●反町康治監督(松本):
「3連戦の最後ということで、死力を尽くして頑張った選手を褒めたいと思います。松本は夜になると涼しいのですが、ここはまだ暑いですね。その意味で暑さとの戦いも大変だったと思います。うちは最後にやられたことがないので、少し選手同士の温度差があったかなというのを感じていまして、これは少し話をしないといけないかなと感じております。福岡とのゲームはここ最近のゲームを見てもらってもわかるとおり、ハイスコアのゲームになるんですよね。我々はロースコアが多いんですが、福岡はハイスコアが多いので、まあ想定しているようなゲームになったことは間違いないです。夏場、8月を負けなしで乗り越えられたのというのは、ずっと鍛え上げてきた成果だと思います。前半あれだけボールを動かされたら後半ばてるだろうと思ったら、福岡の方がばてていましたね(笑)。あと、福岡さんには練習場が3面あって涙が出るほど羨ましかったですね。我々も転々とした練習場ではなく、シャワーとか風呂がついている練習場が早く欲しいです(笑)」
Q:選手同士の温度差とは、どういった部分でしょうか?
「難しいですけどね。ボールをキープして渡さないことに専念するのか、3点目を取りに終わらせるのか。35分くらいから考え始め、5分前から深く考えて、アディショナルタイムになったら完璧に考えるのが普通なんですよ。ただ、まだ発展途上のチームなので、ユンやスビンはゴールゴールという感じでしたね。今話しても多分冷静になれないと思うので、オフ明けにでも少し話をしていきたいと感じています。我々の2点目も事故みたいなものですし、そういう意味では痛み分けだったのかも知れないですね。福岡は古賀の折り返しから点を取っていることが今まで幾つもあって、そこはハーフタイムにも話したんですけど、セットプレーの折り返しでかなり点を取っているんですよ。そこの一歩が最後出なかったですね」
Q;渡辺選手と藤川選手の起用の意図と評価を教えてください。
「疲労は大きいと思いますね。玉林はサイドでアップダウンを繰り返していますし、疲労から来るディフェンスの判断が落ちており、心配しながらやるよりも最初から入れたほうが良いかなと。それぞれ期待には答えてくれたとは思います」」
Q;Jリーグ初の複数得点となった塩沢選手の出来については?
「2つとも塩沢らしいゴールで(笑)。アシストがいないようなゴールでしたが、塩沢らしくて良いんじゃないでしょうか」
Q;ハイスコアのゲームになってしまった理由は、どんなところに会ったのでしょうか?
「我々は得点力を見ても、1試合で4、5点とるような力はまだないですから。そういうのを踏まえると、この3連戦の3戦目に当たったのはきつかったですね。福岡の前の方の選手は、去年はJ1でやっていましたし、僕も城後を選んだことはありますけど、下の世代で日の丸をつけているような選手が多いですから、決定力とか突破力とか洗練された動きは、正直疲労した暑い中ではかなり大変だったなと思います。これが一週間準備した段階ですと良い対応は出来たかも知れないですが。あと福岡さんは非常に綺麗なサッカーをするチームなので、前半やられちゃいましたね。ハーフタイムに考えたのは、後ろを一人少なくして前のほうで効率よくボールを奪うかということですが、ただしオズマールにしても坂田にしても力があるから、真ん中2人にするのは厳しいかなと思ったので、前の方に頑張ってもらうしかないかなと思ったんですけど。後半はかなり向こうのボランチもボールを受けるのが少なくなって、テンポがダウンしたので助かりましたね。後半もあのままテンポアップしてやられたら、4、5点やられてもおかしくなかったですよね。我々はチームの力を考えるとハイスコアになった場合勝てない。ロースコアで勝ちきることが必要になると思います」
Q;この夏に外国籍選手の補強がありましたが、それ以降も塩沢選手がレギュラーとなっている理由は何でしょうか?
「パフォーマンスが良いからですね。出る・出ないは現場の選定する仕事ですけども、補強したことで彼にも刺激になっていることは間違いないですね。だからと言って来ていない選手が駄目だという言い方にはならないですね。初めて日本でプレーする選手などは日本のやり方には馴染めないじゃないですか。早く馴染ませるようにやっていますけども、自分からも受け入れないといけないことはあるでしょうね。あと11試合あるわけで、戦力になることは間違いないと思うので、TMなどで見極めてやりたいですね」
Q;今日はロングボール少ないように感じましたが、福岡対策だったのでしょうか?
「ロングボールを意図的にやっているわけではないんですよ。ビルドアップのトレーニングもしっかりやっていますからね。ただプレッシャーが強い中でまだまだボールを動かす力が足りないですよ。そうすると長いボールを多用すると。ただ長いボールを使うことが別に悪いわけではないですから。なるべく手数をかけないでに前へ運ぶパスワークは意識しています。1点目は実際そういう形でしたね。ああいう形をもっと増やさないと。長いボールを蹴れ蹴れと言っていては30年前に戻っちゃいますから。ただプレッシャーが強い中ではトップを上手く使いながら攻撃するのも方法ですよね。それは現実的な戦いをしていかないといけません」
以上
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