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【J2:第30節 福岡 vs 富山】前田浩二監督(福岡)記者会見コメント(12.08.22)

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●前田浩二監督(福岡):

「こんばんは。試合開始が1時間遅れたにも拘わらず、多くの方に最後までご声援いただいて、本当に感謝しています。序盤の失点は、今までにあったようなケースで、チーム的にも、スタジアム的にも、またかという雰囲気になりましたが、よく選手が最後まで諦めずにやってくれたと思っています。これは選手の努力と、スタッフの見えない努力、そして、サポーターとクラブが一丸となって手に入れた逆転勝利だったと思います。今季初めての逆転勝利だったわけですけれども、心から選手におめでとうと言いたいと思います」

Q;1点を取られてから、なかなか思うように攻撃が組み立てられませんでしたが、丁寧にやり続けたから最後に3点が来たのか、それとも、もう少し攻撃に工夫が必要だったのか、監督はどのようにお考えでしょうか?
「選手には、粘り強くプレーしようということを試合前に伝えましたし、後半に関しても、このまま続けようと伝えました。たしか1点目は後半の22分だったと思いますが、ずっと我々がボールを保持して、前にボールを付けて、そこで前進できなければサイドチェンジをするということで、ボクシングで例えるのなら、ボディブローを徐々に打って行って、しっかりと崩して点を取ったという形でした。今までですと、惇(鈴木)から長いボールを蹴ったり、ミンジェの単調なクロスだったりと、単調な攻めになっていたんですが、今日は全員が粘り強く自分たちのサッカーを展開した結果で1点目をとり、一時は突き放されましたけれども、それが2点目、3点目につながったと思っています。これは、ずっとやってきたことの延長戦上にあることだと思いますし、粘り強く戦った成果だと思っています」

Q;成岡選手が先発しましたが、今日の相手でこのような展開になることを予想しての起用だったのでしょうか?また、今日のプレーをどのように評価されているでしょうか?
「結論から申し上げますと、成岡が攻撃のアクセントになり、その結果、フィニィッシュまで持っていけたと思っています。本当に評価したいと思っています。ここ3試合出ていませんでしたが、疲労もあり、少しコンディションが落ちていたので休ませていました。ただ、走れるようになって帰ってきてくれということを彼に要求し、彼もハードなトレーニングを積んでいました。彼は我々の11名のメンバーリストに、ずっと載り続けていなければ困る選手だと思っています。それだけ彼のことを信頼していますし、それだけのポテンシャルを持っている選手で、彼自身、外されたことで悔しい想いをしたと思いますけれども、その悔しさをパフォーマンスで表現してくれたと思っています」

Q;新加入のオズマール選手、そしてルーキーの石津選手の活躍で逆転勝ちしましたが、彼らに対する評価を聞かせてください
「オズマール選手は来日して間もないのですけれど、本当に新しい風を吹かせてくれていると思います。人間性も非常に明るく、チームに早く溶け込んでくれたと思っています。初めて先発した試合で点を取ったということは、彼が日本のサッカーに早く適応できたということだと思いますし、自信にもつながると思います。石津に関しては、前回の北九州戦では、チャンスがありながらも足を振ることが出来ず、今日はウォーミングアップの時から『絶対に足を振ってやる』とスタッフにも言っていたので、まさに有言実行だったと思います。彼は本当に悔しい想いをしてきましたが、ずっと準備をしていましたし、先発で起用してもおかしくないパフォーマンスも見せてくれていました。普段からの練習の努力が実を結んだということだと思います。また、彼らを含めて、今日はサブの7名もベンチから大きな声を出して一体感をもって戦っていましたし、いつでも行けるように本当に準備をしてくれていました。彼ら2人が今日のヒーローであるわけですが、全員がヒーローにふさわしいチームへの貢献をしてくれたことが、ひしひしと感じられた試合だったと私は感じています」

以上
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