今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【キャンプレポート2004】横浜FM、鹿児島県指宿キャンプレポート(04.01.31)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2003年Jリーグ年間完全優勝を果たした横浜Fマリノスは、1月25日から2月1日まで鹿児島県指宿でキャンプを行っている。

海を見下ろすところにあるこのグラウンドは、2002年のワールドカップの時にはフランス代表のキャンプ地だったところだ。

 キャンプ5日目となる1月30日、午前練習は10時開始。少し風は冷たいものの日差しは暖かく、およそ150人のファンが見守る中、「しっかり体を温めて、突然怪我のないように、元気をだしていこう!」という岡田監督のかけ声とともに予定より5分前に練習がスタートした。(阿部、上野、松田が別メニューでの調整)。

 この日、今シーズン初のフルコートを使っての紅白戦を行うことになった。練習生を含めてもフィールドプレーヤーが18人という状況の中、10対10を余儀なくされたゲームとなる。両チームとも4-3-2。注目の新加入、アン・ジョンファン選手、中西選手はユ・サンチョルや佐藤選手ら2003年度のレギュラーメンバーと同じチーム。中西のポジションはセンターバック。
 
 ゲーム中、攻撃面では、アンから佐藤、佐藤からアン、というパターンが
多く見られ、ゲーム終盤にはアン選手のアシストから佐藤選手の得点も決まった。

岡田監督は「まだまだ全然ダメだった」と酷評したが、その期待の高さを伺わせた。守備面では中西選手が声をあげて統率をしている様子も見られ、チームすっかりなじんでいる様子だ。チームは昨年の強さに、更に層の厚さを加えた。

 ただ一つ、心配なことが・・ゲーム終了間際、ユ・サンチョル選手がゴール前での競り合いの際、着地に失敗し倒れ込み、左膝の内側を痛めそのまま病院へと向かった。穏やかだったムードも一変、あたりに緊張が走った。

 午後は4時から、気温もあがり、ますます暖かくなってきた指宿。グラウンドに出てきて、心拍をはかるパルスベルトとコーンが用意されているのを見つけると、「うぇー・・」といやそうな表情を浮かべる選手たち。それだけきついトレーニングが待ちかまえていたのだ。池田フィジカルコーチは「俺はいっつもこうして憎まれ役だよ」と苦笑いを浮かべた。「ここがふんばりどころだから。今の踏ん張りはシーズンで必ず役に立ってくる。まだまだ12回目の練習がおわったところ、どうせやるんだ、やるなら元気出していこう!」と岡田監督が激をとばして午後の練習がスタート。

選手はパルスベルトとデータ記憶のための時計を装着して、およそ一時間、
中・長距離の走り中心のフィジカルトレーニングが行われた。最後は「シュートをしてゴールのバーに4回当てた人から終われる」という練習をして笑いがいっぱいの和やかな雰囲気で練習を終えた。

 このキャンプでは午前、午後に加えて夜の筋トレが行われている現在の選手のコンディションは「一番重く感じる時」という。2月10日にはACLが始まり、22日から一週間で4試合を戦う横浜Fマリノス。他のチームより一足早い仕上がりを要求されるだけに準備は着々と進められている。

「2年で常勝チームになる」岡田監督がこう掲げてから2年目の今年。「足りないところ?すべてだね」と岡田監督。「昨年みたいに、と思っていたら絶対にそれ以下になってしまうからね。もっともっとって思ってやっていきたい」と遠藤選手。「試合を見に来てくれたお客さんが、帰るときに楽しかったって、思ってもらえるような試合をしたい。横浜でアジアのチャンピオンをねらいたい」とアン選手。それぞれの見つめる先は、昨シーズンより更に高いところにある。

 常勝チームが誕生するか否か、勝負の一年の幕開けはもうすぐそこだ。

2004.1.31 Reported by 日々野真理

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着