8月18日(水)19:00 キックオフ/静岡エコパ
KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2004 ‐Go for 2006!‐
日本代表1-2アルゼンチン代表
◆得点者:
前半4分 ガレッティ(アルゼンチン代表)
前半40分 サンタナ(アルゼンチン代表)
後半28分 鈴木(日本代表)
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○ジーコ監督(日本代表):
「今日のアルゼンチンは勝つべくして勝った。というのは、まず最初の失点の仕方で、ボールに3人がマークに行っているのにクリアするための足が出なかった。その後、相手がシュートミスしているのに、日本選手の股を抜けて別の選手に決められた。アルゼンチンのようにサッカーを知り、パス回しが巧みなチームにあの時間帯で失点するのは非常にきつい。後半は気持ち的にも盛り返したが、アジアカップでの気持ちの強さは出なかったし、体力的な厳しさもあって最後の1歩が出なかったことは認めざるを得ない。時期的にはきつい試合だったが、プロとして必死に力を振り絞って与えられた仕事を戦ったと思うが、勝利にまでは至らなかったということだ」
Q:アジアカップや五輪で早い時間帯で失点するシーンが目立つが、共通の原因が考えられるか?
「今日も選手たちに確認したことだが、試合の立ち上がりの集中力欠如だと思う。相手の気持ちが1対1のボールの競り合いの場面で勝ってしまう。これが2回続くと、ほとんどはシュートまで行かれてしまう。失礼かもしれないが、アジアのレベルでは先制点を奪われた後に取り返すことができるかもしれない。だが、今日のような世界の強豪が相手では、最初の失点でチーム全体が浮き足立つし、追いつこうとしてバランスを崩す。また、前線と中盤が上がってしまい、後ろにスペースができてしまうような状況になってしまう。やはり、相手に出られてから出るのではなく、最初から勢いを持っていかなくては、最後には負けてしまうということ。まさに気持ちの問題だ。
日本はレベルアップしているし、技術的には相手を上回ることもある。だが、球際の勝負どころで足が引けるとか、1歩が出ないとかの状況から、サッカーとは怖いもので徐々に後手後手に回ってしまうことがある。今日のように1つのボールに3人が行っているのに、誰一人足を出せなかった。疲れはあったと思う。でも、これは勝負なのだ」
Q:9月のインド戦、10月のオマーン戦といったW杯予選に向けて、どのように準備していくつもりか?
「勝たなくてはいけない状況の試合。これまでにやってきたことの中からリスタートを磨いて臨みたい。アウェイでの試合になるので相手は勝ちに来るだろうが、リズムに乗せないようにしたい。そういったシチュエーションをよく考え、これまでとやることは変わらないが精度は高めていきたい。
オマーン戦は事実上の1次予選の決勝戦になると思う。これまでのことを、ブラッシュアップして臨みたい。海外組のコンディションもチェックして、メンバーを考えたい」
Q:今日の試合を終えてインド戦への影響をどう考えているか?
「今日の試合はインド戦を想定したものではないが、とはいえ、いくつか今のチームのにとって貴重な局面があった。1点取った後に、アルゼンチンはボールをちらして、こちらの勢いをかわそうとした。そういった巧さやここぞというポイントでの強さ・速さ、球際の強さなどW杯予選を戦う上で役立つと思う。
日本の技術力はアップしているので、南米の国を相手にしても見劣りすることはないが、試合運びの点では学ぶべきところがあったし、アルゼンチンはそういう点が非常にうまい」
Q:加地選手、三都主選手への評価を
「アルゼンチンは我々のチームをよく研究して、両サイドを厳しくマークしてきた。普通の状態ならば、もう少し2人ともやれたと思う。精神的な疲れもあったと思うし、あと1歩が足りなかったのも事実だが、ある程度はできていたし、2選手を変えようとは思わなかった。中でサポートする部分を変えることで、両サイドがもっと有効に動けると思ったし、チームの背骨部分の交代を考えた」
以上
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