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【J2第42節プレビュー】川崎F vs 福岡 川崎F、昇格に向け崖っぷちの大一番。注目ポイントは外国人選手? それとも…(03.11.07)

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11月8日(土)J2第42節川崎F - 福岡(14:00KICKOFF/等々力)
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  現在、得点ランキング2位のジュニーニョと、ここぞというところでの得点力が光るホベルチを擁する川崎。対して、得点ランキング3位、後半戦は絶好調のベンチーニョ を擁する福岡。 また、共に左サイドでチームの流れをコントロールする、川崎のベテラン・アウグスト対福岡の若き星・アレックス。
 川崎-福岡戦の展望を考える上で、彼らブラジル人の存在を無視するわけにはいかない。福岡のベンチーニョもアレックスも昨年まで川崎の選手であったこと、また、この二チームの共通点は、かなり外国人たちの印象が強いということもあり、このブラジル人対決は間違いなく今節の注目ポイントとなるとなるであろう。 J2リーグは確かに飛びぬけて強い外国人選手がいれば、そこそこ勝っていける。得点ランキングを見ると、上位には外国勢がずらりと並んでいることからも、それはわかる。

 しかし、44節を通じて戦うJ2リーグは、また、「チーム力」の試されるリーグでもあるのではないか。

 今節、福岡はレギュラー選手を3人も欠くことになってしまった。後半戦だけ見れば一位という、福岡の好調を支えてきた米田の負傷藏田、林の出場停止だ。 また、川崎を見ると、やはり出場時間がチーム中で4位の山根が出場停止となってしまった。

 やはり、44節を戦っていく中では、選手の負傷や不調、出場停止は避けきれない。特に、この終盤に入ると、その影響が大きく出てくる。その中で、いかにレギュラーではない選手たちの体制が整っているのか、という点が、大きな勝敗の分かれ目となるだろう。

 まず、福岡を考えると、チーム記録の8連勝がかかっているが、3人もの選手を欠くことにより、大きな変更を迫られている。残りの選手を考えると、不調だった前半戦の布陣にかなり近いものを予想せざるを得ない。このメンバーで、いかにして後半戦のサッカーが展開できるか。チーム戦術がどれだけ多くの選手に、どれだけ深く浸透しているのか。来期に向け、どれだけ福岡の「チーム力」が醸成しているのかを問われる試合となるであろう。

 また、川崎についてだが、山根の代わりには、チームキャプテンである鬼木のスタメン復帰が濃厚だ。この昇格戦線の真っ只中にあって、鬼木のキャプテンシーがチームにとってプラスに働く可能性も期待できる。また、今シーズン怪我に泣いた鬼木は出場時間こそ少ないが、復帰戦であった 第26節の対甲府戦では、茂原の退場により10人となってしまった試合をうまく纏め上げ、第四クールの最大の山場であった第37節の対新潟戦においては、その構成力でチームに落ち着きを与えていた。サブに鬼木クラスの選手が残っていること、また、チームに怪我人が少なく、他にも多くの有力な駒を残していることは、川崎の「チーム力」そのものであり、川崎が昇格戦線に残っている大きな一因でもあろう。また、アウグストが二試合停止明けで体力を蓄えて戻ってくることも朗報だ。

  これらのことを考えると、川崎が有利なようにも思うが、もちろん川崎には昇格の重圧がのしかかっている。また、警告の累積により、あと一回で出場停止となる選手が、特に守備陣に集中していることを考えると、本当はこの試合で何人かサブメンバーを試したいところなのだ。
 そのような状況の中で、今週からAチームの練習に合流した寺田選手などは特に期待される選手だ。寺田選手はここ数試合の練習試合でも活躍を続けており、本日の練習を見ても、本人の体調も万全なようだ。しかし、ここ数年の出場試合数の少なさが気になるところではあるが…。
 山形戦の引き分け、甲府戦の敗戦がなければ、新しいメンバーを入れる賭けにも出られたところだろう。だが、昇格に向けて「負けたら終わり」の大一番で、石崎監督はやはり勝負に出るのだろうか。
 その決断は、やはり石崎監督が育て上げてきた、今のチームをどう判断しているのかにかかっているのだろう。今年の戦術がどれだけチーム全体に浸透したと考えているのか、どれだけ勝ちたいと思っているのか、チーム全体がどれだけ昇格に向けて一つになっているのか。やはり「チーム力」の醸成度が問われている。
 

 J1よりもスター選手の存在が大きそうに見えながらも、スターがいるだけで、勝ち残れるわけでもない、最後の最後には「チーム全体の力」が何よりも問われるJ2。
 また、ここまで41節も戦いながら、まるでトーナメント方式のように「負けたら終わり」という状況が訪れる。今までの労苦を振り返ると、ますます重い緊張感が襲ってくるJ2。

 この試合では、世界最長級リーグである「まさにJ2」という試合が観られるのではないだろうか。

2003.11.7 Reported by 原恵里

以上

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