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【キャンプレポート2004】甲府、シーズン開幕に向けて御殿場にて二次キャンプを実施(04.02.22)

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ヴァンフォーレ甲府は1月26日から31日までの一次キャンプを終え、2月16日から22日まで御殿場で2次キャンプを行っている。二次キャンプ5日目の練習では体の疲れは当然ピークに来ているものの練習中も笑顔が絶えることがなく、富士山が見える練習場の裾野グラウンドには監督、選手たちの大きな声が響きわたっている。

「一次キャンプではフィジカルとコミュニケーションを、二次キャンプではチーム戦術を」と、キャンプの目的を話すのは、今シーズンもヴァンフォーレ甲府の指揮をとる松永英機監督。練習中ずっと声を出して指示を出し、激を飛ばしたり選手を笑わせたり、その声はすでにガラガラになっている。

「一次キャンプでは、体起こしという意味でうまくいった。二次キャンプでは実戦を交え、戦術を見ているが、昨年をベースにそれをどう発展させていくかがいまの課題ですね。いい選手たちが新たに入ったし、昨年よりもスピーディーな攻撃体制がくめそうだ。」と、シーズン開幕にむけて明るい見通しを話す松永監督。

「キャンプは何にもしていなくても疲れるもの。練習も毎日新しいアプローチが必要なんだよ。きついトレーニングでも楽しくやる。それによって選手の積極性も出てくる。」と練習メニューにも工夫を凝らしている監督。トレーニングでは「東海出身!U-25!ア行!180cm以上!関東!」と、数々のキーワードを出し、その選手のところにダッシュして集まる・・といった、笑いの耐えないアップを行う。そこからお互いを知り、チームの輪がぐっと強くなる、といった効果も生まれているようだ。

昨年の甲府は、チームの成績も5位、そして地道な努力が実り観客動員も増え、確実に地域に根付きその順位も人気も上昇した。その魅力は何か。

「自分自身、チームの順位も上がって、かなりいい意識をもっていると思う。チームはお金で強くなれる訳ではない、っていうところを見せていきたいと思っています。」と、今年から副キャンテンとなった石原選手が練習後にひとつのキーワードを話してくれた。

そしてもうひとり、「あり得ない(笑)って思った。そんなガラじゃないから」と屈託のない笑顔で話す小倉選手も今年からチームの副キャプテンを務めることになった。「去年は半年で10ゴール、・・だから今年はもっと意識していきたい。44試合出るとしたら、やっぱりFWの仕事とはゴール、だから、44ゴール、1試合1得点。だね。」彼の見せるゴールは人々を魅了する。

「バロンが戻ってきた!」とサポーターもすでに盛り上がりを見せている新加入のバロン選手。「J2は44試合もある、ということは、それだけ出場チャンスが増えるってことにもなる。とても楽しみにしています。目標?25点から30点は狙っていきますよ。」と開幕を心待ちにしている様子。甲府のサポーターの間では「バロンの時代」と、かつてJFLにいた98年のころを言い表す言葉が存在するほど、バロンの存在感は未だ絶大なものだ。今シーズン加入した初の練習試合には200人もの人が集まり関係者を驚かせた。

開幕まであと1ヶ月をきった今、「3月13日がすべてではない。第1クールをどう戦うか、そこをしっかり頭に入れて詰めていきたい。攻守において、更にスピーディーでダイナミックなサッカーを目指しています。」と話す松永監督。そして、「1ヶ月か・・まだまだやるべきこともたくさんあるし、お互いのコミュニケーション、戦術面での新しい選手との調整など、まだまだやな。うん、もっといろいろ試してみたい。これまで以上に注目も期待もされているし、決して簡単ではないけど、1試合1試合大事に戦って、その結果昇格が見えてくればいい。自分たちはチャレンジャーだから。」と小倉選手。「開幕が楽しみ」というバロン選手。すべての数値目標を昨年の倍、10ゴール15アシストに設定した石原選手。

今年甲府で何が起こるのか、昨年に続き楽しみでならない。そしてお金では買えない何かがここにはあるという、チームのみんなが口にする「甲府ならではの魅力」これが何なのか、辛いキャンプでも選手たちの顔から笑顔が絶えることない理由は何なのか。今シーズン、選手たちはピッチの中からそれを伝えてくれるに違いない。

2004.2.22 Reported by 日々野真理

以上
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