【ボロス(ギリシャ)14日時事】サッカー男子の日本は15日(日本時間16日未明)、当地のパンテサリコ競技場で1次リーグB組2戦目のイタリア戦を行う。パラグアイとの初戦に敗れた日本は、負ければ第3戦を残して敗退が決定。引き分け以上の結果で、望みをつなげたい。
パラグアイ戦は、ミスから開始早々に先制点を許し、リズムを崩した。今回、まずは立ち上がりを大事にしたい。「イタリアも初戦で引き分けているので、絶対勝たないといけないという訳ではない。最低勝ち点1を目指したい」と山本監督は話す。
警戒したいのが、相手のサイド攻撃。両サイドを突破し、ゴール前に陣取るエースのジラルディノに合わせるのが、相手の攻撃パターンの1つ。連係よく、ここを抑え込めるかが、カギを握る。
一方、日本は第1戦にトップ下で先発した小野をボランチとする布陣が濃厚。スペースを簡単に与えてくれない相手4バックに対し、精度の高い速攻を、後方の小野を起点に繰り出したい。前線も、連動した動きができる平山、大久保、田中達の3トップがここでは効果的。山本監督の思い切った采配(さいはい)にも期待したい。
[時事通信社]
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