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栃木vs山口の見どころ(明治安田生命J2リーグ:2022年7月23日)

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浮上への起爆剤となるか。期待膨らむ“髙萩効果”

17位の栃木がホームに16位の山口を迎える一戦。

栃木は前節、アウェイで岡山と対峙。相手のパワーに押されたが最後までしのぎ切り、スコアレスドローで勝点1を手にした。直近5試合の失点数は『2』、今季を通して見ても失点数の少なさはリーグ3位タイにつけ、守備は堅調な状態を維持できている。

一方の攻撃面では、7月11日に期限付き移籍加入が発表された髙萩 洋次郎が62分から初出場。長短のパスからチャンスを演出するなど流れを変える役割を担った。時崎 悠監督は上々と言える髙萩の栃木デビューを振り返りつつ、「まだ周りの特徴を把握し切れていない中、周りも『このタイミングでボールが出てくるのか』という驚きがある状態。そこが合ってくれば結果は出ると思う」と今後の活躍に期待を寄せた。髙萩自身は「もう少しボールを受けて相手コートでプレーする時間を作れれば」と冷静に振り返り、次戦を見据える。コンディションが上がり、周りとの理解が深まれば、チームに大きな流れを作り出しそうな気配を漂わせる。

根本 凌、髙萩、さらに20日には山形から吉田 朋恭を完全移籍で獲得するなどチームの幹を確実に太くする中、山口に勝利し、順位浮上の足がかりにできるか。

対する山口は前節、アウェイで熊本と対戦して0-1で敗れ、2連敗となった。

僅差で落とした熊本戦について高木 大輔は「FWの選手としてゴールを取れていないところは本当に申し訳なく思っている」と振り返る。名塚 善寛監督は前節の攻撃のクオリティーについて、熊本のプレッシャーの強度が高かったことを理由の1つに挙げつつ、「次節の栃木さんもハードワークしてくるし強度も高いので、そういう相手に対して良い準備をしていこう」と選手たちに呼びかけ、チームの手綱を引き締めようとしている。

13日には2021年まで3年半所属したアタッカーの高井 和馬を水戸から完全移籍で復帰させた。その高井は前節、さっそく54分から途中出場。彼が復帰した効果は少しずつ出てくるだろう。

順位が近いチーム同士、緊迫した攻防が予想される。上か、下か、その分岐点となる大事な一戦を迎える。

[ 文:鈴木 康浩 ]





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