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【J2:第31節 福岡 vs 松本】前田浩二監督(福岡)記者会見コメント(12.08.26)

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●前田浩二監督(福岡):

「こんばんは。6,576人の多くの観客の皆さんに集まっていただいて、また、子どもたちにとっては今日が夏休み最後の日曜日でしたけれど、勝点3を勝ち取ることができませんでした。けれども、アビスパの選手たちが最後まで諦めない姿を見せることが出来たと思っています。ゲームに関しては、最後に粘って、選手たちはよく勝点1を奪取したと思いますけれども、もったいないゲームだったと思っています」

Q;もったいないゲームとおっしゃいましたが、恐らく2つの失点シーンについておっしゃっていることだと思います。その中で、特に1点目のシーンについては、監督はどのようにお考えでしょうか?
「一言で言うと『気』ということだと思います。得点後というのは、どちらも隙が生まれがちな時間帯だと思いますけれども、特に得点を取った後の5分という時間帯は、相手はこちらの隙を突いてこようとしますし、こちらも隙を見せないようにしなければいけません。結果的には、簡単に間を通されてしまったわけですが、どういう状況だったのかは、しっかりと映像を見て確認したいと思います。2失点目に関しては翔(成岡)のファールではなかったという選手のジャッジがあって、そこでレフェリーにアピールしたりすることよりも、セットプレーに対する準備という点で『気』を高めていけば凌げたところでもありますし、全体で凌ぐというところの『気』の高まりを意識していけば改善できると思います」

Q;前半の戦いぶりを見ながら、アビスパは結構やっていたのではないかと見ていたのですが、2失点を喫してから、かなりトーンダウンしたように感じました。監督は、どのように見ていますか?
「90分+4分の試合であったわけですが、サッカーには自分たちの流れもあれば、相手の流れもあると思っています。けれど、今日はほとんどの時間帯が我々の流れだったと思います。トーンダウンした要素としては、一発で狙ってしまうという傾向が出てきてしまったということ。そこでしっかりとグラウンダーで通して、分厚い攻撃をするということを最初のメンバーにも伝え、成岡をボランチに入れることで厚みを出すことが出来たと思っています。ただ向こうも選手交代を考えてきますから、そこでのせめぎ合いの部分では、ここ2試合に関しては、選手たちはかなりタフになってきていると思いますし、確かに勝点2は失いましたけれど、アビスパの選手たちが進んでいる道ということに関しては、みんな信念を持って取り組んでいますし、いい方向に進んでいると私は思っています」

以上
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