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「青」の声援、ため息に=「残念」、日本人サポーターたち〔五輪・サッカー〕(04.08.13)

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 【テッサロニキ(ギリシャ)12日時事】男子サッカーの日本対パラグアイ戦が行われたギリシャ北部の都市、テッサロニキのカフタジョグリオ競技場では12日夜(日本時間13日未明)、日本の敗戦が決まると、日本人サポーターの間から深いため息が漏れた。

 スタンドには、日本チームと同じ青いユニホーム姿のサポーターや和服姿の女性、日の丸の小旗を手にした人も。「ニッポン、ニッポン」と声をそろえ、手拍子を打ち続けた。

 小野伸二選手(24)がペナルティーキックを決めるなど日本が得点した場面では、大きな歓声が起こり、1点差に迫ると、絶え間なく手拍子が送られたが、試合終了のホイッスルが鳴ると、「あー」という声が上がり、この後、健闘をたたえるような温かい拍手に変わった。

 東京都杉並区から来た会社員、山内純子さん(26)は「36年の時空(とき)を超える」と書かれた青い大きな紙を手に、メキシコ五輪以来のメダル獲得に期待を込めて声援を送ったが、敗戦が決まると落胆した表情。「女子のサッカーチームがきのう勝ったので弾みが付くと思ったのに残念。きょうの反省を踏まえ、次の試合を戦ってほしい」と話していた。(了)

[時事通信社]
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