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【J1-2nd:第10節 磐田 vs 新潟 プレビュー】勢いのある新潟に、磐田が意地を見せられるか?(04.10.24)

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10月24日(日)J1-2nd 第10節 磐田 vs 新潟(15:00KICK OFF/ヤマハ)
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 今もっとも勢いのある新潟と、もっとも実力に見合わない順位にいる磐田。対照的な状況にある2チームが、J1で2回目の対戦を迎える。

 アウェーの新潟は、6節広島戦で待望のホーム・ビッグスワンでの初勝利を果たした後は、そのまま4連勝。清水、鹿島といった力のあるチームも下しており、順位も3位(G大阪、市原と勝ち点17で並ぶ)にまで引き上げている。「ここ4試合いい成績をあげているのは、DFが集中力を切らさず頑張ったということが大きい。時間をかけて修正してきたことが少しずつ形となってきて、今、チームがいい方向に進んでいる」と、知将・反町監督も言うように、守備陣には押し込まれても最後まで粘り強く守るという力がついてきた。頑張って耐えていれば、攻撃陣がかならず点を取ってくれるという信頼感も、その集中力を支えているのだろう。そして、攻撃陣もその信頼に応え、勝負どころで点を取って4連勝。非常に良い循環になっている。
 
 その攻撃に関しては、何といっても自慢のブラジル人3トップが最大の武器。強さと高さがあって真ん中で頑張れるオゼアスに、スピードと運動量のあるファビーニョ、エジミウソンが左右から絡む。さらに、左サイドの鈴木慎吾も積極的な上がりを見せ、中央のベテラン山口がゲームを司る。磐田ほどボールを支配する力はないが、カウンターの鋭さは一級品で、きわめて現実的な戦い方で勝利を引き寄せているという印象がある。
 
 過去、J1昇格1年目のクラブで、ファーストステージよりもセカンドのほうが成績が良かったチームはないという。たしかに、これまでの昇格チームは、蓄えてきた勢いと、相手が戦い方に慣れていないということで、ファーストステージでは健闘する例が多かったが、例外なくセカンドでは失速。それがJ1の洗礼でもあったが、反町アルビレックスは、明らかに違う道を歩んでいる。それだけ、チームとして少しずつ積み上げてきたものが、確実に形になっているということなのだろう。

 その新潟をホームに迎える磐田は、神戸戦でようやくセカンドステージ初勝利を挙げた後も、1分1敗と波に乗れず、順位も14位。磐田の魅力である「ボールも人も動くサッカー」が、まだ十分に表現されてはいない。ただ、前節のF東京戦では、田中とGK佐藤をケガで、鈴木秀人を出場停止で欠いて、山西、菊地、大井の3バックにGK岩丸という若い守備陣で臨んだ中、大井の退場というアクシデントがあったにも関わらず、岩丸の好守などでF東京の猛攻を無失点に抑えた。「前半はうまく味方を動かせずにチグハグしたけど、後半は普段通りできた。細かい修正点もあるし、自分自身も修正して次に臨みたい」(岩丸)と、佐藤のケガが長引く今、セカンドステージから加入した岩丸の存在は頼もしい。
 
 ただ、日本代表のオマーン戦にフル出場した田中と福西がともにケガを抱えており、おそらく出場はしてくるだろうが、この2人の動きが重ければ、新潟のブラジル人3トップを止めるのは難しい仕事になる。その意味でも、相手がカウンターに出ようとした場面で、パスの出どころをしっかりとつぶすことが重要になるだろう。また、90分間のスタミナという面で新潟を上回っているとは言えないだけに、いかに相手を先に疲れさせるようなパス回しができるかという点も、大きなポイントになりそうだ。
 
 磐田としては、あとは相手に取られる前に先制点を奪うことが大きな課題。復調の兆しが見えるグラウや、自信をつけてきた前田の一仕事に期待したいところだ。「順位は関係ない。意味のないゲームなんてない。1試合1試合徐々に上がるしかない」(名波)と、勝利への意欲が落ちているということはない。

 ここまでの対戦成績は、天皇杯とナビスコカップを含めて磐田の2勝2分。ただ、現状では両チームに明確な力の差があるとは言えないだけに、新潟が初めて磐田を下してさらに大きな自信をつかむのか、それとも磐田が意地を見せるのか、Jリーグの歴史という大きな流れの中でも注目に値するゲームと言えるのではないだろうか。

以上

2004.10.23 Reported by 前島芳雄

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