。

果たして岐阜は因縁の相手に今季初勝利を挙げることが出来るのか。それとも北九州が岐阜に対してさらに強烈な苦手意識を植え付けるのか。もう北九州には負けられない。

以上


2012.04.14 Reported by 安藤隆人
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