●オズワルドアルディレス監督(町田):
「まず最初に、あまり良いゲームができませんでした。今日は本当に勝たなければいけない試合でした。選手たちは大変ナーバスな状態で、ピッチに入ってしまったように思います。相手の最初の決定機に、カウンターからやられてしまいました。その後すぐ、彼らの2つ目のカウンターで、2点目を食らってしまいました。そういう意味でも、ナーバスだったと思います。その後に何とかチームを立て直そうと、それぞれが奮起してくれたと思います。
相手チームに関しても、大変組織的ないいチームだと思います。ただ相手がどうこうというよりも、自分たちがなかなか相手ゴールに近づくことができませんでした。今あるプレッシャーが、選手にとって重いものだったかもしれません。普段やらないファウルや、抗議をして退場になったり、そういう意味でも、選手たちはナーバスな状態にあったのかもしれません。この試合には絶対勝たなければいけないという、そういう気持ちが、逆の方向に働いてしまったと思います。ただ私は選手たちが全てを出し尽くしてくれたと思っています。今日に限ったことではありません。今までの試合も、全てを出し尽くしていたと思います。ただ今日のゲームに関しては、我々の目的を達成することができませんでした」
Q:これからの3試合は今日以上にナーバスになりやすいと思うけれど、心理的にどう立て直すのか?
「もちろん、残りの試合はプレッシャーが強くなると思います。そういう勝たなければいけないという中で、今日、結果を出せなかったということは悲しいことです。ただ、だからといって降参するわけではありません。全くそのつもりはありません。また来週の日曜日に備えて、しっかり立て直したいと思います。それは毎週のことで、今回に限ったことではありません。サッカーとはそういうものだと思ってます。もちろん今日は大変悲しい気持ちです。ただ火曜日からもう一度練習を開始して、日曜日に備えたいと思います。来週も選手たちは100%以上のモノを出してくれることを、私は確信しています。今日もそうでしたし、今までの試合もそうでした。時々、自分たちの目標は達成できないことはあ りますが、選手たちは全てを出してくれる。そう確信しています」
Q:前半40分という早い時間に、幸野志有人選手を投入した理由は?
「もう少し攻撃的にやりたいという狙いがありました。タカ(交代した鈴木崇文選手)に関しても、少しナーバスだったと思います。もう少し中盤でボールを保持したいという意図もありました。志有人が入ることによって、ボールをチームとして保持したいという狙いで投入しましたけれど、あまり大きな変化は残念ながら得ることができませんでした。ただそういった理由の他に、チームが上手く行ってない時に、何かをしなければいけないという思いで、代えたということもあります」
Q:今日は4失点で守備の修正が必要だと思うけれど、今後に向けてどのような手を打つのか?
「まずイ ガンジンが怪我をして、いませんでした。そういう事情もあって、本来のポジションではない選手が、DFをやっているということもありました。あなたの質問に答えるのは簡単なことです。CBを一人見つけるということです。私たちはもう一方で、守るというだけでなくて、点を入れなければ勝てません。我々は勝点3を必要としています。来週も同じです。失点しないためというより、勝つために色々考えると思います。なのでどこかでリスクをおかす場面、場所があると思います」
Q:試合後にサポーターから『諦めるな』という声もありましたけれど、サポーターにメッセージをお願いします。
「もちろん、先ほども言いましたとおり、諦めるつもりは全くありません、大変難しい試合が3試合残っていますけれど、勝つつもりで準備していきます。正直に、心から言わせていただきますが、今日までの全ての試合において、ゼルビアの選手は全てを出してプレーしていると思います。今日に関していうと、そういう神経質になった部分が、逆に働いたということだと思います。そういうことも、私たちは学んでいかなければならないと思ってます」
Q:テクニカルエリアにあまり出てこなかったけれど、何か心境の変化がありましたか?
「時々ですけど、主審や副審とすれ違った時、何かを言ってしまいがちなので、自分で押さえていました。今日は試合前から、何が起きても主審や副審に抗議めいたことを言わないと決めていて、そういう意味で極力ベンチに居ました。試合中にはできたら座って、少しリラックス状態で試合を見ることを、私は理想としています。現実として、今日はそういう試合ではありませんでした。チーム全体がナーバスだったと思います。普段しないようなミスを連発していたことも、そういったところで出ていたと思います。そういう意味でも彼らと我々には差があったと思います。本来そこまでの違いがあったわけではないと思います。今日はナーバスになって、試合に入ってしまったということです。シーズンの中で、今は大変難しい時期に来ています。シーズンの終盤という時期に、絶対に勝たなければいけないという状況が重なることを、私は少し心配していました。若手が多い中で、プレッシャーの中でどう戦うかという部分で、経験値がなかったと思います。もちろん自分が監督として彼らにできることは、最大限やってます。ただ、選手は試合に一度入ったら自分、もしくはチームの中で問題を解決しなくてはいけません。このような痛々しい結果に対して、私の選手は間違いなく多くを学んで行くでしょう。彼らはこういったことを乗り越えて、将来大きな選手になっていくと確信しています」
以上
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