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【天皇杯決勝前々日レポート】前々日練習終了後の磐田柳下正明監督および各選手コメント(03.12.30)

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本日30日に大久保でおこなわれた練習後のジュビロ磐田柳下正明監督および各選手コメントは以下の通りです。



柳下正明監督

「今日までは集中して練習し、明日は全員でリラックスして試合にのぞもうと思う。明日は4対2の後、みんなで2タッチゲームをやって、FW陣はシュート練習をするくらい。1時間弱くらいで上がると思う。

あと1試合になったが、リーグ戦を戦っている時の状態をキープしている。今年は1つもタイトルを獲れていないし、選手たちにもプライドや誇りがある。『最後の大会のタイトルを獲って終わろう』という思いが体から出ている。例年はリーグ戦で心身ともに疲れをためてしまうが、今シーズンは最後までリーグ戦と同じ状態でいる。

セレッソに関しては、分かっていてもやられる恐れがある。バロンの高さを生かし、そのこぼれ球を森島、大久保が拾おうとしてくる。ボールを奪った瞬間、大久保や森島は最終ラインの裏にも飛び出してくる。そのスピードは要注意だ。しかしこちらはディフェンスラインを低くすることは考えていない。より切り替えを早くし、プレスを厳しくしたサッカーをしたい。

成岡は右にいた方がボールを持った時のしかけが速い。左は居心地が悪いのか、ボールをもらう動きが少ない。得点しているのは外から中へいい形で入ってきた時。そういう面では俊哉に近いものを持っている。守備面は背後が薄いけど、さぼらないでやっている。そういう姿勢を続けていくことが大事。今季はできるところを出していけばいい。

ボールを追う動き? 天皇杯になっても今までと一緒。相手の方が多少、フィジカル面で落ちるだろうし。シーズン中もずっとやってきたこと。天皇杯に限ってやっているわけではない。今のコンディションはもちろん最高じゃないし、疲労はたまっているけど、精神的なプレッシャーはリーグ戦に比べると少ないのでは。昨年の年間チャンピオンということで、リーグ戦の間は優勝しなければいけないという重圧があったが、今はそれがなくなって思い切っていけるのではないか。

天皇杯決勝というのは、選手たちは初めて。スタッフは経験しているが、あの場に立ってみないと分からないこともある。私の経験から言うと、昼の1時半からの試合はすごく眩しいので、やりづらかった記憶がある。曇りだといいんだが(笑)。清水も準決勝の時、風と太陽でミスをした。昼間のゲームは独特の雰囲気があるものだ。

私自身の最後のゲーム? それはあまり感じていない。リーグ戦で優勝できなかった時から気持ちは切り替えているし。元旦が誕生日ということも、気にしてはいない。今まで私は誕生日をケーキでお祝いしてもらったことがないし(笑)。

セレッソが守備的といっても、そんなにゴール前に引いてくることはないだろう。背後のスペースを早めに突いて、長いボールを入れたりしながらリズムを作りたい。より多く点を取った方が勝つような展開になるだろう。大久保については、特別なことをやろうとしても難しい。ボールの出所をより厳しくマークして、いいボールを出させないようにしたい。動き出しも速いから、こっちも切り替えを速くして走らせないことが大事だ」

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田中誠選手

「セレッソはムラがあるけど、大久保とバロンの2トップは高さとスピードが噛み合うと脅威。一発が怖い。それを抑えるのが自分の仕事。体を当ててフリーで打たせないことが大事。大久保はいいものを持っている。バロンも高い。そういう相手にいかに主導権を握るかだ。ウチの攻撃陣が何とか点を取ってくれればいい。

森島さんと大久保を守るには、ボランチとの連携をよくすることが大事。森島さんも嫌なところに飛び出してくるんで、3人でつかまえたい。ボランチとの話し合いはまだだが、明日晩のミーティングや当日のミーティングで話し合うと思う。ビデオも見るだろうし。

サッカーをやりながら年末を迎えるのはプロ10年目にして初めての経験。会社が休みなのに、僕らだけがやっているのも不思議な感じ。例年のこの時期は家族とゆっくりしたり、家でごろごろしていたから。

今年は惜しいところでタイトルを逃したから、今度こそはしっかり獲りたい。注目度も高いだろうし、いいサッカーをしてジュビロの強さを示したい」

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鈴木秀人選手

「天皇杯に入ってからも、自分たちのサッカーがよくできている。後は、どこまで自分たちのサッカーをやり続けられるか。相手は気にしていない。
試合のキーポイントは大久保。最近は点も決めているし、体もキレている。そんなあいてに僕らがどう抑えるか。ウチの攻撃陣は点を取ってくれると思うから、守備が大事になる。大久保を封じるには、あまりくっつきすぎないことが重要。体の使い方もうまいし、いい間合いを取りながら仕事をさせないようにしたい。清水戦で2−0から追いつかれたけど、もう同じミスは冒したくない。2失点はいい勉強になった。

元旦の決勝は初めて。病み付きになるようにしたい。年末にサッカーをしているのも結構、楽しい。まだ一度も経験していない試合なんで、楽しみながらやりたい。寒そうだけど(笑)。今年はリーグ戦ですごく悔しい思いをしているんで、その分、モチベーションも上がっている。ジュビロは無冠で終わっちゃいけないチーム。そういう思いはある」

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成岡翔選手

「セレッソ戦は厳しい試合になる。今はモチベーションも高いし、頑張りたい。相手の印象? 前線にパワフルな選手が揃っているし、一発もある。特に大久保さんはインパクトが強い。アウトサイドに関しては、相手の右サイドに僕と同じ歳の選手がいる。キープ力もあるし、ドリブルもできる。サイドとして嫌らしい感じはある。僕は個人で打開できる方じゃないし、攻められる時間もあると思う。そういう相手が出てきた裏のスペースを狙いたい。守備に関してはやっていくうちに修正したい。山西さんの声を聞けばやれるという感じはある。後ろがしっかりしているから、安心して前に出られる。
左サイドとしては、中に入るタイミングを気にしている。服部さん、名波さんとうまく距離を保ちつつ、中で絡みたい。裏も狙いたいけど、両方使えたら使いたい。

元旦の国立? 今まではテレビで見ていた。お客さんが沢山入っていた。楽しみですね。勝利に貢献できたらいい。ワールドユースの後、いいタイミングで帰ってきたから、そのままスムーズに天皇杯に入れた。疲れもあったけど、新潟戦が終わったくらいからコンディションもよくなってきたし」

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佐藤洋平選手

「取られたところから守備は始まっている。3バックとコミュニケーションを取りながらやっている。特に思い切り前に出ようというわけではなく、コミュニケーションの範囲でやっている。ウチの3バックはいいし、頭もいい。信頼している」

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グラウ選手

「元旦は一年の最初。勝利を飾りたい。一番大切なゲームがやってきたという感じはある。セレッソはジュビロと同じで実力があるから上に上がってきたんだと思う。決勝に相応しいチームだ。ミスが少ないチームが勝利する。
相手が厳しいマークをしてきたら? 運動量を増やすこと。集中して最初から最後まで動きを減らさずに、連携で崩すことだ。それを90分間続けて、そしてゴールを決めればいい。好調の要因? 自分の愛する仕事をしていること。ジュビロのユニフォームを着ている限りはいつでも勝ちに行かないといけない。Jリーグは最後に負けて悔しい思いをしたんで、今度はタイトルを取りたい。その気持ちがモチベーションにつながっている。

今まで正月はブラジルに帰っていたので、日本で正月を迎えるのは初めて。また1つ日本の文化を学べるし、自分のサッカー人生においていい経験にある。元旦は監督の誕生日。彼に取っては最後の試合になるので、タイトルをプレゼントしたい」

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西紀寛選手

「天皇杯決勝? これといって変わらない。練習内容も普通だし、平常です。足は問題ない。90分間できるんじゃないか。心配はしてない。勝ちたいっすね。ウチは今、形で点が取れているから大丈夫。リーグ戦の時はセットプレーが多かったけど、今はみんないいイメージを持ってプレーできている。

左右のサイドのポジションチェンジ? 気を使いながらお互いやれればいい。翔が中に入るなら、外に出るとか、狭くならないようにしたい」

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前田遼一選手

「天皇杯決勝といっても、いつも通り。セレッソは攻撃陣にすごい人が揃っている。大久保も調子いいみたいだし。でも僕らも疲れはないし、コンディションはいい。

グラウとのコンビ? お互い声もよく出ているから。攻守ともにさぼらず、しっかりと意識していれば、点も取れるし、ミスもなくなる。あとはしっかり動くことが大事。グラウは点を取っているのに、自分は取ってないから、そういう意味では満足していないけど、試合に出続けていることはよかった。

元旦の試合は楽しんでやりたい。プレッシャーはない。家族も来るから、勝ちたいですね」

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河村崇大選手

「セレッソはバロンに長いボールを当てて、大久保と森島さんが飛び出してくる。それを抑えたい。バロンに当てたボールを拾うのが僕の役目。それを名波さん、服部さんに当てて攻撃につなげたい。バランスを考えながらやっていくだけ。

大久保と森島さんはいったん引いた後、飛び出してくる。そういう意味では最終ラインとの連携が大事。個人技があるし、それも抑えたい。1対1もあるけど、こぼれ球やセカンドボールを拾えたらすごくラク。3人のDFとはずっとやっているし、後ろから指示してくれる。最終ラインや服部さんとの距離、角度を考えながらプレーしたい。状況によって寄らないといけないこともあるし。

決して焦る必要はない。90分に1点を取って守れれば問題ない。前の選手も調子がいいし、今のジュビロなら1点以上は取れる。前に意識してボールを運べばいい」

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服部年宏選手

「初の決勝? 気負っている感じもなくて、いい雰囲気。今はチームとしてすごくまとまっている。天皇杯? チームとしてどれくらいモチベーションを保てるかだ。セレッソは後ろの人数をかけて守り、前は3〜4人で速く攻める。バランスを整えつつ、自分たちのサッカーができればいい。ここまできたら、相手どうのこうのじゃない。

清水戦を外から見て? メンツが違って、いい時間帯、悪い時間帯があった。バランスがよくできれば、チームとしてもよくなる。

バロン対策? その前にボールを出させないこと。ただ向こうの形になる時もある。そういう時は、最終的にゴールが入らなければいい。今まで通りやればいい。相手もプロだし、何もやらせないというのはムリ。一発もあるし、ナメてかかったら痛い目にあう。

大久保とモリシ? こっちの3バックとボランチで3人をマークすればいい。ボランチの上がりもあるけど、前がかりになりすぎなければ対応できるはず。今、大久保は調子がいいとは思うけど、彼1本も絞ることはない。
元旦の国立? シーズンの終わりというより、1年の最初と考えたい。年の初めに勝てば、スッキリオフにも入れる。一度も決勝をやったことがないんで、新鮮な気持ちで戦えると思う」


2003.12.30 Reported by 元川悦子


以上
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