[ JOMO CUP 2008 ] Ｊリーグ vs Ｋリーグ　激戦譜 Vol.4
1999／2000　アジアカップウィナーズカップ　準々決勝
第1戦　2000年2月26日　日本平 ／ 第2戦　2000年3月1日　安養（韓国）
清水エスパルス（3−1、2−1）安養LGチータース

1998年度天皇杯優勝を最後に消滅した横浜フリューゲルスに代わって、アジアカップウィナーズカップに出場した清水エスパルス。その準々決勝で対戦した安養ＬＧとの一戦は、まさに激闘だった。日本平で行なわれた第一戦では安永聡太郎、沢登正朗（写真）、斉藤俊秀のゴールで3−1の勝利を飾るも、続く3月1日に韓国・安養で迎えた第２戦は大苦戦。前半16分に安養のキム クィファに先制を許し、その後も防戦一方。清水が前半に放ったシュートはわすが1本だった。が、54分に森岡隆三のロングシュートで同点に追いつくと、そこから一気に流れは清水へと傾き、82分には澤登のゴールで逆転に成功。安養のしぶとい攻撃を凌ぎきった清水は、前後半合わせてシュート5本という少ないチャンスをものにして、準決勝行きを勝ち取った。

この一戦で勢いに乗った清水は準決勝、決勝でも勝利し、クラブ初の国際タイトルを手にした。なお、第一戦でゴールを決めたチェ ヨンスは翌シーズンからジェフユナイテッド市原に加入することになる。

Reported by 慎武宏（シン・ムグァン）
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2008年7月25日（金）