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【アテネ五輪U-23代表 現地レポート】13日練習後の山本監督のコメント(04.08.14)

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○ 山本昌邦監督(U-23日本代表):

「結果は残念だったが自信を失うやられ方じゃなかった。こういう状態はやりがいのある状況なので頑張りたいと思う。
昨日はピッチが滑りやすかったので、選手にスパイクを全部持ってこいと言った。ピッチに合わせてスパイクを選ぶ」


Q. 相手に4点とられて負けたことについて

「ゲームはある程度支配できてチャンスは結構あったと思う。失点はミスに絡むものばかりだった。那須はキャプテンの重責があったので、かわいそうなことをした。その点をもっと考慮してあげればよかった。キャプテンマークを外すことで重圧がなくなれば、それが彼にとっていいことかもしれない。硬くなっていたのは外から見ても明らかに分かった。本人とも相談しながらその点は決めたいと思う」


Q. パラグアイ戦後、チーム全体にどういうことを伝えたのか?

「昨日の夜、「やりがいのある状況で、自信を失うことはない。ここからの試練を乗り越えて成長することに価値がある。前を向いていけ」と伝えた。下を向く状況じゃない」


Q. 今日の練習はあまりにも少ないメンバーであったが(昨日のスタメンと松井選手がオフ)

「そこのところがオリンピックの難しいところ。今日から張り詰めていてはいけない。気分的にリラックスして明日から頑張ってほしい」


Q. 那須選手が髪を短くしたことについて

「昨日の夜の食事の時間に見てびっくりした。自信を無くしているというわけではないが、キャプテンとしての重圧があったと思う。「一つ一つ経験して乗り越えて強くなっていく。失敗を次に生かせばいい。価値ある失敗として次に繋げていけ、こんな経験なかなか出来るものではないぞ」と個人的に彼に伝えた。彼はどれくらい立ち直るのに時間がかかるかはわからないが、がんばりますと言っていた」


Q. 平山のコンディションについて

「少しずつ上がってきた。昨日の最後のようなシーンをビシッと決めるようなものを日々の練習でレベルアップしてほしい。ボールのスピードがのっていない。全身からのパワーでついてこないといけない。そういうのをアップさせていけばいい」


Q. イタリアについて

「相手は相当力がある。普通のやり方じゃ厳しい。イタリアで警戒するのは全てだ。サイドの攻防がイタリアの最大の武器。日本は中を生かしていきたい」

以上
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