●前田浩二監督(福岡):
「こんばんは。1−1という残念な結果に終わってしまいました。まず最初に、台風で開催が危ぶまれる中、多くの方たちが来ていただいて本当に感謝しています。試合の方は、序盤に町田さんに主導権を握られる苦しい展開の中で先制点を取り、そこでねじ伏せなければならなかったのですが、ホッとする病気が出てしまって追いつかれ、また相手に主導権を握られるという状態になっていました。今までトレーニングしてきた粘り強く連動するというところが、少しずつはがれてしまって相手のリズムになりましたが、後半に選手を入れ替えて、前線のタメ、プレッシャー、仕掛けのところで挽回しましたけれど、いま一歩のところで勝点3を逃すことになりました」
Q:決して町田を低く見るわけではありませんが、33試合を戦って最下位のチームに対して、J1昇格の可能性を追いかけているチームが、ホームで、しかも追いつかれて引き分けてしまったということに関し、監督はどのようにお考えですか?
「まず、サッカーというものに順位は関係なく、ゲームが終わった後に勝ったか、負けたかで力が証明されるものだと思っています。今日の引き分けに関しては非常に痛い結果です。選手はベストを尽くしたと思いますが、一度はがされても、2度追い、3度追いするという判断を、もっともっと連続していけば、特に問題はなかったと僕は思っています。ただ、そこで一歩緩めるとか、距離が離れるということで相手に隙を突かれてしまう。自ら招いた展開だったのではないかなと思っています」
Q:FWが縦関係になりながら、相手のボランチに制限をかけながらサイドに追いこむというトレーニングをされていたと思いますが、それが機能していなかったように思いますが。
「おっしゃる通りです。相手が登録上4−4−2だったので、4バックなのか、3パックなのか様子を見ようということでしたが、6番の選手がフリーになっているという問題が起こっていました。途中で制限に行った時に、右サイドの城後と拓三(和田)のところで相手1人に対して2人で見てしまったということで、我々の右サイドで主導権を握られて後手を踏んでしまったことが、前半、相手に主導権を握られてしまった原因だと思っています」
Q:残り8試合となつて昇格に向けて負けられない戦いが続くと思いますが、今後、どのように戦って入れるのでしょうか?
「以前の会見でもお話したのですが、2012年というシーズンにやり続けてきたことを、しっかりと印象づけるという意味では、やはり、残り8試合で結果を残すということ。そして、やっているサッカーを信頼を持ってやり続けることだと思っています。ただ、それは先発のみならず、全ての選手たちの選手層を熱くすることが必要となるので、全選手たちにプロ意識を促していきたいと思います」
以上













