9月29日(水)21:00 キックオフ(現地時間)/Stadium Larkin(Johor Bahru)
日本代表 1-0 ベトナム代表
得点者
日:66分 森本貴幸(東京V)
◆Aグループ順位表
1位:日 本 勝ち点9
2位:マレーシア 勝ち点6
3位:ネパール 勝ち点3
4位:ベトナム 勝ち点0
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3戦全勝で1次リーグ1位通過が決まった翌日、早くも準々決勝カタール戦に向けてチームは動きはじめた。ベトナム戦に出場した主なメンバーは芝の上を歩く程度で軽く終え、サブ組はボールも使ったフィジカルトーニングに励んだ。
前日、1-0で辛勝したベトナム戦。誰一人、満足を口にすることはなかった。「(3戦全勝はしたが)内容に不満」とキャプテン増嶋。この試合は1次リーグ通過を既に決めていたため「メンバーに経験をさせ、新戦力を発掘したい」(大熊監督)と、それまでのベンチメンバーがピッチを経験する場となった。それだけに、特にディフェンス陣のコンビネーションの悪さが目立った試合でもあった。中村とともに3試合連続スタメンの増嶋はこう続けた。「ミスが多く、いいところが少なかった。残る3日で修正していきたい」
1次リーグ通過を決めた日本チームは、中3日をおいて準々決勝に臨む。これ以降は一発勝負のトーナメント方式。そして、なんといってもこの準々決勝に勝たない限りワールドユース出場権(今大会の上位4チーム)は得られない。そのためベトナム戦勝利の直後から、準々決勝に気持ちを切り替えたチーム全体から新たな緊張感が生まれている。
ベトナム戦で2戦連続ゴールを決めた森本も然りだ。「点を取れたことはうれしいが、全体にミスが多い」。初めて経験するアジアでの真剣勝負。どんなに騒がれている16歳といえども、去年までの所属は東京Vジュニアユース。国内のトップレベルでやっていても、ここまでのマークやチャージに合うことはなかった。それでも「こういうところでもやっていかないと。相手はガツガツきた。やりにくいことはやりにくいが、それも経験」と冷静。既に目線は次の試合に向けられている。
同じく初先発となった渡邉千真。アジアの真剣勝負を丸々90分経験した高校3年生にも満足の色はなかった。「全然、前線でキープできなかった。森本とのコンビネーションも、近くでやろうと意識はしていたが、いいタイミングでボールも出せなかった」と、反省のコメントが口をつく。けれども、自分に求められているものはわかっている。「激しいプレッシャーの中では、いいタイミングでボールをもらうことを考えている。ポストに入ったら前を向いてキープしていきたい」。次に向けてやるべきことが見えた一戦となったようだ。
選手たちはベトナム戦後、準々決勝の対戦相手となるカタールの試合をテレビ観戦。
「フォワードの足が速い。でも、うちのチームのマルキーニョスと同じタイプ。1対1もやってるので彼を封じると思えば」と水本(市原)。
「キーパー、ディフェンダーが大きいので、平山にあてるだけじゃだめ。中盤で持つことが必要」と考えをめぐらせている。
「基本的に守ってカウンターだけど、気を抜けないのは別にいつものこと」とテレビ観戦後も冷静に話したのは増嶋。彼もまた「平山に集める以外もやっていかないと。そんなに引いてくるわけではないだろうから、サッカーらしいサッカーができる」と策を練りつつ真剣勝負を待っている。
「準々決勝は決勝のつもりでやりたい」と平山。今大会最大の山場まで準備期間はあと2日。準々決勝カタール戦。これに勝利してようやく世界への挑戦権を得ることができる。
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◆次回試合予定
10月3日(日)18:00(日本時間19:00)キックオフ/Stadium Larkin(Johor Bahru)
日本代表(Aグループ1位) vs カタール代表(Bグループ2位)
以上
2004.09.30 Reported by 了戒美子
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