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【J2:第13節 北九州 vs 札幌】柱谷幸一監督(北九州)記者会見コメント(13.05.06)

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●柱谷幸一監督(北九州):

「最初にゴールデンウィークの最終日という事で、サポーターの皆さんにも沢山来ていただいた。バス入りの時は皆さんに迎えてもらって、すごく思いを感じたので、本当に勝ちたかったんですけど、非常に勝てなくて残念な思いでいっぱいです。
ゲームに関しては、立ち上がりから前半が重くて、なかなかボールに対してプレッシャーに行けなかったりとか、自分達の思い通りにボールが運べなかったりした。その中で先に失点したのは、非常にゲームの流れとしては痛かったと思います。カキ(柿本)が非常に良いゴールを、バイタルエリアの前で、前を向いて良いシュートを決めてくれた。それで1−1に追いついて、さあこれからという時にまた失点しまう。そういう流れになってしまうと、なかなかゲームは難しいという思いだった。
後半に入って前にボールを運べる様になって、イケ(池元)が入って、大島が入ってからっていうのは、前線でのタメとかコンビネーションとか、サイドからのクロスとか。いろいろな攻撃の形が出てきた中で、チャンスも幾つかあったので、しっかり決めたかった。十分追いついて逆転するぐらいの勢いは、あの時間帯にはあったので、ここで1つでも決めて、次のゴールという流れを作りたかったんですけど、バーに当たったり、キーパーの好セーブにあって、取れなかったのは残念な気持ちです。
今なかなか勝てない状況ではあるんですけど、下を向いてないで前を向いて、次のゲームに向かっていかないといけないと思っています。それを向かわせていくのが自分の仕事だと思っているので、しっかり責任を持って、覚悟を持って、次に向かっていきたいと思っています」

Q:スタメンを入れ替えましたが、その意図と評価は?

「中2日のゲームだったので、フレッシュな選手を入れて前半から掛かっていって、それで勢いを付けたかった。選手も、かなり疲労している選手もいたので、少し替えてチームに勢いを付けたくて替えました。冨士が前半を終わってから『体が重い』という事だったので、後半から宮本を右に入れて、松本(陽介)を左に回したりした。(キム)ドンフィも良い感じで突破出来ていたんですけど、両足がつっている状況だった。最初はナム(イルウ)の所でイケを用意してたんですけど、あのまま続けてたらドンフィが動けなくなると思ったので、ドンフィを替えてイケを入れました。柿本も足をつっていた状態だったので、そこで大島を入れた。思った以上に選手達の疲れがゲームの中に出ていた。この厳しい日程や移動というのは、ウチ以上に札幌の方が長い距離移動して来てゲームをやっているので、言い訳にならない。もう一回しっかりコンディションを作って、これから厳しい梅雨のシーズン、夏のシーズンが来るので、そこをしっかり乗り切っていける様なコンディション作りをやっていかないといけないと思っています」

Q:後半から、池元選手が初出場を果たしましたが?

「シーズン前から大島と池元の2トップというのは、それが構想の中でチームはスタートしたんですけど、プレシーズンで池元が怪我をしてしまった。結局2ヶ月使えない状況に。大島も、ドクターからストップが掛かって5試合使えなかった。なかなか、その2人が揃わない状況が続いたんですけど、池元が先々週から部分合流して来て、今週はやっとゲームのトレーニングに入れる様になったので、短い時間でも、自分達が押し込んでいる状況だったら使いたいと思って、今日はベンチに入ってもらった。予定した以上より長い時間になってしまって、怪我が心配だった。その中でもプレーのクオリティの高さっていうのは、あの30分弱の時間でも十分見て取れたというか、ちょっとモノが違う、レベルが違う。ボールの扱い1つにとっても、レベルが高い選手だと思ったし、色んな攻撃の変化が出てきた。
これから様子を見ながら、明日もどれ位リバウンドがあるか分からないので、使って次の日様子を見て、少し上げていって、ゲームの時間も伸ばしていって、大島とのコンビネーションも更に作っていって、これからやっていこうと思っています」

Q:これでチームも6連敗ですが、この理由は?

「選手達にも話したんですけど、この今の状況から目を逸らさないで、現実な事なので。しっかり自分達で、現状は受け止めないといけないと思っています。負けているゲームというのは、1点差が非常に多い。その2点取られる、1点に抑える、0点に抑える。チャンスが全く無い訳ではなく作れている。そういう所を決めて、これまで1−2とかで負けていたゲームを、1−1にする、1−0にする、2−1にして勝っていく。そういうゲームを作っていく事が勝ちに繋がっていくと思っています。球際の厳しさであったり、決定力も上げていかないと、勝っていけないと思っています。
メンタル的に、連敗してきているので、弱気になっている部分がプレーにも少し出てきているので、そこはメンタルの所をフラットに戻したい。後はトレーニングで、修正していくしかないと思っています」

Q:失点の多さとかで、何か変化させようと思っていますか?

「失点のシーンでも必ず原因があるので、それを1つ1つ潰していくという事ですね。同じようなシーンがあった時に失点しないで、チームの守備力を上げていく。チーム27人の選手が居ますから、その中でのポジション争いを、集中力を上げていくという事も、やっていかないといけない。
フィールド24人のグループですから、24人のみんなの中で意思統一して、チームも攻撃も連動してやっていける様に、ここを乗り越えて行かなきゃいけないと思っています」

以上
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