●影山雅永監督(岡山):
「また引き分けかと皆さんお思いでしょうし、サポーターの方々も、ホイッスルの後でため息が聞こえましたので、またもや勝点3を皆さまと喜べなかったことを残念に思っています。
前半、水戸のパワーっていいますか走力に押されてしまったな、受けに回ってしまったなという印象です。前節、東京V戦では出来たことが、今度は水戸にやられてしまいました。これは我々が気を抜いたのではなく、水戸が、たぶんですけど『そういうところが足りないんだ』とパワーを増してきたのかもしれないですね。そこで我々が受けに回ってしまっては、前半のようになってしまうのは当然のことで、必死と必死がぶつかった時は、より必死な方が上回るわけですからね。さらに必死さを出さなければいけなかったんじゃないかと思います。
後半から多少巻き返しまして、不用意に先に失点してしまいましたが、その後、気迫を上回らせて追いつき、攻めながら、引き分けに終わりました。昨年この対戦では0−3で負けているわけですよね。毎回、水戸とはタフなゲームになるんですが、引き分けの残念さは持ちつつも、ゲームのなかでずるずるといかずに、逆転までいかなかったにせよ、自分たちで持ち直して、選手たちはよく頑張ってくれたんじゃないかな、このタイトスケジュールの中で、と今思っています。次こそ勝てるように、3日しかありませんが、コンディションの調整に重きを置き、回復させて横浜FC戦(3/24@ニッパ球)に臨みたいと思います」
Q:今日は田中奏一選手の出場で、いつもと違う攻撃のバリエーションが出たと思いますが手応えはいかがでしょうか。
「大いに望んでいます。そのためにサブに入れていますし。まだ試合経験は浅いんですが、個人で相手を抜き去るパワーを持った選手で、短い時間でしたが、そういったところを何回か出してくれたんじゃないかと思います。もっともっと出来る選手だと思いますんで、コンスタントにパフォーマンスを上げていってほしいなと思います」
Q:勝利までのあと一歩。次に向けて、選手たちに伝えることは。
「前節、東京V戦については『あと一歩』と言えたんですが、今日は水戸のパワーに上回られましたんで、そういう意味では多少違った感触を受けています。なんとか自分たちの力で追いついて、しぶとい試合をしています。引き分けが続いていますが、ポジティブな面も僕は見出しています。次の試合、次の試合と、1試合ごとに勝つための努力をする以外にないですね」
Q:東京V戦はいい内容で、今回は同じメンバーで、水戸に上回られたという印象でしょうか。
「結果的に、水戸の出足の速さ、守備の厳しさに受け身に回ったということですね。よかった悪かったということよりも、それは選手たちがピッチの上で戦っているわけですから。上回られてしまえば受け身に回る、逆にもなるわけですからね。そういう意味では、もっとパワーを出さなくてはいけなかった前半だなと思っています。
ただ後半はハーフタイムに自分たちで、もっとバトルに勝たないといけないって言ってたんですけど、そういうことを踏まえて後半出て行けた、バトルの部分で、互して戦うか上回るくらいまではいけるんですよね。チームって生き物だな、と思いましたね。1試合まあまあなゲームやポジティブなゲームをしてしまうと、相手がものすごいパワーで来た時に受けに回る、そういうメンタリティになってしまう。水戸はその逆だったのかもしれませんが、難しいものだなあと思います。前半、上回られてしまったのは事実だと思っています」
Q:東京V戦でよかったことを「継続していこう」という思いがあったと思うのですが。
「出せたからこそ、追いつけたと思うんですよね。後半のとくに半分過ぎくらいからは、バトルに勝ちながらボールを動かして前に運ぶ、ゴール前のシーンが何回も出ましたからね。ぐちゃぐちゃした中でそれ入ってないのかと思うようなシーンがありましたからね。ただ続けるというのが、同じことをやれば、では勝てないんですよね。停滞は衰退になってしまうかもしれません。ですからさらに上を強く、もっと出すということを毎試合ごとにやっていく必要がある。それが出れば毎試合ごとに成長していけると思います」
Q:セットプレーからの得点が2試合連続。今年の課題でしたが、手応えは。
「セットプレーでは取れるようになったんだけど、オープンプレーで取れないという言い方も出来ますよね。これはもう続けて、ゴール前まで行けてますから続けるしかないかなと思います。セットプレーの失点も前回の東京V戦であるんですけれども、攻撃のところで、キッカーと中に入る選手の関係が出来てきている。コーチの眞中がすごくよく調べて、トレーニングでしているんですけれども、引き続きやってさらに精度を上げて、セットプレーからの得点がコンスタントに取れるようになればいいなと思います」
Q:島田選手のキックもよかったですが。
「キックもそうですが、セットプレーでも普通のパスでもそうなんですが、出し手と受け手の関係は非常に大事になりますので、もっともっと回数を増やしていきたいなと思っています」
以上













