第83回天皇杯決勝
国立競技場(13:30KICKOFF)
C大阪 0-1 磐田
得点者: 後半26分 グラウ(磐田)
佐藤洋平選手
「本当にタイトルを取れたことで、ジュビロで自分の名前を刻めたのがうれしい。相手の勢いは感じていた。できるだけ時間を使おうと思っていた。相手のプレスがキツくて、ジュビロのサッカーができない時間帯が続いたけど、最後に中山さんの気持ちが流れを変えた。それがジュビロの強さだと思う。ウチの3バックはいいから、自分は止めるだけだった。ファインセーブ? ありがとうございます。中山魂? 周りで見ている人も応援してくれたし、ピッチの中の選手たちも動き倍増という感じになった。あまり一緒にやったことがないけど、改めて凄さを感じた。菊地が入って守りきった? 何度も経験していることなので、しっかり守りきれると思った。胴上げのシーン? 端っこでジャンプしてました(笑)」
西紀寛選手
「自分たちの何が悪いのかよく分からない時もあったけど、それでも勝てた。10人になったからこそ、ちゃんとやらないといけないと感じていた。ウチのチームは10人になってから頑張るタイプなんでよかった。
前半は全然、ボールに触れなかった。相手に抑えられたとは思ってないけど、何でそういう状態になっているのか、ベンチからもっと詳しく言ってほしかった。そういう状況の中で、よく守備の人たちが頑張ってくれたと思う。ルーズボールを拾われたりして厳しかったし、パスも回せなかったから」
山西尊裕選手
「チームにとっても自分にとっても初めての経験だった。ヤンツーさん(監督)をタイトルで送り出したかったのでよかった。今日は危ないところもあったけど、何とか防いだ。神様が2度チャンスをくれて、2度目に決めることができた。ヤンツーさんにいい贈り物ができた。
天皇杯に入ってから前の方が調子よくて、ディフェンスもよくなった。それが全てだった。セレッソの前からのディフェンスもよくて、苦しい展開だったけど、そこを耐えて、何とか1点を取ればイケると思っていた。実際、そういう形になった。中山さんが入ると、すごくチームが活気づく。やっぱりすごいなと思った。僕の場合、ずっと使ってくれたヤンツーさんだった。最後に恩返しできたのがよかった。感謝している。胴上げも先頭でやりました(笑)。
成岡のカバー? もっとしたいと思っていたけど、バロンと大久保が気になり、彼の後ろをハットさんに任せてしまった。相手は勢いでくると思っていたけど、何とか防げた。相手が思った以上に長い間プレスにきていたので、厳しかった。
自分と成岡の間のスペース? 大久保とバロンが右の方に引っ張られたから、あそこが空いてしまった。仕方ない部分はあったけど、ハットさんがいるから大丈夫だと思っていた。経験ある選手なんで、うまくやってくれると思っていた。あの時間帯に耐えて、0に防げたからこそ、勝利につながった」
河村崇大選手
「FWに長いボールを当てられ、こぼれ球を拾われるシーンがあった。確かに苦しかった。ハーフタイムには、今まで通り我慢して行けというような形で言われた。この大会はコンスタントに試合をして、少しでもチームに貢献できたかなと思う。
今日はまずまず思ったようにできたけど、自分たちのミスからやられた部分もある。セレッソはもともと強いと思っていたし、最初押し込まれてリズムが崩れた。その時間帯はとにかく耐えて、いつかチャンスがくるからと信じてやった。後半になってからもラクにはならなかったけど、1点入った後は集中できた。Jリーグ最終節のマリノス戦みたいにならないようにと思っていた。あの試合がいい教訓になった。今日は1人1人が頑張ったおかげで勝った。自分たちの力を出したからこそ、結果がこうなった」
服部年宏選手
「最初の決定機に点を取られなかったから、イケるかなと思った。中山さんが入ってリズムが変わった? そういうのも含めてサブとして期待していたから。ホームのようにやりやすくなった。前からボールを追ってくれるし、中山さんが入ってラクになった。
苦しい時間帯が長かったけど、1点を取ってからよくなった。ロド(グラウ)の退場は計算外だったけど、後ろが頑張ってボールを渡さなかった。とにかくあの時は勝てばいいと思った。キレイな形でも汚い形でも勝ちは勝ちだと。泥臭さが出せたかな。
個人的には全然ダメだった。首を打って倒れてから酸素もうまく取れず、あまり試合のことを覚えていない。チームが勝ってくれたんで、助かった。
ヤンツーさん? お世話になりましたと言いたい。いい結果で送り出せてよかった」
前田遼一選手
「優勝したことが今までの人生ではなかったので嬉しい。ゴールシーン? 中山さんがいいパスを落としてくれて、ロドがうまかった。強いパスを出そうと思ったら、ロドがうまくトラップしてくれたんで。
今日は積極的にどんどん動こうとした。なかなかリズムがつかめなかったけど、そういう時は我慢するしかない。FWのポジションに慣れた? 今日の試合なんかでも、中山さんが入って流れが変わった。ああいうところはもっと学びたい。中山さんが入った後は、ちょっと下がってハーフのポジションに入れと言われた。自分のやるべきことが分かりやすかった。
前半は何回かチャンスがあったけど、僕自身、シュートに持っていけなかった。セレッソは球際が強くて、運動量も多かった。でもどの試合もそういう時はあるから、焦りはなかった。
個人的な成長? まだまだ。今日もミスばっかりだったし、頑張るしかない。コンタクトプレーのことは、ずっとヤンツーさんに言われていた。ボールを取られたら追いかけて取り返せと。DFを背負ったプレーもFWには求められる。そういうことが少しはできるようになったかなと思う」
グラウ選手
「今日はとにかく幸せ。喜びはチーム全体のもの。中山は素晴らしかった。中山の横でプレーすることで、自分もモチベーションもすごく高くなる。今日の勝利はチーム全体が高いモチベーションで戦った結果だ。
監督には本当にお礼を言いたい。プレーするチャンスが増えたし、いろいろ教えてくれたから。監督は他のチームに行くけど、そこでの活躍を期待している。将来もしかすると、また一緒にプレーすることもあるかもしれないし。
髪型(試合後、頭をサックスブルーに染めてきた)について? ブラジルのカーニバルに時に使うスプレーを試合後にかけた。今日のために持ってきた。ジュビロのサポーターに感謝し、喜ばせたいと思って、この髪型にした。
中山の素晴らしさ? 彼は経験豊富だし、FWとしてこのチームで長い間やっていて、プレーの仕方を知っている。コンビも組みやすいし、どういうプレーをすればいいか分かっている。彼はチームのアイドルで、目標とする選手だ。
ゴールについては、1人で取ったわけじゃなくて、みんながサポートしてくれたから挙げられた。イエローについては、2枚目の方は納得できる。あの時は自分自身、ファイティングスピリッツを出していたし、ラフなプレーになっていた。でも1つ目は納得いかない。
今後はまず休んで、次のシーズンが始まってから100%の力でトレーニングしたい。何点取れるか分からないけど、この勝利は次のシーズンへの高いモチベーションにつながる。私自身、毎試合ゴールしたい。50試合あれば、50点は取れるようにトライしたい」
田中誠選手
「向こうの速いプレスに苦しんだ。チャンスも作られた。でもみんな集中すれば、天皇杯を獲る力があると思っていた。今年はJリーグチャンピオンを目指したい。今は気分がいい。
今日はとにかくプレスにてこずった。佐藤のファインセーブにかなり助けてもらったし。両サイドのストッパーと声を出し合って、連携をしっかりさせた。
ヤンツーさんはジュビロに入ってからずっとお世話になった。札幌をいいチームにしてほしい。ゼロックスはマリノスへのリベンジマッチ。借りを絶対に返して、年間チャンピオンを目指したい」
中山雅史選手
「3バックの両サイドの裏を狙っていけという指示を受けた。10人になった後の攻め、守りもまだまだだし、もっとボールをキープできたらよかった。今日、相手は厳しいプレスをかけてきた。その中でどうするかがポイントだった。ジュビロは動き自体は悪くないが、ボールを取られ過ぎだし、一歩目が遅いと思っていた。セレッソには勢いがあった。ここにきて、チームが熟成してきたんだと思う。それに負けず、勝てたのは、リーグ戦でマリノスに負けた悔しさがあったから。自分はとにかく裏、裏という意識でいた。起点にならないといけないし、とにかくチームを変えないといけなかったから」
名波浩選手
「個人的にこの大会で一番パフォーマンスが悪かった。チームとして相手の戦術にはまってしまった。この大会を通して守備が安定していた。点を取られる形はなかった。
監督には、僕が入団してから間違いなく一番心配されていた。感謝している。今年はメンバーが欠ける中、有終の美を飾れてよかった。3月にはゼロックス、AFCの試合があって、体調面で難しい部分がある。今日は声を出した? ひざの問題があって、今年は中1週間のゲームしかできなかった。でもこの2週間は4試合出ることができた。誇りに思っているし、そのことが感情に出たのかもしれない」
以上













