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【J1 2nd第15節 東京V vs 市原戦プレビュー】両者とも攻撃的な展開を期待(03.11.28)

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11月29日(土)J1 2nd第15節東京V−市原(14:00KICKOFF/味スタ)
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 まずこの最終節を迎える両チームの状況を整理しておきたい。まずは東京Vから。10月19日の柏戦に勝利して首位に立ったものの、そこから降格争いを演じる仙台に引き分け、頂上決戦といわれた浦和戦では大敗、その後は磐田にも負けて、前節の東京ダービーで引き分けたことで優勝の可能性がなくなった。つまり4試合連続で勝利が無い状態なのだ。

 原因は明らかで、ケガ人が続出したことだろう。特に中盤の底を攻守に支えつづけてきた小林慶行の戦線離脱が痛い。司令塔のラモンもここにきて欠場しがちで、左サイドの平野孝も万全の状態ではない。細かくショートパスをつなぐのが特長のチームなので、中盤が崩壊してしまっては苦しい。そして優勝の可能性を失ってしまったチームはこの最終節に向けて再び気持ちを高めなければいけないという難しさも克服しないといけない。前節の収穫を挙げるとすれば、終了間際に追いついた粘り強さと、久し振りにスタメンに名を連ねた田中隼磨が積極的なプレーで右サイドから何度か決定的なチャンスを演出したことくらいか。

 市原もファーストステージに見せたような安定した強さは見られなくなってしまっている。彼らもまた降格争い組に苦戦しているのだ。終盤戦で京都に敗れ、前節は崖っぷちの大分に引き分けた。だが東京Vとは違い、優勝する可能性がわずかではあるが残っている点は心強い。だがその条件としては横浜FMが磐田を倒し、鹿島が浦和に引き分けるか負けることが絶対条件。しかもその場合得失点差で並ぶ横浜FMとの得失点差が最終節が始まる前の時点で5ポイント差。その差をひっくり返して逆転優勝を果たすにはには最低6点差以上の勝利が必要になってくる。

 それを考慮に入れると、90分という限られた時間で出来るだけ多くの得点が欲しい市原はキックオフからパワー全快での戦いを挑んでくるはず。東京Vは試合開始早々の失点が多く、スロースターターなので市原の術中にはまってしまう可能性が高い。そして第2ステージの東京Vを見てみると、浦和に大量5点を奪われたり、名古屋と激しい撃ち合いを演じて4失点するなど、守備が崩壊してしまうこともありうるのだ。だが市原自体にそこまでの爆発的な攻撃力がない。チェ・ヨンスという決定力のあるストライカーはいるが、大量ゴールで勝った試合は第2ステージを見た限りではない。

 まず注目が集まるのは中盤の攻防だろう。中盤が菱形でトップ下を置く形の東京Vに対し、市原は両アウトサイドを含めると5人の選手で中盤が形成される。両サイドバックに攻撃参加を積極的に敢行する2人を置く東京Vはアウトサイドでは2対1の状況を多く作り出せれば、優位に立てるかもしれない。だが東京Vの攻撃は中央に偏りがちなので、中盤の真ん中の攻防で3人の選手が激しく動き回る市原に対して、小林慶行、ラモンといった本来の中央の選手を欠く東京Vは苦しむのではないだろうか。市原にしてみれば、中盤の高い位置から相手に激しくプレッシャーをかけてボールを奪い、速攻を狙うのが最も効果的だろう。

 また東京Vの善戦にはエムボマに平本一樹、飯尾一慶、桜井直人というタイプの異なる個々の能力が高い選手が揃っている。市原のマンマークを基本とした屈強なディフェンス陣が彼らをどこまで抑えられるかにも注目したい。少し疲れていて万全の状態にはないが、エムボマは止めようのないスーパープレーでゴールをこじ開けてしまうことがあるので、市原は気をつけないといけない。

 両チームとも思い切った攻撃に出ることが予想されるので、見る方としては大いに楽しめる点の取り合いになる可能性が高いのではないか。

2003.11.28 Reported by 池田晋

以上

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