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【J2 第44節川崎F vs 広島戦レポート】試合後の各選手コメント(広島)(03.11.23)

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川崎F 2 - 1 広島 (13:04:等々力) 入場者数 22,087人

-今日の激闘を写真で振り返ろう!This Week Photo-



◆大木勉選手 Ohki Susumu

……44試合、どうだった?

 長かったです。

……いつまで続くのか、と思わなかった?

 思いましたね(笑)。

……ここまでの1年間、振り返ってみて欲しいんだけど。

 すごく充実した1年でした。自分のプレイでも、チームとしても。

……今年のシーズン前、「僕はJ2には借りがある。それを返したい」と言っていたけど、それは返せたかな?(注・大木は2000年に大分に移籍し、J2でプレイ。しかし、試合出場すらほとんどできなかった)

 できたと思います(笑)。

……来年、J1に向けてやっていきたいことは?

 すべての面でレベルアップしないといけない。来年、どうなるかはわからないんですけどね。

……今年は、プレイに関わる回数が、これまでとは格段に増えたと思うんだけど、そういうプレイをJ1でもやっていきたい?

 そうですね。今日なんか、後半はディフェンスしかしなかったわけで、そういうディフェンスのサポートをしながらでも、攻撃に絡む回数をもっと増やさないといけない。
 
……大木選手にしてみれば、広島に戻ってきた2001年以来、充実した年が続いているよね。

 そうですね。試合に使ってもらっているし。ありがたいです。

……今日、久保選手(横浜M)が来ていたでしょう。

 さっき、話をしました。

……何か、言ってた?

 「なんで、そんなにディフェンスするん?」って(笑)。

……久保選手にしてみりゃ、大木選手のイメージが変わっただろうね。何て返事したの?

 「それが俺の持ち味よ」って(苦笑)。
 

◆森崎浩司選手 Morisaki Koji

……今日の試合のプレイについては?

 もっとあがって攻撃したかったんですけど、どうしても井川のところに我那覇が来ていたので、アウグストを僕が見なければならなくなった。そうなると、前にいけなくなってしまった。

……前半の終わり頃、森崎和選手からいいパスが来たでしょう。あそこはダイレクトでは打てなかった?

 もっと、前でもらいたかったんですよ。タイミングがあってなくて。もう少し前ならダイレクトで打てた。一度ダッシュして、止まった状態だったから、トラップしないと打てなかったんです。横からも(DFが)来ていたし、一度止めて、切り返してシュートを撃とう、と思っていました。シュートもよくなかった。

……でも、まあ終わったね。

 終わりましたね。勝ちたかったんですよ、川崎にだけは。

……これからJ1でやるためには、浩司選手としては何が必要?

 そうですね。自分のプレイを試合で出していかないと、J1では通用しない。今日はサイドだったけど、真ん中でポジションをとって誰にも渡さないようなプレイをしていかないと。どこでもできるのはいいことかもしれないけど、真ん中でやりたいというのが本音だから、そこでできるようにもっと技術もあげていかないといけないですね。しっかりとした体力もつけて、もう一皮剥けたいですね。

……10得点という自分の数字については?

 得点が勝ちに結びついたのは満足できるけど、今日みたいな拮抗した場面で点がとれるようにならないと、このままでは成長できない。拮抗した時に決められるような選手になりたいです。

……44試合を振り返ってみると。

 昇格というチームの目標は達成できたので、それに関しては満足しています。でも、楽な試合はなくて、全部厳しかった。

……勝って当たり前、のプレッシャーは、どことやる時もあったと思うけど。

 精神的なものが一番きつかったですね。

……挑戦心を維持するのは難しかったのでは?

 今日も、J1に昇格が決まった後の試合で、しっかりとしたモチベーションをもってやらないといけない試合でした。正直、難しかった。

……J1では挑戦し続けるのみ?

 そうですね。J2は引いて守るチームばかりだったけど、J1はそういうチームは少ない。1対1で負けないようにして、伸び伸びとしたプレイでやっていきたい。

……川崎の石崎監督が「広島との試合は楽しみだった。本当の意味で、サッカー対サッカーの戦いができる」と言っていたけど。

 川崎はJ1でもおかしくないチーム。一番、やりがいがあったし、やっていて面白かった。それだけに勝ちたかった。


◆上村健一選手 Uemura Kenichi

……モチベーションの部分が一番心配だったんだけど、そこのところは?

 練習でもみんなしっかりやっていた。負けることに慣れているヤツらは誰もいないし、勝つことを目標にして、プライドをもってゲームに臨んだわけです。でも、結果が出なかった。悔しい限りです。

……内容については?

 ゲームはコントロールできなかった。バタバタしていたし、中盤のスペースが空いていたり、いいゲームではなかった。

……44試合、このカテゴリーで学んだものは?

 どんな勝負でも簡単なものはないわけで、どんな位置にいても勝つことの難しさはみんなが感じたと思います。ゲームを8割〜9割、支配していても、点がとれない。ゲームを落とす。勝負事の難しさを感じたシーズンでした。

……上村選手個人でいうと、シーズン当初から足のコンディションが十分ではなくて、夏場はスタメンも落ちた。そういうもどかしさを抱えていたと思うんですが。

 自分のコンディションについては、あがってくれればうれしい、とレベルだった。その中で、自分のMAXを出してきた。コンディションがあがれば、やっていく自信はあったし、もっといいプレイもできる、と思っていた。でも、あがってきたな、と思っていた9月23日の新潟戦で、また足を傷めてしまった。苦しいシーズンでした。

……でも、そういう中で自分のできることを粘り強くやったんじゃないかなあ。

 そうですね。自分の良さである、チームをコントロールできる、という部分を発揮して、若い選手たちにいい心理状態でゲームをやらせようとしました。もちろん、ブラジル人3人の選手たちも含めて、コントロールしよう、と思ってやっていました。

……来年に向けて、やらなきゃいけないこともたくさんある。

 これがスタート。来年は「J2に落ちないように」ということをテーマにするのではなく、優勝が狙えるようなチームになるようにしないといけない。選手はもちろん、フロントも含めて、サンフレッチェというチームが一歩成長しないといけない。選手獲得、環境など、とにかくチームが強くなるために、改善しないといけないことはたくさんある、と思います。


2003.11.23 Reported by 中野和也

以上
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