◆東京ヴェルディU-16 6-0 Täby IS 1(ティビーIS)
Gothia Cup2日目。前日の初戦で9-0の大勝を収めた東京ヴェルディU-16は、昨日と同じピッチで、同じスウェーデンのTäby IS 1(ティビーIS)と対戦をした。
初戦と同じスタメンで挑んだ東京ヴェルディU-16だったが、立ち上がりは一人一人の運動量が少なく、判断も遅く、本来の流れるようなパスワークが影を潜めていた。しかし、重苦しい雰囲気が漂い始めた11分、ワンプレーが流れを大きく変えた。
「昨日、前半だけで交代して、攻撃の選手がたくさん点を決めている中で、自分だけ前にいるのに取れなかったことが凄く悔しかった。今日は絶対に点を取りたくて、立ち上がりから狙っていた」と、MF神山泰一が右サイドから中央のスペースへダイアゴナルラン。パスが届くと、「(室町)仁紀がフリーだったので、ワンタッチでボールを出して、リターンをもらおう」と、FW室町に一旦ボールを預けて、猛然とゴール前にダッシュ。室町からのリターンパスを受けると、冷静にゴールに流し込んだ。
「チームとして立ち上りが良くなかったので、点を取って流れを変えたいと思っていた」と語る神山の先制弾で、重苦しい雰囲気は一変。昨日見せた、流れるようなパスワークが復活すると、13分にはMF三竿健斗の縦パスを受けたFW安在達弥が、室町とのワンツーで抜け出し、2試合連続ゴール。完全に主導権を手中に収めた東京ヴェルディU-16は、23分に安在の落としを受けた三竿が、強烈なミドルシュートを叩きこんで3-0。25分には再び神山が決めて、前半だけで4点のリードを奪った。
後半に入っても、東京ヴェルディU-16ペースは変わらず、29分に後半から投入されたFW神山優太が2試合連続ゴールを挙げると、44分にはMF田代蓮太が、こちらも2試合連続となるゴールを挙げて6-0。2試合連続となる圧勝劇を飾った。
「大勝の後の試合が凄く重要で、メンタルコントロールが非常に難しい。立ち上がりは少しフワフワしてしまい、相手に順応するのが遅くなってしまった。しかし、その中でも選手たちは前向きにチャレンジをしてくれました。ハーフタイムには、もう一度自分たちがどこを目指しているのかを確認しました。あくまでファイナルで勝つためにやっている。じゃあ、自分達がやるべきことは何か。彼等はそれを感じて、プレーをしてくれたと思います」(菅原智コーチ)。
対戦相手のTäby IS 1は、初戦を3-0と飾っているため、2勝は東京ヴェルディU-16のみとなった。得失点差も他を圧倒し、現在グループ1の断トツの首位。これでほぼグループリーグ1位通過を手中に収めたが、明日の試合、勝てば午後から遊園地散策というご褒美が懸っている。これまでの試合と変わらぬモチベーションで挑み、3戦全勝での突破を狙う。
以上
2012.07.17 Reported by 安藤隆人
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