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【A3 NISSANチャンピオンズカップレポート】横浜FM、有終の美を飾る−A3チャンピオンズカップ、上海国際に2-1で逆転勝ち−(04.02.28)

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A3 NISSANチャンピオンズカップ2004
2004年2月28日(土)15:00キックオフ(日本時間:虹口体育場)
横浜F・マリノス 2-1 上海国際(中国)

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上海市の虹口体育場で開催されたA3チャンピオンシップは28日に最終日を迎え、日本から出場している横浜FMは昨季中国甲Aリーグ2位の強豪・上海国際と対戦し、2-1で勝利を収めた。横浜FMは前半23分に先制されるも、後半相手の運動量が落ちたところを突いて松田と久保がゴール、快勝した。

この日の上海は前日深夜からの雨上がりの曇り空。肌寒い気候、濡れたピッチという悪条件下でキックオフ。横浜FMは前節で機能したスリーバックではなく、フォーバックの布陣。システムは4-4-2。対する上海国際も4-4-2と同じようなシステムのチームの対戦となった。

キックオフ直後から上海国際が攻勢に出る。開始早々に横浜FM右サイドを破り、早いボールが入るが、これはGK榎本が落ち着いてキャッチ。5分には上海国際のエースストライカー、アイユー(ガーナ出身)がオフサイドトラップの逆を突いて榎本と一対一になるが、シュートをミス。横浜FMはこのオフに右ひざを手術したDF松田が今シーズン初めてスタメン出場。栗原とのセンターバックコンビはまだまだ熟成に時間がかかりそうだ。

横浜FMの初シュートは13分の大橋のミドルシュート。この辺りから横浜FMが落ち着きを取り戻す。FW安貞恒の運動量が多く、今大会3試合目でもっともボールに触る機会が多い。前節は若干離れすぎの感があったパートナー久保との距離もこの日は問題を感じさせない。19分、横浜FMに絶好機が訪れる。右サイドをMF佐藤が突破し、グラウンダーのセンタリングを通す。これを安貞恒が絶妙のタイミングでスルー、久保がフリーでシュートを放つがゴールの上へ。

逆に落ちついたのは上海国際。20分過ぎから何度かチャンスを迎えた後、23分に先制点を上げる。右サイドからのFKを横浜FMディフェンスがクリアするがこれがやや小さい。これを上がったディフェンスラインの裏に出され、2列目から走り込んだ
MF?が前に出た榎本の頭上を破るきれいなループシュートを決める。勢いに乗る上海国際はこのまま前半を押し気味で進めた。

 横浜FMのキックオフで始まった後半は横浜FMペースで始まった。DF中西が中盤の底の位置まで上がり気味になり、上海国際の中盤でしっかりとプレッシャーをかける。これが功を奏し、高い位置でボールが奪えるようになった。8分に安貞恒から久保へドンピシャのパスが通るがこれは久保がシュートミス。10分には左CKを上海国際がなんとかしのぐ。続く右CKから同点ゴールが生まれた。松田が自らの復帰を飾る豪快なシュートが左足より放たれ、ゴールに突き刺した。上海国際は前半終了間際に交代した大黒柱のMF祁宏の穴を埋めることができないため、ボールが散らず、どうしても単調な個人技による攻めになる。

同点に追いついた横浜FMの攻勢は続く。15分に安貞恒の個人技による突破から久保がGKと一対一になるがこれは上海国際GKがストップ。だが、得点の気配は漂い始めた。

直後にカウンター攻撃から右サイドに大きく開いた安貞恒が逆サイドのファーポスト際に詰めた久保の足元にピッタリとあったパスを通す。これを久保が落ち着いてゴールに流し込み逆転。19分にも安貞恒が上海国際のクリアミスから絶好機を迎えるがこれはシュートミス。20分にも左サイドをドゥトラが深くえぐり、ニアに詰めた奥がヘッドで狙うがこれも枠を外れる。決めなくてはならないチャンスを逃し、嫌な予感が逆に漂い始めた。

24分に栗原のファールからFKで直接ゴールを狙われるがこれは榎本がファインセー
ブ。前節から榎本の安定感は際立っており、好調を維持しているようだ。その後は両チームとも選手を交代し、こう着状態に陥り、そのままタイムアップ。横浜FMが2-1で快勝。

第二試合で城南一和(韓国)が上海申花(中国)と1-1で引き分けたため、横浜FM
はA3 NISSANチャンピオンズカップの2位となった。

今大会を振り返ると、横浜FMにとってシーズン前に収穫は多かったのではないかと思う。松田の復帰、栗原・大橋・金子ら若手の台頭、榎本の充実など、好材料が多い。なかでも最大の収穫はやはり安貞恒−久保のコンビが徐々に機能し始めたことであろう。試合後に久保が「いい感じになってきた」と語ったように、この日のゲームでは二人で決定的な場面を何度も作ることができた。破壊力ではJ屈指であることは間違いない。層が厚くなり、強化は順調に進んでいると言っていいのではないだろうか。

2004.2.28Reported by SCN

以上
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