8月15日（日） 2004 J1リーグ戦 2ndステージ 第1節
清水 1 - 2 横浜FM　（18:34／静岡／19,043人）
得点者：'63 安貞桓（横浜FM）、'80 安貞桓（横浜FM）、'89 鶴見智美（清水）
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●遠藤彰弘選手（横浜FM）：

「（清水は）すごくボールに対する前からのプレッシャーが強くて、戦いづらい相手だった。後半に関しては、シンプルにやれていたと思うし、狙うべきサッカーはできていたと思うが、前半は相手にプレッシャーをかけられたときに、どう打開するかというのが課題だったと思う。つなげばつなぐほどプレッシャーがどんどん来るし、蹴ってもなかなかつながらずという状況で流れが悪かったので、今日の試合に関しては我慢して0点で抑えておけば、相手もそのうちバテるだろうなと思っていた。だから、前半は思っているようなサッカーができていなかったが、0点で抑えたというのが効いたと思う」

●中澤佑二選手（横浜FM）：

「安が点を取ってくれたし、オフェンスはいい流れを作れていたと思う。（代表からチームに戻って）まだ代表の感覚でやっているところがあるので、もう少し早めに切り換えてやりたいけど、またアルゼンチン戦があるので、またジーコのサッカーに変えなければいけない。その辺で、少し戸惑いがあるなと感じた。まだ岡田監督のFマリノスの求めるサッカーが僕自身できていないので、今日の90分は自分の中で不満が多かった」

●松田直樹選手（横浜FM）：

「（4連覇に向けての）初戦というのはすごく難しかったと思うし、連携という意味でまだまだ時間が足りなかった中で、勝てたというのは非常に大きいと思う。前半は、連携の時間がすごく少なかったので、相手のプレスに戸惑ったというか、ラインがとれなかった部分があった。それをやりながら修正していくことができたが、まだまだ反省点は多い。ただ、勝つことが大事だったので、その意味では良かった」

●久保竜彦選手（横浜FM）：

「（1点目のアシストで、安は）見えてました。（膝は）大丈夫です」

●市川大祐選手（清水）：

「（攻撃は）DFラインがパスの出しどころを探している場面が多かったので、もうちょっとみんなが早く動いてテンポのあるプレーができれば良かった。いいテンポがなかなか出せなかった。もう少し高い位置でボールが取れれば、相手のディフェンスが揃わないうちに速攻ができたと思うけど、前からプレッシングが足りなかったので、ボールをDFラインや中盤で取ることが多かった。そこからだと時間がかかるし、とくに相手が横浜FMでディフェンスの能力が高かったので難しかった。もっと高い場所でボールを奪って、相手の守備が揃わないうちに攻めていくというのが自分たちのサッカーなので、それをやりたかった。（今日納得できた部分は？）まず試合に出るということがいちばんの目標だったので、それをクリアできたことは自分の中でステップアップできたと思うけど、（試合内容については）もっとやれたと思うし、負けて納得はしたくない。もっともっと自分に厳しくやっていきたい」

●北嶋秀朗選手（清水）：

「今日は僕自身はクサビのボールは受けられていたので、もっと（ボールを）入れてもらえれば良かったけど、そういう引き出しの部分をもっと僕自身がやらなければいけなかったのかなと思う。（前からのプレスは）最初のほうは、相手が無理につないできたところを取れていたという場面もあったけど、だんだん向こうがやり方を変えて、蹴るようにしてきたりして、プレスをかけづらくなった。相手のディフェンスの距離がうまかったというのもあるし、もうひとつ（パスを）つないでくれればかけられたところで蹴ってきていたりした。このような場合にどうすればいいのか、もっと話し合う必要があると思う」

●戸田和幸選手（清水）：

「立ち上がりは悪くなかったと思う。試合前に、相手は守りがいいので時間をかけて攻めるとチャンスがなくなってくるし、ただクロスを上げても高さには強いからうまくいかないということで、前を向けるなら早く勝負をしていこうということで、遠めからシュートを打ったりしていた。そこまでは良かったけど、その後サイドでなかなか起点が作れなかった。ただ、力負けというか、相手の勝ちパターンにはまってしまったのが悔しい。だてに3連覇していないと思う。とりあえずいちばん強いとされるチームとやって、今日は残念な結果に終わったけど、その中でやったプレーを元に、また次に向けて改善していけばいいと思う。僕自身もシュートを打ったけど、もっと前でプレーする回数を増やしていきたい。それとサイドをもっと上手に使うようにしていきたい」

以上