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【天皇杯決勝前日レポート】チーム全体でリラックスして決勝に挑むジュビロ磐田(03.12.31)

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2004年1月1日開催
第83回天皇杯決勝:国立競技場
C大阪(13:30KICKOFF)磐田


 チームスタッフ、負傷者を除く選手全員が参加したゲームで「一致団結」したジュビロ磐田。Jリーグ発足後の天皇杯初制覇に向け、チームコンディションは万全だ!

 第83回天皇杯決勝(東京・国立競技場)を明日の2004年元旦に控え、ジュビロ磐田が31日午前10時から、磐田の大久保グランドで最後のトレーニングにのぞんだ。
 前日とは打って変わり、この日の磐田はあいにくの雨。気温も10度を下回り、非常に肌寒い陽気だった。それでも「ジュビロ磐田移行後初の天皇杯優勝」を夢見るサポーター200人以上が練習場に駆けつけ、選手たちに熱い声援を送った。

 この日のジュビロは心を1つにするため、全チームスタッフと、負傷者を除く登録選手全員が集合。トレーニングにのぞんだ。手術をしたばかりの福西崇史、右ヒザじん帯を痛めている川口信男もクラブハウスに姿を見せるなど、全ての選手が天皇杯決勝に向け、士気を高めていた。

 練習はいつものようにウォーミングアップからスタート。菅野淳フィジカルコーチの号令のもと、選手たちはランニングやストレッチを消化。さらにはボールリフティングや鬼ごっこのような練習まで行われた。
続いて4対2へ。攻撃に回った選手は確実にボールを回し、守備に回った2人がそれを追いかけるというシンプルな練習だが、この日は普段以上の熱気が感じられた。

そして10時40分頃から、オールコートのゲームが始まった。この日はレギュラー組、サブ組という区分けはなく、全選手とスタッフも入り混じってプレー。15対15くらいの大掛かりなゲームになった。黄ビブス組には名波浩、中山雅史、服部年宏、グラウら、ビブスなし組には前田遼一、成岡翔、河村崇大らが入った。「今日はシーズン最後の練習だし、楽しんでプレーしてもらいたかった」という柳下正明監督の狙い通り、選手たちは笑顔を見せながら、リラックスしてボールを蹴っていた。

ゲームが25分ほど続いた後は、ポジション別の練習へ。名波や西紀寛、成岡、山西尊裕、グラウらが順番にFKを蹴った。前日のPK練習ではシュートを外していた名波と西だが、この日は美しい放物線を描くキックを次々とゴールに叩き込んでいた。グラウはPK練習にも取り組み、ほとんどのキックを決めていた。そんな傍らで、前田、中山ら攻撃陣はシュート練習に精を出し、田中誠、鈴木秀人らはロングキックを確認した後、入念にストレッチを行った。

ベテラン・中山が「ここまできたら、個人個人がどれだけいい準備をしてくるかだ」と語っていたように、選手たちはそれぞれに確認すべき部分をしっかりチェック。明日の重要なゲームに備えた。
結局、トレーニングは11時半頃終了。選手たちはいったん解散した後、2時に磐田市内を出発して決戦の地・東京へと向かった。

チームの雰囲気は今、ベストといっても過言ではない状態だ。ジュビロ磐田として初めて天皇杯決勝を迎えるうえ、明日は今季限りで退団する柳下監督の43回目の誕生日。選手たちは口々に「監督にいいプレゼントをしたい」と意気込みを語っていた。
しかも今年はまだタイトルを取っていない。2002年に史上初のJリーグ年間完全制覇を成し遂げた常勝軍団」としては、無冠で終わるわけにはいかない。「セレッソはウチより勢いがあるだろうし、ジュビロのこともよくしっている、そういう意味ではやりやすい相手なんだろう。だけど、こっちが先に点を取れば落ち着いて試合ができる。自分のためにも勝ってこのシーズンを終わりたい」と名波は神妙な面持ちで話した。

田中誠率いる最終ラインはレベルが高い。それだけに、ジュビロが先制点を取れば、勝利の可能性がグッと高くなる。セレッソの攻撃をリードするバロン、大久保嘉人、森島寛晃への対策もしっかりと頭に入っているという。自分たちらしい正確なパス回しを駆使した攻めで点を取り、手堅い守りで失点を防げば、ジュビロの天皇杯獲得はそう難しくないはずだ。

2003.12.31 Reported by 元川悦子


以上
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