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【J1-2nd:第4節 新潟 vs 名古屋 プレビュー】ホーム初勝利を狙う新潟。名古屋の強力ツートップからゴールを守るのは、木寺か?(04.09.12)

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9月12日(日)J1-2nd 第4節 新潟 vs 名古屋(19:00KICK OFF/新潟ス)
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 「普段通りの調整ができました」新潟のGK木寺浩一は淡々と話した。同じく野澤洋輔も「体はもう大丈夫。問題なし」と明るい。新潟は2人のGKのスタメン争いが、ホーム初勝利がかかる名古屋戦へのムードを盛り上げている。

 試合前日の11日は恒例の非公開練習。セットプレーの確認などが行われた。第2節市原戦、第3節神戸戦と連続出場している木寺は、あらためて実戦的な動きを体にたたき込んだ。市原戦の試合前日に左膝靱帯を故障した野澤にとって、名古屋戦は3試合ぶりのベンチ入り。5日の新潟大学との練習試合で右足大腿部を痛めるなど、不運が続いたが、ここにきて動きのリズムは取り戻している。2人とも「調子はいい」と強い口調で言う。

 現時点ではどちらがスタメン出場してもおかしくない。これまで「新潟の守護神」は野澤の代名詞だった。昨季はJ2の全44試合、今季もセカンドステージ第1節の東京V戦まで1人でゴールを守っていた。だが、故障の間に出場した木寺があらためて存在をアピールした。

 第2、3節での失点は6。ただ、ディフェンスラインが裏を取られるシーンが多く、木寺個人の動きは悪くない。セカンドステージ初勝利だった神戸戦では敵将ハシェック監督に「GKにうまくとめられた」と言わせるほど、決定的な場面を防ぎ続けた。2対1で快勝した7月のボカ・ジュニアーズとの親善試合、3対3のドローだった市原戦を合わせて3試合出場して2勝1引き分け。今季、ゴールを守って負けた試合はない。

 精神的にも落ち着いている。「試合をするごとに動きは良くなっていると思う。ボールに対する反応は…まあ、普通ですね」と笑って話す。今季はベンチからJ1の試合を見続けてきた。ピッチに立っていなくても、ある程度のシミュレーションはできていた。「ボールがないところでの動きには常に注意している。出場した2試合もそこは意識していました」。新潟がJFLだった1998年から在籍しているチーム最古参選手。当時は公園のグラウンドで練習した後、自分たちでゴールマウスを片付けた。シャワーもなく、その場で汗を拭いて家路に着いた。現在はクラブハウスで自由に過ごせる。「あのころに比べたら天国みたいな環境ですよ」。だからこそ試合では気を抜けない。体重は昨年より2キロ増えて75キロに。ただし体脂肪率は1パーセント以上減って、9パーセント。32歳のベテランの体はJ1の風に当たってレベルアップした。

 野澤は「腹ペコです。試合に飢えてます」と進んでアピールする。市原戦の欠場は一昨年のJ2第5節鳥栖戦以来。当時は前節のレッドカードによる出場停止だった。故障が原因の欠場は今回が初。それどころか、サッカーで故障したこと自体が初めてだった。それもいい経験になった。チームの試合をスタンドから見て、ディフェンスの動きをチェックできた。なによりも木寺のプレーが刺激になった。「木寺さんはうまい。いい材料になった」。今まで自分の控えにいたベテランの姿が気持ちを新たにさせた。アテネ五輪柔道女子で、試合直前に故障をしながら五輪2連覇を達成した谷亮子と重ね合わせる。「ヤワラちゃんほどじゃないけど、故障は今まで出続けてきたツケ。後は気持ちを切り替えるだけ」と自分に言い聞かせている。

 反町康治監督にとっては選択肢が増えた状況だ。「木寺は冷静。いきなり試合に出ても、淡々と当たり前のようにやってくれる。だから他の選手も浮き足立つことはない」。野澤についても「何か問題があったらベンチには入れない。入れるということは完全な状態」とコンディションか上がっていると判断。どちらがスタメンだとしてもいい流れをキープできる。

 名古屋は前節、横浜FMを下して、新潟以上に勢いがある。新潟との対戦はナビスコカップも含めて1勝1引き分け1敗。勝っても負けても1点差と互角。クライトンは出場停止だが、ウェズレイ、マルケスのツートップには警戒を強めている。ウェズレイには前回の対戦、ナビスコカップ第4節で決勝点を奪われた。横浜FM戦でもゴールを決め、現在9得点のマルケスは「前を向かせるとウェズレイより怖い」(反町監督)と特に注意をしている。「ビデオはしっかり見た。クロスへの対処や味方に出す指示など、ケアする部分はわかっている」と木寺。野澤も「ディフェンスときっちり連係もできれば。前回も崩されてはいない」。

 どちらが出場しても「絶対に無得点に抑える」という気迫は変わりない。

以上

2004.09.11 Reported by 斎藤慎一郎
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