チカラをひとつに。-TEAM AS ONE-

「チカラをひとつに。-TEAM AS ONE-」とは、
2011年の東日本大震災の発災を受けて掲げられたスローガン。

災害が起きた際の義援金募金や復興支援活動をこのスローガンを掲げ行うこととしています。
Jリーグは、2011年の東日本大震災の発災を受け、「チカラをひとつに。-TEAM AS ONE-」というスローガンのもと義援金募金や復興支援活動を行いました。
それ以来、大きな災害が発生した際は全クラブが「TEAM AS ONE」を掲げ、一斉募金などを行っています。お預かりした募金は、発生直後は生活者の方への支援を第一に、原則として公的な機関に義援金として寄付をし、一定の期間経過後はTEAM AS ONE基金に組み込んでJリーグ・Jクラブの行う復興支援活動の原資としています。

◆復興支援活動とは
 現地ニーズを勘案した物資の寄贈、被災地訪問、被災地からのご招待など

募金は、各クラブが行う独自の復興支援活動に活用したり、クラブが選択した公的機関やNPO団体等に寄付することもあります。

TEAM AS ONEの対象となるのは、内閣府によって激甚災害指定を受けるもしくは受けることが想定され、当該地域の人々およびJクラブに甚大な被害をもたらし、支援が必要とチェアマンが判断した災害となります。現時点では以下の6つの災害が対象です。

東日本大震災、熊本地震、平成30年7月豪雨災害、北海道胆振東部地震、令和元年東日本台風、令和2年7月豪雨など梅雨前線等による一連の災害

引き続き、みなさまのご協力よろしくお願いいたします。

これまでの支援活動

復興支援募金活動

各地のスタジアムにて、
復興支援募金「Jリーグ TEAM AS ONE一斉募金」を全クラブが実施。

選手が参加するなど、これまでにたくさんの方に協力していただきました。
2020年からはクラウドファンディングを開設。

クラウドファンディングを活用した募金窓口を新たにWEB上で開設することで、
試合会場だけでなく、いつでもどこからでも募金ができるようになりました。

チャリティーオークション

毎年、日本プロサッカー選手会が主催するチャリティーオークションにJリーグ選手も参加しています。

Jリーグスペシャルマッチ/エキシビジョンマッチ/復興応援試合

Jリーグスペシャルマッチ

Jリーグでは、支援活動の一環として、2011年から2013年までにチャリティーマッチを開催。
最初に行われたのは震災直後の3月29日。

当時の日本代表とJリーグ選抜が
「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」として試合を実施。

Jリーグ選抜の三浦知良選手が得点を決め、カズダンスのゴールパフォーマンスを披露しました。
2012年にも県立カシマサッカースタジアムにて、
JリーグTEAM AS ONE VS. Jリーグ選抜の試合が行われました。

また、この時から「東日本大震災復興支援 Jリーグスペシャルマッチ」として開催。
2013年にも同様に、
JリーグTEAM AS ONE VS. Jリーグ選抜の試合を実施。


2012年、2013年共に、
JリーグTEAM AS ONE のメンバーは主に東北地方出身選手で結成されました。

エキシビジョンマッチ

Jリーグスペシャルマッチ以外にも、
エキシビジョンマッチとして東日本大震災復興支援マッチを開催。


元サッカー日本代表のメンバーやサッカー日本代表選手のものまね芸人たちがドリームチームを結成し、その日限りのエキシビジョンマッチを行いました。

復興応援試合

震災から6年が経った2017年3月11日には、
リーグ戦でベガルタ仙台 vs ヴィッセル神戸の試合が実現。


この試合を復興応援試合として実施し、特別な日を過ごしました。

スタジアムで掲げられたメッセージ

毎年、震災が起きた日3月11日の近くの試合では、
スタジアムでたくさんの復興へのメッセージが掲げられています。

10年目を迎える今年。

10年がたった今年、3月6日にユアテックスタジアム仙台で開催された
ベガルタ仙台 vs. 川崎フロンターレ
の試合前には東日本大震災10年プロジェクトの一環として,
太田吉彰氏、田村直也氏、中村憲剛氏が来場し復興トークショーや防災サッカー教室などを行いました。
大型ビジョンでは「川崎フロンターレとの絆映像」や「OB選手メッセージムービー」、「ショートムービー「希望の光」予告編」を放映。
また、スタジアムではベガルタ仙台のサポーターが支援への感謝の意を込め、
川崎フロンターレの横断幕を掲げました。

Jリーグで #チカラをひとつに

今年で10年目の節目となりました。

決して忘れてはならない思いを胸に、Jリーグでは引き続き復興支援活動を実施していきます。

チカラをひとつに。みなさまのご協力よろしくお願いいたします。