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【J2:第34節 水戸 vs 京都 プレビュー】水戸はホームで4ヶ月ぶりの勝利をあげられるか?相手は昇格に向け負けられない京都(04.09.17)

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9月18日(土)J2 第34節 水戸 vs 京都(14:00KICK OFF/笠松)
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 2004年J2リーグも今節からいよいよ第4クールに入る。残り11試合と大詰めを迎えてきたがわけだが、昇格を争うチーム、来年に向けて少しでも修正したいチームと、どのチームにとっても毎試合とても重要になってくる。そういった意味でも、今節は水戸そして京都どちらにとっても落とせない重要な試合である。

前節福岡に敗れ、第3クールはとうとう勝ち星なしで終了してしまった水戸。通算でも15試合勝ちから見放されている。チーム、そしてサポーターにとっても試練の時を迎えている。
 
 その水戸にとっての大きな課題は得点力だろう。ここ3試合得点が奪えていない。前節福岡戦では、前半シュート0。後半は相手選手の退場もあり数的優位に立ち、ボールボゼッションで相手を圧倒したが、クロスの精度、フィニッシュのアイデア等を欠き、得点を奪うには至らなかった。試合後の会見でも「クロスの精度、中の入り方に課題がある」と前田監督も指摘している。
 
 チーム屈指のテクニシャン秦、スピード豊かな突破力が魅力の伊藤、そして正確なクロスからアシストを演出できる関などをはじめ、能力的には申し分ない選手がそろっている。試合の流れの中で、それぞれの選手が持ち味を発揮できればおのずと結果はついてくるだろう。
 
 このようなチーム状況の中で、前節約1ヶ月ぶりにピッチに戻ってきた、樹森の存在は明るい材料だ。復帰戦でも豊富な運動量で、攻撃陣をリード。相手DFラインの裏のスペースを狙った動きで何度もスタンドを沸かせた。他のFW陣とタイプが違うだけに、パスセンスに定評のある新加入の永井との息があってくれば、新たな攻撃の幅が広がりそうだ。
 
 そしてもう1人、前節久しぶりにスタメンに名を連ねた、磯崎にも期待がかかる。今シーズンは左サイドのユーティリティプレヤーとして、安定した力を発揮していたレフティーの復帰は、左サイドに守備の安定感と攻撃の起点をもたらした。水戸にとって攻撃はたしかに課題だ。しかし、昨年のように約1ヶ月間、得点が奪えないような期間が今年はない。少ないチャンスを生かした効果的な点の取り方、特に2点目をいかにして奪うかが残り試合で勝ち星を上げていくポイントだろう。
 
京都は今シーズン水戸との対戦成績が1勝2分となっている。3試合で奪った得点も1点と、自慢の攻撃陣が水戸の守備の前に沈黙している。昇格争いの大事なこの時期に、2連敗と苦しい戦いが強いられている京都。特に失点の多さが気になるところで、前々節の仙台戦で4失点、前節の湘南戦では2失点を許している。特に仙台戦では、佐藤、萬代らに何度も3バックの間のスペースを突かれ失点を許した。湘南戦でも城定の左からアーリークロスに対し、走りこんだ柿本をフリーにしてしまっている。DFの連携も気がかりな所だが、この2試合の失点はDF陣の問題よりも、中盤の守備が問題のようだ。中盤でのプレスが甘いため、DF陣としてもパスの出所を絞りきれていない。また、ラインコントロールにも微妙なずれが生じ、裏のスペースを突かれるケースが見られた。水戸にも樹森というスペースへの走り込みを得意とするの選手がいるため、この辺の修正ができているかが、勝ち点3を得られるかどうかのポイントになりそうだ。

不安定な守備に比べてタレント揃いの攻撃陣はこのようなチーム状況でも好調だ。中でも崔は23節から32節までの10試合で10得点と絶好調。この崔と田原のJ2屈指の2トップに加え、ベンチにも黒部が控えるなどタレントは申し分ない。仙台戦も1対3から、最後は1点差まで詰め寄ったのは底力を感じさせた。また、湘南戦もあわやという場面を何度も演出した。中盤をある程度支配されている状況でも、2トップで決定機を作ることができるのがこのチームの強み。堅守を誇る水戸の守備をどのように崩すか楽しみだ。

ホームでの勝ちから遠ざかること、4ヶ月。それでも熱心にホームゲームに足を運んでくれるサポーターのためにも、水戸はぜひ勝ちをプレゼントしたいところ。京都は決して楽な相手ではないが、ここで勝てば一気に勢いづく可能性もあるだけに大事な試合だ。水戸の堅守は第3クール、各チームにイヤな相手と印象付けたことは間違いない。史上まれに見る混戦のJ2をより面白くするためにも、昇格争いの渦中にいる相手に一泡吹かせ、水戸はその存在を大いにアピールできるだろうか。

以上

2004.09.17 Reported by 石井要克(韋駄天)



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