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【U-23日本代表前日練習レポート】スタメンに松井、高松。最終予選へのラストチャンスに賭ける選手たち(04.02.10)

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 3月のアテネ五輪アジア最終予選・UAEラウンドまであと3週間足らず。11日のロシア(A代表)戦は、登録メンバー20人(+GK1人)を絞り込むための「最終試験の場」となる。

 国際親善試合・U−23日本代表対ロシア代表の一戦が11日、19時20分から、静岡スタジアム(エコパ)で行われる。前日の公式練習の後、山本昌邦監督は「ロシア戦では、選手を20人に絞るためにいくつかのテストを行う」と語っており、8日のU−23イラン代表戦(埼玉)とは違った新たなメンバーがピッチに立つことになりそうだ。

 10日夕方に試合会場で行われた公式練習には、イラン戦で唯一のゴールを挙げた高校生ストライカー・平山相太(国見高)らが参加。左足首負傷の田中達也(浦和)も全体練習を消化した。アジアチャンピオンズリーグ(韓国)に出場するジュビロ磐田の前田遼一、菊地直哉、成岡翔はすでにチームを離れており、明日の試合には出場しない。

 この日のトレーニングでは、主に攻撃戦術の確認が行われた。いつものようなボール回しに加え、さまざまなパターンからクロスを入れ、ゴールを狙う形も繰り返された。この練習で最初にビブスをつけたのは、DF田中マルクス闘莉王(浦和=中)、徳永悠平(早稲田大=右)、那須大亮(横浜=左)、ボランチ・森崎和幸(広島)、鈴木啓太(浦和)、右サイド・田中隼磨(横浜)、左サイド・根本裕一(大分)、トップ下・松井大輔(京都)、FW坂田大輔(横浜)、高松大樹(大分)。練習の間には、徳永と近藤直也(柏)、田中隼と徳永、森崎和と青木剛(鹿島)、高松と平山が入れ替わっていた。明日もこのようなメンバー交代が行われる見通しだ。田中達については「ケガが100%治っていないので、明日の朝の時点で判断する」(山本監督)という。GKは3人が順番にプレーしていたが、川島永嗣(名古屋)の先発が有力視されている。

 約1時間半の公式練習の後、会見にのぞんだ山本監督は「明日は代表合宿のラストマッチ。ユーロ2004に出る強豪ロシアと戦えるのは光栄だ。全力で点を取りにいきたい。イラン戦も最初の20分が大事だと言っていたが、明日も相手は最初からハイパフォーマンスで来るだろう。立ち上がりから、かなり厳しく入らないといけない」と高いモチベーションをのぞかせた。
同時に、この試合が最終予選に向けた最終メンバー選考の場であることも明言。「20人に絞るためのいくつかのテストを行う」とコメントした。その一環といえるのが、FWの高松、トップ下の松井、ボランチの森崎和の起用である。

昨夏から五輪代表のレギュラーに定着しつつあった高松だが、このところ急成長している平山に押され気味。しかも負傷で実戦から離れていただけに、今回がスタメンを賭けたラストチャンスになる。指揮官も「高松には特に期待している」と発言している。ただし、「しばらく休んでいたので、90分間プレーするのは難しい。そういう意味で平山の出番もあるのかな」ともコメント。後半からは平山をピッチに送り出すつもりのようだ。高松に与えられる時間はそう多くない。

 チーム1のテクニシャンである松井も、山瀬、前田が好調なだけに、ポジションを失いかけている。2001年ワールドユース(アルゼンチン)時代から、この年代の中心選手だった森崎和も、今野泰幸(FC東京)の台頭で今、微妙な立場に置かれている。彼らが最終予選メンバーに入るには、ロシア戦で目覚しいパフォーマンスを見せつけるしかない。ここまでチームを支えてきたプライドと意地を示してもらいたいものだ。

 対するロシア代表は、欧州チャンピオンズリーグを戦っているロコモティフ・モスクワらの選手が不参加。軍隊チームでプレーしている選手も来日していない。2002年ワールドカップを経験しているのは、ベテランDFオノプコ、FWシチョフくらいだ。ヤルツェフ監督は「今回は元代表や若い選手を連れてきた。ユーロ2004に出場できそうな若手を見極めるのが、この試合のテーマ。ロシアはまだシーズンオフで、技術・フィジカル的にも完璧ではないが、積極的なゲームをしたい」と試合の位置つけを語っている。


 最終予選へのラストチャンスをモノにしようという日本の選手と、ユーロ2004への切符をつかみたいロシアの若手たち。ともに目標はハッキリしているだけに、熱のこもった好ゲームになるだろう。

2004.2.10 Reported by 元川悦子

以上

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