水曜の京都戦では、試合後のバックスタンドに横断幕が掲げられました。
「ダービーは勝利だけ」
そう、今週の日曜日は四国ダービー。今季初のダービーが、愛媛にとってはアウェイの鳴門大塚で行われます。試合前々日の練習会場にも、選手たちを鼓舞するかのように水曜と同じ横断幕が掲げられていました。
ダービーといえば記憶に新しいのが前回の対戦、昨年11月6日に鳴門大塚で行われた一戦です。J1昇格を目指すライバルを相手に、愛媛がアディショナルタイムに2点を奪ってドローに持ち込み、意地を見せた一戦でした。バルバリッチ監督が熱くなり、判定に異議を申し立てて退席処分になるという一幕もありました。
そのバルバリッチ監督は、今週末に向けて「正直、自分にとってはどの試合もダービーで、毎試合勝点3を取ることが重要だと思っています」としながらも「ただ、選手として、指導者として様々なダービーを経験してきましたが、ダービーというものはサポーターが注目する試合。自然と戦意が上がるもの」とコメント。続けて「選手のモチベーションも上げてくれるので、その闘争心を正しい形でピッチで表現して欲しいと思います。我々は2人、3人が調子を落とす、あるいは気を抜いたプレーをしてしまうとチームが機能しなくなってしまう。富山戦や岐阜戦がそうでした」とも語りました。
前節の愛媛は京都から勝点3を奪い、その富山戦や岐阜戦からはチーム状態が上向きかけています。しかし、この状況で気を緩めることなく戦うためにも、愛媛にとっては次がアウェイとはいえ、3連戦最後のカードがダービーということは悪くない条件でしょう。
さらに、今回愛媛は前節出場停止だった有田光希と園田拓也、アライールの3選手が出場可能。結果的に、彼らがリフレッシュすることもできています。「毎試合、フレッシュな選手を使いたい。だから、試合に出た選手はベストを尽くして欲しいと思います」とバルバリッチ監督は語りましたが、実際のところ京都戦でアピールをした選手たちを使うのか、それとも前節休養が取れた選手たちを使うのかは、監督にとってうれしい悩みでしょう。私たちもどんな選手がダービーのピッチに立ち、そしてどんな活躍をしてくれるのか日曜日を楽しみに待ちたいと思います。
以上
2012.06.15 Reported by 近藤義博
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