●ペトロヴィッチ監督(浦和):
「前半いい形で試合に入ることができたし、いい形で得点もできて1−0とリードすることができた。前半は何回もチャンスがあり、2点目を決められるチャンスもあったが、決め切れないなかで、相手の前半唯一のシュートがゴールになった。相手が1人少ない中で失点したが、唯一のミスだった。ああいう状況での失点は、相手を生き返らせることにつながる。後半は一方的に攻めて、決定機もいくつかあったが、残念ながらゴールに嫌われた。選手たちは最後まで勝利を目指して全力で戦ってくれたが、今日は運がなかった。この結果に関して、選手、クラブ関係者、サポーターも残念な気持ちだが、我々はまだ上位にいる。必要以上にがっかりすることはない。全力で戦った上で結果がどうなるか分からない、それがサッカーだ。浦和としては、必要以上にがっかりすることは変えていかないといけない部分だと思う。見ている方々は5ヶ月、6ヶ月前の浦和を忘れてしまう。24節戦ったなかで、これだけの成長を遂げたチームは日本にはないはずだ。今日の試合が終わってもまだ上位にいるし、一番上に行く可能性も残っている。引き続き戦っていくだけだ。残念ながらボールが何回もポストに当たったが、それでも選手は最後まで勝利を目指して戦ってくれた」
Q:後半はチャンスもあったと思うが、前半と違ってランニングを生かしたチャンスがなかったように思うが?
「唯一のミスは失点した場面。それによって相手が生き返った。後半は相手が引いて8人でゴール前を固めるような守備をしてきた。我々はどうしてもゴールを決めたいという気持ちが強くなったし、相手は守っていく中で我々をナーバスにしていった。そのなかで我々は前半のような形を作れなくなったし、イライラしたなかで自分でいく形が多くなった」
Q:さいたまダービーに対する試合前の意気込みはどうだったのか?
「さいたまダービーということで、我々は4月に負けていたし、リベンジの気持ちを選手たちは持っていたと思う。私はその気持ちをよく理解していたが、その気持ちと冷静な判断の両方を忘れないようにと言った。選手たちはサポーターにどうしても勝利をプレゼントしたいという気持ちがあったと思う。全力で戦ったが、残念ながらそれを果たすことができなかった。サポーターは今日のダービーで素晴らしい雰囲気を作ってくれたし、それに報いることができなかったのは残念。ただ、リーグはこれで終わったわけではない。サポーターとともに戦い、いいシーズンの終わりを迎えられればいい。選手が全力で戦っていたのはサポーターたちもわかってくれたと思う」
Q:原口の成長について思うことは?
「元気のゴールで1−1に終わるようなゲームではなく、元気が勝利を呼び込むようなゴールをもちろん期待している。昨シーズンの元気は10ゴール以上決めたが、チームは残留を争った。今シーズンは元気が決めようが、誰が決めようが構わないが、上を争っている。ただ、元気が最近いいプレーをしているのは間違いない」
Q:柏木、鈴木を交代させた理由は?
「陽介に関しては前半の接触プレーで腰を痛めて、代えなければいけない状況になった。啓太は今シーズン通していいプレーを続けているが、今日は後半に入って非常に疲れているように見えたし、我々はより攻撃的にゴールを狙っていくためにフレッシュな選手を入れた」
以上
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