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[ 2005 ゆく年くる年:コンサドーレ札幌 ] 大晦日の札幌ドーム
勝ち点は30から63、勝利数は5から17、そして順位は最下位から6位へ。04シーズンから柳下正明監督を招へいし、チーム再建を旗印に、若手中心に選手を大幅に入れ替えた札幌の2年目は、チームが確実に成長していることを感じさせる実りあるシーズンとなった。
チームのベースとして、昨季から繰り返し徹底してきた「アクション&ムービング」の戦術が選手に浸透してきたことに加え、プロ2年目を迎える上里一将や鈴木智樹ほか若手の成長もあり、札幌が主導権を握る時間帯やゲームが確実に増えた。また、そういう試合を経験するごとに、選手も自分たちのプレーに自信が持てるようになっていった。特に第2クールでは、京都に次ぐ勝ち点22を獲得。そこには、消極的なプレーが目立ち、試合後サポーターから「勝つ気あるのか!」と野次られた昨季の姿は見られなかった。
シーズン終盤までJ1昇格争いに加われたのも大きかった。確かに勝負どころの第4クールでは、試合終盤に得点を奪われ同点もしくは逆転されるという、厳しく言えば勝ちきれないナイーブな試合が続いた。だが、若い選手が多い札幌にとって、この苦い経験は今後再び訪れるであろう昇格争いの際、必ず大きな財産となってくれるはずだ。
「来季はトップ3を目指す」。最終戦で柳下監督は札幌ドームのサポーターを前にこう宣言した。06シーズンのJ2は、柏、東京V、神戸とJ1から3チームが降格する。また、13チームとなって試合数が増加する。今季以上に厳しい戦いになるだろう。しかし、北の大地で今季膨らんだ赤黒のつぼみが、来季は大輪の花を咲かせてくれるであろうことをサポーターは信じている。(text by 原子 禅)2005年12月31日(土)
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