●手倉森誠監督(仙台):
「まず試合前に、ピクシーがサポータを多く呼んでくれて(地元紙の記事を踏まえた発言)、優勝に大きくかかわる一戦という位置づけだということは、しっかりチーム内には意識させました。その通り、厳しい試合になったので。この湿度、環境の中で、共通理解、攻守における連動性というのを失えば、より厳しい試合になってしまうという話をしました。アウェイだからこそ隙を与えて隙を突きたいというところを狙って、選手もそれを意識した試合をしてくれました。ポゼッションするところと、突破仕掛けるところをコントロールしながら、最低限、無失点で抑えてくれて勝点1を拾えた。大きな勝点1だとは、チーム内には話をしました。これからの残り半分、ホームでの勝点3とアウェイでの勝点1を積み重ねれば、ちょうど前半戦と同じく35点取れるという話をしていたので、まずは後半戦いいスタートを切れたなという風に思います。夏に色々と言われる我々にとっては、7月にこれでアウェイで1勝1分なので、今日のサポーターの声も心地よかったし、夏を乗り越えれば何か見えてくるものがあるだろうということを信じて、サポーターとともに戦っていきたいと思います」
Q:富田選手がメンバー外だったことでの影響と、富田選手の状態を教えてください。
「まず内側の側副靭帯を損傷してしまったんで、やった瞬間は腫れは少なかったんですけど、様子を見るために遠征には帯同させました。しかし昨日、少し腫れてきたので、今日の朝の様子を見て、欠場を決めました。その中で田村をボランチに。彼はボランチの経験もあるし、アウェイで守備から入ることを思えば、田村で良かったと思う。松下も田村も久しぶりに組むんですが、角田と富田のコンビに引けを取らないような役割をしっかり果たしてくれました」
Q:今日はCB、ボランチが入れ替わりましたが、連係が崩れない理由を聞かせてください。
「まずはトレーニングで長く選手を見てきて、基本的には1人が2つ以上のポジションをやれるというのが、我々が補強する上でのポイントとなっています。トレーニングでも二つのポジションをやらせながら、ここまできたのでね。田村はボランチでもプレーできますし、角田は元々ボランチとCBをこなせるし、そういったポリバレント性がウチにはあるのでね。あとはチームの戦術理解というところでもみんなしっかりやってくれているので、簡単には崩れないのは強みだと思いますけど。今回も角田がね、右ひじの骨折だと思いますが、そういう時にカバーする人間に、しっかりトレーニングさせたいと思います」
Q:今日はアウェイでの対戦に比べてプレスの位置が低かったように思えますが、それはプラン通りでしょうか。
「前節、神戸とのアウェイでの戦いの中で、首位に対して倒してやろうと来る相手の匂いを感じた時はね、もともとある堅守という部分、ベースにある部分を使用するというのは、選手たちも暗黙の了解でやってくれていると思います。名古屋は3トップ、そしてインサイドハーフの小川、藤本というところがストロングだと思し、そこがあるので裏は与えたくない。そうなれば下がらざるを得ないなと。今日の名古屋に対しては、我々はそこを選ぶしかなかったということです」
Q:広島が3-0で勝ったことで、2位になりましたが。
「ゴール数で2位に下がりましたが、たまには下がってみないと。追う側の立場というところで仙台らしさを表現したいと思いますし、ナビスコカップで力を示したい。ケガ人が相次ぐ中で首位に居続けては、他のチームに申し訳ない(笑)。2位に落ちたことをバネにして、上位には絡まないといけないです」
以上
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