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【J2:第29節 松本 vs 熊本】反町康治監督(松本)記者会見コメント(12.08.19)

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●反町康治監督(松本):

「1万人を超える方々が入り、ほとんどが我々のサポーターのなか、ゴールネットを揺らせなかったのは少し残念な気がしてなりません。内容的にもハーフタイムの花火が一番良かったですね(苦笑)。ただ、新しい戦力を使うことも出来ましたし、更なる競争のなかでチームがレベルアップすることを期待してやまないんですが、今日は全体的に足が重くて、しかもハーフタイムに言いましたけどもフワフワしたプレーが多かったですね。しっかりプレーが出来ていない。もう少し基本に戻らないといけないかなと。シンプルにやってシンプルに圧力をかけてシンプルに向かっていくというところが少し足りなかったかなと。次はウィークデーにゲームもありますし、京都はJ2で昇格争いしているチームということで一つ頑張って帰ってこないといけないかなと考えています」

Q:今日、新戦力を2人起用されましたが、どういったことを期待されていますか?
「もう打ち止めですからね。このメンバーで最後まで戦っていきたいなと思っています。あと、キーパーが2人しかいなくなってしまった現状なので、そこは少し考えないといけないですが、あとは突き進んで天皇杯優勝までやっていきたいなと思っています(笑)。

やはり何回も言いますように選手間の競争をしっかりしないといけない。途中から入ってきている選手はある意味失うものがないというか、ゲームに飢えているから来ているわけで、そのエネルギーをチームに落とし込んでもらいたいですね。あと、この後質問あるかも知れないですが、なぜこの前点を入れたスビンを今日も使わなかったのか言われるかも知れませんが、スビンはトレーニングでいい加減なプレーばかりしていたので、それでは一所懸命やっている選手を使うのが僕の心情ですので、そういった心情的な競争もあります。点をとったからこそもっとトレーニングでしっかりやって、先発で出られるように努力しないといけないわけですが、周りがチヤホヤしてあなたがたがチヤホヤ文章を書くものですから(笑)、すぐ調子に乗ってしまう。僕は毎日練習もしっかり見て、それで選んでいくと。レギュラーもイレギュラーもなく、また振り出しに戻っていくんです。今日、鐡戸がイエローをもらい、リーチが3人になりました。ちょっとずつ怪我も出始めている今こそ、チームの真価、総合力が問われる。それも含めて新しく入ってきた選手には競争を激化して、勝ってもらいたいし、今までいる選手はもっと良いプレーをしないといけないということですね。高校生を(強化指定で)入れたのもそうです。高校生でも胸を張って試合に出てもらいたいと思います」

Q:白井、アリソン、藤川各選手のそれぞれ評価をお願いします。
「ミーティングで言いましたが、顔ぶれは変わっても顔色は変えるなと。今までやってきカラーは変えないでやらなきゃいけない。白井はこの前、90分くらいやっているので冷静にゲームに入れていましたが、試合終わった後に『僕の自慢はキックです』と言っていましたけど、それを自慢出来ないパフォーマンスだと思いましたよ。早く新しいキーパーを見つけようと思っています(笑)。キーパーは特別な仕事ですのでもっともっとレベルアップして欲しいなと思います。藤川は難しい状況ですよね。玉林が疲れていた状況でしたし、最後のフィニッシュまで持っていくかラストパス・クロスを上げるかというところは、彼は良いものを持っていますから、早くチームに慣れてもっとやって欲しいと思います。練習で足がつっているくらいですから、90分やる体力はもしかしたらないかも知れませんが、いい感触を掴めた展開だったかも知れません。アリソンは、まずチームに慣れる事が一つと日本のサッカーに慣れる事が一つですね。これは練習試合では格上と出来ない事情があるので、強い相手にどれだけやれるかですね。自分より背が低い相手にヘディングで負けているようでは話にならないですよね。僕もまだ彼のことを全部分かっていないので、これから練習を含めて足りないところをやって、早くチームの一員として馴染んでハイパフォーマンスを出してほしいですね」

Q:3試合ぶり出場の飯田選手についてお願いします。
「キャプテンまでやらせて、彼がしっかりとチームの主軸という意味合いも含めてやってもらいたかったんですが、2試合離れるとちょっと不安定なところがありましたね。もともと安定性のある選手ではないのかもしれないですが、チームの中では安定的な仕事をしていたんですけど、今日はやっぱりゲームフィーリングがまだまだだったという感じでした。ただ、これからでしょうね。2試合席を外してもまた席に戻ってこられたわけですから。もっと自分の良さをアピールしてしっかりやってほしいですね」

Q:8試合ぶりの無得点と、4試合ぶりの無失点。どちらの方を注目されますか?
「新聞的には何日ぶりとか探すのでしょうけど、僕はそういうのはどうでもいいです。幾つチャンスを作って、いかに相手に危険なプレーをしたかですよね。今日はそういう意味では、向こうの方が決定機は多かったですよね。我々は単発的で『入ればいいなあ』というところで終わってしまい、ちょっと物足りないですね。今の質問は答えづらいんですけども、そういう視点で私は見ています」

Q:少し(選手の)元気がなかったようですが、原因は?
「今週は少し趣向を変えて、紅白戦を2日連続で行ったんですが、フィジカル的にミドルパワーが少なかったかもしれない。それは反省点ですが、夏場で疲労を回復しながら、調整してトレーニングをやっているつもりです。あとプレーは過信と言ったら変ですが、良い時はもっとシンプルにやっているんじゃないですか。それが今日は重たかったですね。一つ休んでしまい、外して出したときはパスコースが閉じられてしまうとか。もう少し切り替えの判断の早さとか、特に守から攻ですね。その良さがあまりなかったですね。あとは精度ですね」

Q:飯田選手のキャプテンマークを巻いていましたが、どうでしたか?
「トスに負けたからね(笑)。これから考えます。湘南の時は毎試合替えてやっていましたが、それも悪くはないと思います。ひとつ考えます」

Q:カウンターについてはいかがでしたか?
「あれって感じはしなかったですね。まあ、(カウンターを)喰らわないようにやるのは簡単なようで結構難しいんですよね。特に最初は長いボールが多かったですよね。ハイプレスをかけるためにやってきたのか分かりませんが、熊本は最初の15分の得点がJ2で一番多いんですよね。ですから最初の15分がカギだなと思っていました。その後は長いボールに応戦になりましたけど、チャンスはありました。ただ、パスの精度とか一番良い選択肢を今日は選んでいなかった感じはしました」

以上
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