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【J2日記】愛媛:閖上側溝捜索ボランティア活動(13.11.06)

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提供:愛媛FC

山形戦が行われた翌日の28日、愛媛FC選手会・スタッフが、東日本復興支援活動の一環として、宮城県名取市閖上地区で、側溝捜索ボランティアを実施しました。

10月27日に行われた山形戦の翌日、愛媛の選手とスタッフ、サポーターは宮城県名取市閖上地区へと向かいました。目的は東日本復興支援活動として、側溝捜索ボランティア活動を行うためでした。これまでにも愛媛FCサポーターが復興支援活動を行っていたこと、東浩史選手が宮城県出身で名取市に縁があったことなどもあって、今回は愛媛FC選手会としてのボランティア活動が行われることになりました。経緯など詳細については愛媛FC公式HP 10/22リリース

アウェイ戦の移動を利用するとはいえ、シーズン中の活動となったことについて石丸清隆監督は「ここで1日や2日、トレーニングを休んだところでサッカーは変わりませんし、春先からアズ(東選手)にはできることがあれば協力するから、と伝えていましたから。それよりも選手たちの考え方が変わってくれるといいと思いました。サッカー選手である前に、選手たちも社会人。そのことを考えた時にも、サッカーで夢を与えようとしているなら普段の行動もリンクさせなければならないとも思っていました」と、この活動で選手たちが大切なことを感じられるのではと判断。ゴーサインを出しました。もちろん、石丸監督自身も考えさせられることが多かったそうで「向き合って、強く生きている人たちがたくさんいるんだなと感じました」と、この活動を振り返りました。

また、選手会長の渡邊一仁選手は「選手会としても様々な形でチャリティーを行ったり、これまでも被災地支援をしてきたつもりだったけど、やはり映像よりも現実として伝わってくることは思っていた以上。みんな感じることがあったのでは。鹿島の小笠原満男選手が『チャリティーもありがたいけれど、一度来て欲しい』と訴えていた意味もようやくわかりました」と、改めて被災地の状況を実感。そして「全員で2〜3時間、スコップを持って捜索をしましたが、やれたことはほんの少しだけ」と、各地でまだまだ多くの人手も必要とされていることを感じたようでした。

そして東選手は「息子のものであれば、鉛筆1本でも見つけたい」という現地のある母親の話を聞いて「思い出の品でも、手がかりでも見つかれば」と懸命に捜索活動を行ったそう。それでも「仙台空港から地元に帰った時など近くを通ることはありましたが、実際に、改めて見てみるとこんなに広いところが全部流されたのか、という感じがしました」と、被害の甚大さを再確認。「この側溝捜索以外にも、被災地にはまだまだ人手が足りないと感じました。当初は多くの方がボランティアに来てくれていましたが、また、少しでも増えて欲しいですね」と訴えかけました。

愛媛FCの選手会が中心となり、クラブ、サポーターも一丸となって取り組んだ今回の側溝捜索ボランティア活動。「できることがあればまた考えたい。今回のような活動が必要とされればまた行きたいし、募金が必要なら呼びかけたい」という石丸監督の気持ちは参加した選手たちやサポーターも同じ。また、別の形でも復興支援活動は続くでしょう。

以上

2013.11.06 Reported by 近藤義博
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