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【J1:第25節 清水 vs F東京】試合終了後の各選手コメント(12.09.15)

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●大前元紀選手(清水):
「前半は1-0で良い形で折り返せたのは良かったですが、後半は自分たちのサッカーがあまりできなくて、CKから失点してしまって勝ちきれなかったのは本当に悔しいです」

Q:前半のご自身のゴールシーンを振り返ると?
「審判がなかなかファウルをとってくれなかったので、僕も激しくいったら流してくれるかなと思って強くいって、ボールを取ったらもうゴールしか見えてなかったので。相手に当たりましたけど、入って良かったと思います」

Q:これで今シーズン10点目。2ケタに到達しましたが、いかがでした?
「15点を目指してやってきた中で、2ケタというのは初めてですし、そういう意味では良かったですが、10得点目でチームが勝てればもっと良かったと思います」

Q:今日は10日前にも戦った相手でしたが、どんなことを意識して試合に入りましたか?
「ナビスコカップでの負けというのは、僕らは本当に悔しい思いを持ってこの10日間やってきたので。そういう意味ではやり返したいという気持ちはすごく強かったですけど、勝ちきれなかったので、本当に悔しいです」

●金賢聖選手(清水):
「勝てる試合だったと思いますが、チャンスもあったし、引き分けになってしまって残念でした」

Q:金選手も今日はいつも以上にプレスに行っていたと感じましたが。
「自分としてはそんな感覚はなくて、いつも通りのプレスのかけ方だったと思いますが、たぶん相手が後ろから回してくるチームだったので、必然的に前から行く感じになったと思います」

Q:得点のチャンスがありましたね
「前半の左足のシュート、あれが入っていれば波に乗れたと思いますが……。次こそはゴールを取りにいきたいと思います」

●八反田康平選手(清水):
Q:今日の前半は、今まででいちばん納得のいくプレーができたのでは?
「そうですかね。まあボールにも関われたし、その中で決定的なシュートチャンスもあって……本当にあれは悔しかったですけど、そこまで行けたという意味では、今までで一番良かったと思います」

Q:河井選手と右サイドで絡むと、ほとんどボールを取られないですね。
「そうですね。やっぱり感覚が合うというか、すごくやりやすいので、元紀も含めて良い感じで回せていたのかなと思います」

Q:そうして右サイドでタメを作って、左にサイドチェンジというパターンもありました。「はい。やっぱりどっちかに寄せて、逆サイドがフリーになってというほうが、ただ回すよりも効果的だと思うので、そういう形ができたら良いかなと思っていました。前半は、それもある程度できたかなと思います」

Q:後半にチームとして主導権を渡してしまったのは、どういう原因があると思いますか?「これといってやり方を変えたわけでもないですし、正確な原因は帰ってまた見直してみないと何とも……。ただ、後手後手になってしまったという面はあったと思います」

Q:個人的な反省点はありますか?
「やっぱり、前半のシュートが……決められるところを外してしまったのは、今日一番悔しかったところです。あそこで決めていればまた流れもずっとこっちのままでいけたかもしれないので。あれは決めないといけなかったです」

●カルフィン・ヨン ア ピン選手(清水):
「うちもそれほど良いプレーができたわけではなかったけど、相手も良くなかったし、うちのほうが少し前のほうで戦えていたと思います。良くなかったとは言ったけど、それでも前半はしっかりコントロールできたと思います。でも、後半になって少しコントロールを失って、逆にFC東京がエネルギーを持って攻撃してきた。それでも序盤にチャンスがあったけど、それを決められなかった。失点の場面は、いつもと違った形のCKをやられて、少し混乱してしまって、シュートを決めた選手に対してどうしていいかわからない状態になってしまった面が少しありました。それはアマチュアチームでしか起こらないことだと思います」

Q:前半は、李記帝選手の裏をしっかりとカバーしていましたね。
「前の試合では同じような形でチャンスを作られていたし、キジェの裏に来るというのはわかっていたので、こちらもそれに対して対策をとりました。ただ、キジェも村松もそこにしっかり対策をとれていれば、自分があれほど行かなくても良かったかもしれないので、そういう意味ではもっと改善する余地はあると思います」

●米本拓司選手(F東京):
「自分のミスから点を取られたので、すごく痛いというか、悔しいです。前半はチームとしても全然動けていなかったので、もっとしゃべりながらやれれば良かったと思います」
Q:チーム全体として、前半は中盤でボールを奪われる場面が多かったと思いますが
「そうですね。僕が取られたシーンも、もっと早くボールを動かせば良かったんですけど。ワンタッチ、ツータッチぐらいでポンポン回せば、相手のプレッシャーもかからないと思いますし。ミスをしても、その後の切り替えという部分が遅かったと思うので、立ち上がりからそれを早くしないといけないと思います」

Q:逆に後半主導権を握れた理由は?
「相手のプレッシャーがかからなくなったというのもありますし、後半うちが修正したという部分もあると思います」

Q:中盤のルーズボールに対する出足でも、後半は上回ってましたね。
「そうですね。あれを前半からやらないとダメだったと思うし、ナビスコのときも前半の立ち上がりで失点してしまったので、同じことを2回繰り返したらダメだなと思います」

●権田修一選手(F東京):
Q:後半に流れを取り戻せた理由は?
「気持ちでしょ!前半はちょっと覇気がなかったですよね。この前(天皇杯で)横河(武蔵野)とああいうゲームをしてしまった後の入りという感じではなかったなと。僕のイメージとしては、もっとギラギラして、最初のファーストプレーでもっとガツンと行くとか、ゴール前に何人も入っていくとか、球際で絶対負けないとか、そういう部分がこの前の反動であるかなと思っていたので、それがうまく持っていけなかったなと思います。
そのへんのゲームの入り方という部分は、今年のうちのテーマとしてあるので、開幕戦も入りが悪かったし、そこから進歩していかなきゃいけないし。相手が『FC東京って入りでメッチャ来るから気をつけないとね』と言うぐらいのレベルにいかなきゃいけないと思います。それぐらい強い気持ちで入りから行くというスタイルにしていきたいですね。
今日のような入り方をしてしまうチームだと優勝も難しくなってくると思うし、これが改善されて、90分間後半のようなサッカーができるようになってくれば、ACLとか優勝という目標も見えてくると思うので。今後良い成績を収めるためには、すごく必要なことだなとあらためて感じました」

Q:後半頭の決定的なシュートを権田選手が止めたことで流れが変わりましたよね。
「でも、あの時間にああいうピンチを作られちゃダメですよね。ただ、自分としてはあれが最低限の仕事なので」

以上
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