●森保一監督(広島):
「この試合は結果として1-0ではあったが、選手は前半から積極的に攻撃に関わってくれたし、主導権を持って試合を終わらせることができたのは良かった。ただ、多くのチャンスをつくった中で追加点を奪えれば、もっと楽になったと思います。最後のアタッキングサードでのクオリティを、もっと上げないといけない。
やろうとするサッカーは、お見せすることはできた。相手にチャンスをほとんど与えることもないまま、勝ちきれた。自分たちの理想と現実の部分も含め、しっかりとできたという実感はあります。天候も途中から暑くなって難しかったのですが、選手は最後まで集中を切らさず、頭を使って戦ってくれた。何より、ホームのサポーターに皆さんに勝点3をお届けできたことがうれしい。喜んでいただける結果を出せたことはよかった。
Q:大分のメンバーやシステム変更は予測しづらかったと思うが、選手たちへの指示は?
「大分はかつてやったことがない非公開練習をやって、広島戦に臨んでいる。この試合を取りに来るため必死にやってくるし、そこは覚悟しないといけないと選手には言いました。鳥栖戦でもシステムやメンバーを変えてやってきたし、今日もどういうシステムか、どういうメンバーか、試合が始まった中でマッチアップを確認し、いい対応をしないといけない。柔軟な対応を選手たちには求めましたね。彼らもいい形で主導権を握って、試合は進めることができた。
相手がどういう形でやってこようとも、大切なのは自分たちがどう戦うか。選手もそういう想いを理解して、落ち着いて戦ってくれたと思います。これまでも、我々に対していろんな相手がいろんなシステムで戦ってきたし、その度に打ち破ってきている。だから、試合が始まってから整備してやっていけば、問題はないと考えていました」
Q:Jリーグ20周年を迎えるにあたり、チームの開幕戦(対市原戦)に出場されたお一人として、この20年というものをどう捉えておられますか?
「サッカーに関わる人間にとって、幸せな環境ができた20年でした。それまではアマチュアがトップリーグで、仕事をしながらサッカーをやっていた。Jリーグができたことで、大好きなサッカーを仕事にできる喜びを感じることができた。自分自身も、1987年に広島に出てきてアマチュアとしてキャリアをスタートしました。仕事は特段、何かをしたというわけではないですが(苦笑)、好きなことを職業にできる喜びを感じて、やることができています」
Q:増田選手がサンフレ劇場でサポーターの前で挨拶されていたのですが?
「ほっとしましたね。よかったと思います。サンフレ劇場は見ていないですが(笑)。大宮戦でのアクシデントは、選手生命の危機にも関わること。歯が3本折れたり、いろんなところで痛みはあるけれど、脳波や骨に異常はなく、痛みが癒えれば復帰できる。その状況はうれしい。今日、彼がどういう挨拶をしたかはわかりませんが、サポーターにも増田のことを心配していただいていましたし、元気な顔をお見せすることができたのはよかったと思います。サポーターの皆さんも喜んでくれたのではないでしょうか」
以上













