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【J1-1st 第15節 新潟 vs G大阪 レポート】G大阪の攻撃力の前に力尽きた新潟。ホーム初勝利はセカンドステージに持ち越し(04.06.27)

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6月26日(土) 2004 J1リーグ戦 1stステージ 第15節
新潟 1 - 4 G大阪 (15:03/新潟ス) 入場者数 40,661人
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 新潟サポーターが大合唱する応援歌「フォルツァ新潟」が、スタジアム中に響き渡る。その中で試合終了のホイッスルが吹かれた。ファーストステージ最終節。新潟のホーム初勝利を信じて詰め掛けた観客は4万661人。チームはまたしてもその期待に応えられなかった。うつむきながら試合後の整列に向かう新潟の選手たち。背中には疲労感が漂う。

 1対4。数字通りの完敗だった。大黒、フェルナンジーニョ、二川らが自由自在に新潟ディフェンスの裏を取る。0対1の1点ビハインドで迎えた後半11分にエジミウソンの同点ゴール。この日、新潟スタジアムが最も盛り上がったシーン。だが、これが精一杯だった。その3分後、途中交代で入ったばかりの森岡に勝ち越し弾を決められた。その後はG大阪の攻撃陣に振り回され続けた。

 反町康治監督は「前半の立ち上がりは自分たちの形ができていた。その後、G大阪の前の3人がポジションを変えながら攻めてきた。そこを抑えられなかった」。個人技で攻め上がってくる相手の前にディフェンスが崩壊した。まだ解消されていない課題もあった。相手の2点目は自分たちが同点に追いついたわずか3分後。前節の広島戦でも先制点を挙げた1分後に同点に追いつかれた。
 
 安英学は「あの時間帯は集中していたし、十分に気をつけていたはずなんですけど…」とため息混じりに話す。どうしても起こる空白の時間が、新潟の壁としてステージの最後まで存在していた。

 重苦しい雰囲気の新潟とは逆に、G大阪の西野朗監督は「3連勝目でやっと満足のできる内容だった」「結果は当然出ると思っていたが、内容も伴っていた」と快勝を強調。前半9分、初めてベンチ入りし、スタメン出場のルーキ家長が先制ゴール。「やってほしいことをやってくれた」という指揮官の期待に応えた18歳が、チームを勢いづけた。「得点は前を向いたらフリーだったので狙いました。入った瞬間はただただうれしかった」と初々しいコメント。その一方で「新潟の応援がかえってやる気にさせてくれた」とアウェー4万人の大観衆にも動じない図太さもみせた。4バックから3バックにシステムを変更と試行錯誤を続けてシーズンを送ってきた。終盤に来て主力に故障者が続出した。そんな状況の中、4位という数字以上のプラス要素を残してファーストステージを締めくくった。

 新潟もG大阪と同じように途中から3バックに変更した。スタートの布陣を開幕当初の4バックから3バックに変えて、これが6試合目。3バックでの戦績は2勝2引き分け2敗の五分。ホームで未勝利のため好印象はないが、着実に力はつけている。エジミウソンの得点は、上野優作、鈴木慎吾と早いテンポでつなぐ新潟らしいパターンから生まれたもの。「最初は戸惑ったが、試合をするごとにチームとして自信をつけてきた」と反町監督。勝ち点14、3勝5引き分け7敗の14位というステージの成績については「まだ半分。セカンドステージが終わった段階で結果を出せばいいこと」と詳しく触れようとはしなかった。それは15試合でつかんだ手応えが確かだったことの裏返しでもある。

 試合後、新潟サポーターからはブーイングが起きた。同時にそれを上回る「アルビレックスコール」が起きた。山口素弘は言った。「セカンドステージ、目標として1つ言えることはホームで必ず勝つこと。サポーターに悔しい思いをさせたくないし、僕らもしたくない」。その思いが、新潟がレベルアップするための特効薬になる。

以上

2004.06.26 Reported by 斎藤慎一郎
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