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【Saitama City Cup 2004:浦和 vs インテル レポート】浦和、1対0で強豪インテルを下す(04.07.28)

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7月27日(火)Saitama City Cup 2004 浦和 1-0 インテル(19:00KICK OFF/埼玉ス/57,663人)
得点者:エメルソン(後半5分)=PK
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 27日、埼玉スタジアムではJ1の浦和がイタリアの強豪インテルを迎えてのフレンドリーマッチ「さいたまシティカップ2004」が行なわれ、浦和が1対0とインテルを下した。序盤からインテルを相手に攻勢を仕掛けた浦和は50分、エメルソンが自ら倒され獲得したPKをゴール右スミに決めると、その1点を最後まで守り抜いた。シュート数でも17対8とインテルを上回った浦和、ブッフバルト監督は「コンパクトでスペースを消すサッカー。かつ攻守の切り替えが早く、アグレッシブな攻撃サッカーができた」と満足げに振り返った。

 一方、来日を見送ったマンチーニ監督に代わって指揮をとったインテルのオルシ・ヘッドコーチは「我々には、長い移動、時差、暑さというマイナス要素があった。しかし、浦和にも尊敬できる強さがあった」とコメントし、浦和のその戦いぶりを評価した。

 24日のナビスコカップ・1次リーグ最終戦と同様に現状でのベストメンバーが顔を揃えた浦和。2トップにはエメルソンと永井が入り、トップ下には山瀬。中盤には右から山田、鈴木、長谷部、平川と並び、3バックにはアルパイ、堀之内、内舘、GKには都築が起用された。

 対する、インテルはウルグアイ代表FWレコバ、イタリア代表GKトルド、元イタリア代表DFココ、ギリシャ代表カラグーニス、元フランス代表ラムシらが先発に名を連ねたものの、ヴィエリ、アドリアーノ、カンナヴァーロら主力は欠場。新加入のベローン、ダヴィッツらも不在で、登録メンバー17人のうち過半数は20歳以下のユース選手で占められていた。

 そんななかスタートした試合は、序盤から浦和が主導権を握ったものの、前半はスコアレスのままハーフタイムへ。19分には相手の不用意なプレーを突いたエメルソンがドリブルからミドルをねらったが、わずかにゴール右へ。23分には右サイドを突破し、ゴールライン深くまで持ち込んだ永井のラストパスに鈴木が右足で合わせたが、インテルDFの素早い寄せに阻まれる。26分にも、山田の右クロスにゴール前フリーの永井が頭で合わせたが、惜しくもボールはクロスバーを越えた。

 37分には、押され気味だったインテルも、鋭いカウンターから決定機を演出。エリア内でラムシが放ったシュートのこぼれ球をレコバがつなぎ、最後はメッジョリーニが左足でねらったがシュートは惜しくも左ポストに嫌われた。

 そして、両チーム得点のないまま迎えた50分、左サイドでボールを持ったエメルソンがドリブルで内へ切り込むと、インテルDFが堪らずファウル。このプレーで得たPKをエメルソンが自ら決めて、浦和が1対0と先制に成功した。

 リードを許したインテルはその後、カウンターから反撃を試みたが同点弾は奪えず。54分にはラムシのラストパスからメッジョリーニがループでねらったが、わずかにゴール上へ。68分には、エースのレコバが満を持して強烈なミドルを放ったが、GK山岸の好セーブに阻まれた。

 結局、このまま1対0と浦和が勝利。会場に集まった5万を越える大観衆は、時折見られたインテルの華麗なプレーに酔いしれながらも、最後は浦和の勝利に満足の様子で、スタジアムをあとにすることになった。
 
以上

2004.07.28 Reported by 栗原正夫
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